桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・6・26

2012年06月27日 | Weblog
今日は11時からポルトガル語の授業があったので、日記を書いて風呂に入った後、お皿にご飯を敷いてその上に目玉焼きを二つ、冷凍してあったシュウマイに菠薐草のニンニクバター炒めを添えただけの簡単なワンプレートで食事を済ませて、時間がなくなったので慌てて昨日着ていてソファに放り出していた黒いジャケットを着込んで表に飛び出したのだけど、しばらくしてジャケットの裏ポケットに「桃井」のネームが刺繍で縫ってあるのに気づく。うん?ユニクロで買ったジャケットに刺繍なんか縫ってある訳ないし‥‥と思った途端、そのジャケットが礼服の上着なのに気づく。そうか、暗がりにあるクローゼットから手さぐりで黒のジャケットを取り出したつもりが礼服の上着を取り出して着ていってしまった訳か。ということは昨日一日、カウンターの中で礼服の上着を着てドリンクを作ったりお客さんと話していたということか?誰か気づいたのだろうか?でも、誰にも何もいわれなかったし、俺のファッションなんかに誰も興味がないということか?なんて僻んでみたくなるのは、みんなから最近桃井はモテルモテルと煽てられることが多いのに、実質が全くないからだ。食事をしたり、お酒を飲んだりする相手はみんな昔つきあっていたり、10年以上ご飯だけの関係を続けているsさんで、新しく知り合った女性とデイトなんかしたことは一度もなく、全くモテテません。スタッフのhkに男にもてる方法を教えて下さいといわれたけど、もてる方法を聞きたいのは俺の方だとぼやいたら、65歳になろうとするのにまだモテようとするんですかと呆れた顔をされた気がする。うん、するよ。まだモテテモテテモテテやるよと俺は力強いモノローグ。