笑顔の江川

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明鏡止水

2010-11-30 20:52:18 | 日記
勝海舟の氷川清話に次のようなことが書かれています。
「心は明鏡止水のごとし、ということは、若いころに習った剣術の極意だが、外交にもこの極意を応用して、少しも誤らなかった。
 こういうふうに切り抜けようなど、あらかじめ見込みを立てておくのが世間だけれども、これが一番わるいよ。おれなどは、何も考えたり、目論んだりすることはせぬ。ただただ一切の思慮を捨ててしまって、妄想や邪念が霊智を曇らすことのないようにしておくばかりだ」
実に耳の痛い言葉です。私は日頃から邪念ばかりで失敗ばかりしています。
この言葉は、現代の日本の社会にもよくよく、政治にも、社会にも、よく耳を澄ませて聞かなければならないでしょう。
私も政治・外交のことなど偉そうに言える立場ではありませんが、この海舟の言葉は、今の菅政権の外交にも言える言葉でしょう。
他人のことは誰でも言えますが、私とて同じことで、ついつい邪念が働き、おどおどしてしまいます。
他人のことが気になって自分の生きている社会を他人事のように動いてしまったとき、自分自身も社会全体も土台からぐらぐら揺れてしまうでしょう。心は明鏡止水のごとし。
コメント
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