HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク総会ー被害者と共に

今日は日比谷図書文化館コンベンションホールにてHPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク総会を行いました。総会議決事項の後、HPVワクチン被害者が壇上に上がり支援者を前にして被害を訴えました。支援ネットワーク設立から1年被害者と歩んだ1年を振りかえり、またこれからの1年の活動について確認し合いました。今日は北海道や山梨、静岡からも被害者が駆けつけ地域の連携も確認し合いました。また国会議員も駆けつけてくれて応援メッセージをいただきました。新しい1年のスタートです。

上から目線では被害者の声は聞き取れないー「HPVワクチンについて考える」

今日は日本医師会館大講堂で行われた日本医師会・日本医学会合同公開フォーラム「HPVワクチンについて考える」に参加してきました。子宮頸がんやHPVワクチンに関する専門家が登壇してHPVワクチンの世界の状況やワクチンの安全性、有効性など様々な立場から報告がありました。そこには専門用語で表など数字で固められ被害者の声が反映されたものではありません。医師、専門家は上から目線ではなく被害者と同じ目線にたって考えなければ被害者の声は聞き取れないでしょう。被害者の生の声を社会に伝えていかなければならないと痛感した本日でした。

HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク総会（10月14日）に向けて

今日は10月14日のHPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク総会に向けて配布資料の印刷作業をしました。総会資料と共に活動が分るニュースや様々な意見書なども配布しますので印刷の部数は多くなります。支援者と共に印刷作業をしました。総会の受付や会場の備品などの準備も進めていきます。活動にはけっこう事務的な作業もあるのですが、なかなか表には出てきません。裏方稼業の私にとっては慣れた手つきで作業をするので変人に見られています。

最も弱き者の声を拾い上げる田中正造

「社会の最も勢力なき弱き人々を合わせて強き暴慢を排すること」（田中正造）
「下野の百姓」である田中正造こそ真の「土から生まれたリベラリスト」。

歴史を振り返って苦しんでいる弱き立場の人々共に活動する田中正造の姿は光ります。
明治の足尾鉱毒事件から1世紀過ぎ去った今、被害民と共に活動した田中正造を想い起し社会の中の最も弱き者の声を拾い上げ活動を続けていきます。

大きなものに目が行きがちな社会だからこそ小さな一人ひとりに目を向ける

この世の中は大きなもの大きな数字に目が行きがちでマイノリティ（少数者）は切り捨てられていきます。ほとんどの人は大きなものの中に入っているがゆえに切り捨てていることすら気づきません。大きなレールから外れて小さなものに目を向けると自らも外されてしまうので目を向けることさえしません。小さな社会で起きている社会問題は他人事。大きなものの中にいれば自然とロボットのような動きになって個性が失われていきます。その個性を気づかせてくれるのがマイノリティ（少数者）です。小さな一人ひとりに目を向けることによって個性が引き出せ人間的に豊かになるのです。