薬害イレッサ問題で国会要請

抗がん剤イレッサが発売当初から多くの副作用死を出し、その遺族が国と製薬企業を相手に裁判を起こした問題で裁判所は今年、東京と大阪で結審していよいよ来春判決が予定されています。抗がん剤治療は副作用が強く苦痛や命の危険があり他の治療法が無く問題が起きても「しかたがない」と片付けられがちですが、この裁判で遺族の原告さんはそのな片付け方に対して「がん患者の命の尊さ」を訴えています。
イレッサ問題について分かりやすく10月30日の読売新聞に記事が掲載されました。http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=32719
来春の判決を目の前にしていよいよイレッサ問題は大詰め。本日、薬害イレッサ訴訟の原告団・弁護団は衆議院・参議院の厚生労働委員会の各議員のところに早期解決を求めて陳情しました。私も参加しました。熱心に聴いてくれる国会議員もいましたが、まだまだ国会でのイレッサ問題の対応は今一つです。「がん患者の命の尊さ」は社会の誰もが願うことですが、このイレッサ問題が社会の声として国会議員に届いていないように感じました。正にイレッサ問題は、国民の全てが願う「がん患者の命の尊さ」で国民の声が解決の鍵です。国会に国民の声を届けましょう！
薬害イレッサ総決起集会
日時：11月26日（金）午後6時30分～8時30分
場所：文京区民センター３Ａ会議室
参加費：無料
http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/2010-11-26_souketuki.html