旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

湯浅 その3

2009年03月21日 | 旅行記

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   (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

湯浅は醤油と金(径)山寺味噌の町です。金山寺味噌は元々、夏に収穫した野菜を冬に食べるための保存食だったようで、米、麦、大豆に瓜、茄子、生姜、紫蘇を混ぜ合わせ発酵させたものです。

湯浅が醤油の町になったのは室町時代からのようです。江戸時代には紀州徳川家の保護を受け、100軒近くの醸造元があったそうです。

絵は「大仙堀」。往時はこの大仙堀から醤油や金山寺味噌を船積みして各地に出荷しました。