桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・6・5

2012年06月06日 | Weblog
去年の11月の末にうちの店を突然やめた●●が、うちの店から歩いて十分もしない処にあるフランス料理店で、その店の営業が終わった後バーをやっていると噂では知っていたが、当人から正式に聞いたのは一昨日の日曜日のことだった。噂の段階ではとやかく言ってはいけないとこの日記に書くのも躊躇していたけど、円満に店をやめて支店みたいに店を開くのならともかく、その店の近所にやめたスタッフが店を開くのは、当然のごとくお客さんを取り合う形になるので業界的にタブーだと言われている。現にウチの店に全く顔をださなくなった常連客が何人かいる。でも、これは客の自由だし、非難するに当たらない。問題はウチの店と●●の店を行ったり来たりしている客だ。●●から時々俺が店で話したことを非難する電話があったけど、これはウチの店に出入りしているお客の誰かが●●の店でそのことを「ご注進」しているからだった。いいじゃない?そんなこと。客の勝手じゃない?と言う勿れ。俺はそういう奴が嫌いなのだ。スタッフがいなくて一人でバタバタしている俺の姿を見て、或いはお客さんが全くいなくて落ち込んでいる俺をみて、その客は面白いのだろうか?それを君が抜けたので桃井はとても大変そうだよとしたり顔で●●に報告しているのだろうか?そういうのって、人間的にとても下品だと思う。店でたまたま隣り合わせた若い女性に言い寄って体に触るより数段上の下品さだと思う。その[容疑者」は何人かいた。でも、それが誰だかは特定できなかった。それに犯人?探しをしてみても虚しく、哀しいだけだ。いつか俺がいう下品さにその人も気づいてくれればいいと思っていた。それなのにその人はその下品さに気づず、どんな犠牲を払ってもその人は伝書鳩をやめるつもりはない様子なのだ。そして今日、その人は俺が夕方その人にしか知らせてない情報を得意気に●●に話したことが分かってしまった。伝書鳩さん、あなたは悪い人ではないと思う。いや,寧ろいい人だと思う。でも、俺はあなたが嫌いです。もうこれ以上ウチの店に来てほしくありません。●COREDOプロデュース・津森久美子ファドライブ『リスボンの夜vol3』ポルトガルギター演奏・西村輝彦、6/24(日)開場12時開演14時・料金3000円 ~ご予約お問い合せはコレドシアター03ー3470ー2252まで