桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・4・9

2006年04月10日 | Weblog
朝日記を書こうとしてホームページを開こうとしたら、いくらやってもシステム上のトラブル云々で開くことが出来ない。まぁ、放っておけばいつかつながるだろうと思い直して食事したり、風呂に入って時間を過ごして再度チャレンジ。でも、まだ駄目。そうなると落ち着かない。この日記を書かないと一日が始まらないようにいつの間にかなっている。何度もチャレンジする。しなくてもいい検索をして時を過ごしてまたチャレンジ。まだだ。本当にいらつく。携帯で書いて送ろうとしたけど、途中で嫌になり、またまたチャレンジ。駄目!何故だ!キィボードをメチャメチャに叩きたくなる。気がつけば六時ちかくになっていて、日記を書くのを断念して日曜出勤。本当ならKさんの朗読イベントで使う本を読まなくてはいけないのに、いらだって集中できなかったので、厨房に入ってレンジ周りや床の掃除をすることで憂さを晴らす。お客さんは来週芝居をするT君たちが打合せも兼ねて、ロケハンから五日ぶりに帰ってきた演出家のSちゃんがスタッフと、そして自称ウツ病だと云う脚本家のAが12時前に来て、朝の五時まで。こっちも憂さを晴らしたかったのか、結構飲んで酔っぱらう。部屋に帰ってパソコンをいじったら、ホームページにあっけなくつながって、拍子抜けする。ねぇ、何が起きたの?

2006・4・8

2006年04月10日 | Weblog
厨房で料理をしていて、お客さんが来た気配にカウンターの方を見た時、その若い女性が誰だか分からなかった。まぁ、初老性健忘症の所為もあるし、暗くてよく顔が分からなかった所為もある。料理を作り終えるまでの間、必死に考える。確かに顔見知りだ。それに親しそうに俺に手を振っている。かなり俺になついている。それなのに思い出せない。料理を作り終えて仕方なく彼女の隣に座る。途端、アアッと思う。正面の顔じゃなく、横顔と喋り方で、S女子大を去年卒業して関西国際空港に勤めた筈のSだと思い出す。大学時代はどちらかと云うとボーイッシュだったのに、この一年ですっかり女っぽくなって、見違える訳だ。関空を辞めて東京の法律事務所に勤めだし、近所まで仕事で来たので懐かしくなって寄ってみたと云う。時計が12時を過ぎても飲んでいるから、今夜は徹底的に飲むかと誘ってみたら、「桃井さんに食べられちゃいそうだから帰る」と女っぽく答える。「食べられちゃう」なんてSの口から出て来るとは思わなかったので、ある意味、カンゲキ。そして一年前は思わなかったのに、そう言われると食べたくなるフシギ。でも、そんな俺をカウンターの中からLちゃんが鋭く監視していた。Sを食べるのはちょっと難しいかも知れない。