桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・4・7

2006年04月08日 | Weblog
起きて、珈琲を飲みながら新聞を読んでいる間にハンバーグが食べたくなって、スーパーに買い物に行く。挽き肉に、付け合わせのブロッコリーとフルーツトマト、コーンスープも飲みたくなって缶詰を買う。部屋に戻ると、パン粉を牛乳に浸して待つ。タマネギは炒めない。生のみじん切りを混ぜた方が俺は好みだ。折角食べるのだからフライパン半分位の大きさのハンバーグを作る。生焼けも美味しいけど、挽き肉の鮮度が不安なので蓋をしてじっくり焼く。食べたいと思ってから約二時間。この食べたい物に辿り着くまでの時間が贅沢で好きだ。この時間の贅沢さがなかったら一日が持ちこたえられない。特に今日はTちゃんが休みなのに、25人のパーティが急に入ったし、大手広告代理店H堂のTさんからも美人社員を連れていくから美味い物を用意しておけとのメールがあって、4時過ぎ店に出てからバタバタと動き回る。こんな日は得てして千客万来?になる。JR勤務の傍ら詩人でもあるNさんたち、俳優事務所のTさんとカメラマンのHさん、AN嬢、法律事務所勤務のNさん、久しぶりに来店してくれた中古車ディーラーのSさんたち、制作会社プロデューサーのKさん、近所のMちゃん、脚本家のNさん、設計事務所のMさん、着物姿の女優Kさんなど。11時に終ったパーティの後片付けをお客さんの話し相手になる隙を盗んで済ませた段階でLちゃんも俺もグロッキー。2時過ぎ、Lちゃんが引き上げた後もNさんMさんMちゃんKさんが残って3時過ぎまで。男二人が帰った後も、普段はKさんの女らしさを目茶苦茶に罵倒しているMちゃんが、何故かKさんと話したがって、五時近くまで。巨大ハンバーグを食べておいてよかった。そうじゃなかったらとてもこの時間まで女性二人のお喋りにつきあってはいられなかった。