桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2008・9・16

2008年09月17日 | Weblog
夜、店へ行く途中の狭い歩道。前から犬を散歩させて中年男が来た。犬はオシッコをする場所を探しているのか、道の端に寄ってクンクンやっている。そこに背後から若い男の乗る自転車が走ってきた。すれ違う直前だった。犬が突然道の端から反対側に移動しようとした。自転車は咄嗟にハンドルを切って避け、間一髪セーフ。そこで終われば問題はなかった。処が犬の飼い主の中年男が「気をつけろ!馬鹿野郎!」と叫んだ。「何だと?この野郎!」と若い男が自転車を止めて応戦する。「犬が飛び出さないように鎖をちゃんと持ってろ!」「おまえこそ狭い歩道で自転車に乗るんじゃない!」なんてラリーの応酬。一部始終を目撃していた俺からすれば、狭い歩道で自転車に乗っていた若い男の方が悪い様に思う。でも、中年男の方も「馬鹿野郎」はないと思う。俺も自転車で歩道を走ることがあるから分かるけど、若い男にしたって、犬が突然あんなに移動するとは予測してなかっただろう。でも、人は自分勝手な論理や感情で怒ったり、行動したりする。煙草がなくては生きていけない俺が、最近街にある喫煙コーナーでの煙草の匂いが不快に思う様になったなんて、その典型だ。くそっ、どうする?店の分煙対策?