桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・4・3

2007年04月04日 | Weblog
季節の変わり目だからか、卒業入学のシーズンだからか、一月より四月の方が何故か新しい年が始まった気にさせられる。そんな気分に乗じて春物のジャケットと靴を新調。だが、その途端、季節は逆戻りしてしまって、ジャケットたちは出番を失う。まぁ、ファッションに興味のない俺にとってはどうでもいいことだけど。替りにどうでもよくないことに時間を使う。これまで第一月曜日には西沢利明連続公演を、最終月曜日には劇団ギルドの公演をラインナップしてきた『月曜コレドシアター』に、「映芸マンスリー」(5月の第二月曜から)と「桃井章プロデュース」(第三月曜)と云う新しいラインナップを加え、充実を計った。「映芸マンスリー」は雑誌「映画芸術」との提携イベントで、毎月埋もれた秀作映画を上映し、ゲストとのトークを楽しんで貰おうと云う企画で、第一回は去年公開された斉藤久志監督の『ホワイトルーム』。ゲストに斉藤監督とカンパニー松尾さんを予定。「桃井章プロデュース」は、桃井が上映したいと思っている自主映画や、自分の作演出作品を上演していく企画で、4月は藤尾京子監督の『二人の生活』の上映、5月は以前二人芝居として上演した『リテイク』をこばやしあきこさんのひとり芝居にリメイクしたものを予定している。こんなことを書くと、ウチはいつもイベントばかりやっていて、バーの方がおろそかになっている様に見えるかも知れないけど、イベントスペースを活性化させないと、宝の持ち腐れになるばかりか、収益も上がっていかないのだ。今年の11月で俺も60歳、何とかそれまでにはウチのスペースを軌道にのせたい。