桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・9・25

2006年09月26日 | Weblog
ランチを懲りずに再開したことで皆が俺の体を心配してくれる。確かに朝方近くに寝て九時に起きて、十時過ぎから店に出てランチをやって、そして夜は夜で早くて三時頃まで店にいる訳で、時間だけみると還暦近くの桃井に勤まるのかと思えてしまうけど、どうせ店は九時頃まで暇だし、その頃までに行けばいいやと居直ると、ランチのラストオーダーを終えた二時半に店を出てしまえば約七時間の空き時間が生まれるのだ。勿論、その間だって銀行に行ったり、経理事務をしたり、諸々の仕事があるんだけど、仮眠を取ったり、ゆっくり食事をする時間は取ることが出来る。今日も缶ビールを飲みながら豚のしゃぶしゃぶ、シュウマイ、冷や奴、サラダ、蛸の塩辛で優雅な夕食を楽しんだ。それに気の持ちようと云うこともある。夜は仕事だと思わず、遊びに行くつもりになれば気は楽になる。今日もそれまで部屋電でお喋りしていたAに「じゃ、これから飲みに行ってくるから」と電話を切って店に出た。そして店に出れば出たで本当にお客さんのANやT酒造の美人秘書Nさん、マネージャーのSさん、ミュージカル劇団Sの女優Uさんたちと飲んでお喋りしていたら、働いているなんて意識にはならずに済んだ。まぁ、飲み屋のマスターが泥酔してしまう訳にはいかないけど、お客さんにしてみても俺がほろ酔い加減でいた方がいいだろうと自分勝手に思い込むことにする。今日は二時過ぎ閉店。昼間の疲れが夜の店でなくなった。