笑顔の江川

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尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

全ての一人一人が人材

2010-11-13 21:28:04 | 日記
「ちかごろ世間ではときどき、西郷がいたらとか、大久保がいたらとかいうものがあるが、あれは畢竟、自分の責任を免れるための口実だ。西郷でも大久保でも、たとえ生きているとしても、今ではもはや老耄爺だ。人を当てにしては駄目だから、自分で西郷や大久保の代わりをやればよいではないか」(勝海舟・氷川清話より」
ここに出てくる西郷は、西郷隆盛、大久保は大久保利通ですが、この勝海舟の言葉は今の時代にも言えることでしょう。人は世の中が良かったときの政治家などを期待したりしますが、そもそもが良い社会は自分たち自身で創るもので、だれかが創ってくれるものではないでしょう。国会議員でも選んでいるのは国民で、そのときの政治が良くなければ、それを選んでいるのも国民で、その結果の状況でしょう。自分たち自身が良い政治を創っていくことが大事だと思います。良い人材とは全ての一人一人の素敵なものにあり、その素敵なものを社会に活かすことによって良い社会が生まれてくるのだと思います。自分以外の誰かに良い政治を行ってもらって他人事のように社会に無関心では良い社会にはならないでしょう。
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抗がん剤の医薬品副作用被害共済制度の創設を

2010-11-13 08:37:35 | 日記
昨日、弁護士会館で薬害イレッサ弁護団が中心となって医薬品副作用被害救済制度に抗がん剤を対象にするための勉強会が行われ参加してきました。薬害イレッサ弁護団をはじめ医療問題に関わる弁護士、マスコミ、また国会議員や議員秘書も参加していました。
現在、抗がん剤は医薬品副作用救済制度の対象医薬品になっていません。
医薬品副作用被害救済制度とは、多くの被害者を出した薬害スモン事件をきっかけに医薬品の副作用被害にあった人を国が、医療費、医療手当、生涯年金、遺族年金等を支給して救済する制度で、制度の運用は独立行政法人医薬品医療機器総合機構で行っています。しかし、この制度はあまり国民に知られていないのが現状で救済率も低いのが現状のようです。
がんは、国民の二人に一人なると言われ、抗がん剤治療が増えてきている時代に、抗がん剤を使って副作用被害にあったとき医薬品被害救済制度の適用は受けられないということです。
がん治療もかなり進んできていると言われ、生きられる時代になっても、経済的に生き続けることが難しい時代です。あらためて「生きづらい社会から生きやすい社会」にするにはどうしたらよいか考えさせられました。
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