旅の淡彩スケッチ便り

水絵描きと申します。旅と絵を描くことが好きです。国内外を旅行した思い出とともに旅先で描いた絵を載せています。

湯浅 その2

2009年03月14日 | 旅行記

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   (画面上で左クリックすると絵が大きくなります)

湯浅では私の生家に泊まります。父母が亡くなってから10年余が経過して、無住だった家は傷みが激しくなってきています。今のところ何とか雨露を凌げるものの、維持していくだけの力はありません。恐らく私と時を同じくして朽ち果てていくのではと思っています。

絵は「湯浅港」、停泊しているのは全て漁船です。

豪商として有名な紀伊国屋文左衛門が生まれたのは、生家から歩いて5分ほど行った別所という所ですが、彼がこの港から江戸に向けてミカン船を出航させたことは充分考えられます。