製薬企業の労働者で作る全薬会議が厚生労働省交渉を毎年行っています。薬害問題も取り上げて薬害被害者と共に薬害防止のための第三者組織やHPVワクチン副反応問題の解決を訴えました。厚生労働省は項目ごとに担当者が回答しますが、担当者も異動で変わったり形式的な回答を多くみられました。来年は医薬品医療機器法の改正があり、薬害防止のために第三者組織について改正項目に入るかが焦点です。薬害肝炎被害者をはじめ様々な薬害被害者、国民一人ひとりの声が大きくなることによって改正の機運を高めていくでしょう。薬害被害者と共に活動を続けていきます。
どうも現代社会は人を通さずネットを通して情報が氾濫して不信をまねいているようです。街を歩く人々の目はスマホにかじりつくか、忙しすぎるのかせわしく人の目を避けて走り去ります。見知らぬ人に挨拶しようものなら変人扱いです。なぜこんな社会になってしまったのでしょうか。こんな時、辻信一さんのスローライフを思い出しました。もうずいぶん前の本ですが「スローイズビューティフル」私もこの本を手にしたとき、ずいぶんと現代社会に毒されている自分に気づかされたものです。それは自分自身の生活の見直しを求められる本でした。皆、早すぎる社会を追っかけている。そういえば、がん哲学外来の樋野興夫さんも「一周遅れの先頭」といって暇になればお日様が当たって良いものが見えるとーここに見えてくる共通点は、「人間の心の復活」を感じました。日々の気づきに感謝して活動を続けます。
ずいぶん前のNHK大河ドラマ「天璋院篤姫」に出てくる勝海舟のシーンが思い出されます。福井藩主松平春嶽が政事総裁職になった時、勝海舟が松平春嶽を訪ねていくとそこに薩摩藩家老小松帯刀がいて、勝海舟は小松帯刀に対して「薩摩は力で幕府を動かしたけれどそれはよくない。力で人を動かすのではなく、人は心で動かすもの」だと、とても良いシーンで今でも頭に焼き付いています。
さて現代はどうでしょう。今も昔も変わらず、今の政治は数の力で人を動かそうとしています。世間に目を向けてみてどうでしょう。人はインターネットを駆使して情報の力で人を動かそうとしています。数も情報も手段でしかありません。人に通じる心が無ければ人は動かせず、数も情報も無に等しいです。心のこもった行動こそが真の人間の力だと思います。
さて現代はどうでしょう。今も昔も変わらず、今の政治は数の力で人を動かそうとしています。世間に目を向けてみてどうでしょう。人はインターネットを駆使して情報の力で人を動かそうとしています。数も情報も手段でしかありません。人に通じる心が無ければ人は動かせず、数も情報も無に等しいです。心のこもった行動こそが真の人間の力だと思います。
今日は総会後はじめてのHPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク第12回例会を行いました。総会でも確認した支援者の伸び悩みやHPVワクチンを取り巻く様々な状況から被害者支援の活動は厳しい状況に置かれていることを確認しながら被害者との連携と会員相互の連携を深めながら地域での学習会や裁判傍聴、各団体が主催する学習会に参加して人的交流をはかり支援の拡大を目指していくことを確認しました。厳しい状況の中でも被害者の苦しみを思うと前へ進めるしかありません。
昨日は午前中に新宿御苑前近く薬害オンブズパースン・タイアップ東京の薬害エイズの学習会で当時の映像を見ながら被害当事者と話し合いました。午後は東京医科歯科大学で第20回目の薬害根絶フォーラムに参加しようと言ったのですが、会場の席に座るや否や体調不良ですぐにお手洗いへいき席に戻っても体調がすぐれず途中退出してしまいました。夕方帰宅してすぐに床に就いたのですが、夜中も何度か起きてしまい結局朝9時まで寝たり起きたりでした。