去年行った「
小網代の森」を思い出しながら、3密を避けて身体が動かせる場所…と思案して、「樹林公園」までウォーキング
環8和光陸橋をくぐって、理化学研究所の裏を抜ける道は人も車も疎ら。
途中の小学校に静態展示されているのは、1934年に汽車製造大阪工場製のC1285。
木更津に配属した後、戦後は長いこと旧・日本鋼管京浜製鉄所に隣接する浜川崎で貨物の入換えなどに使用され、最後は1969年に旧国鉄の大宮工場で野ざらしになっていたのを小学校の関係者の努力で校庭に保存されたそうです。ヘッドマークに「にゅうがく」とあるのがチョッピリ寂しいです…
学校の先に広がる広大な敷地ににょっきり立つのはAFN(American Forces Network、米軍放送網)の送信施設。
近くには司法研修所や新型コロナのクルーズ船の乗客らを一時収容した税務大学など官公庁の研修施設などが並んでいます。
いまは芝生と木々の間にジョギングコース

の広がる長閑な樹林公園ですが、前身は米軍基地の「CAMP DRAKE」で、さらにその前は旧陸軍予科士官学校です。CAMP DRAKEといえば、NHKの「いだてん〜東京オリムピック噺〜」で当初選手村がここに造られる予定だったのが、一転して今の代々木公園になった…なんて話もありましたね
公園からの帰りは朝霞駐屯地の脇を抜けて和光市駅にでたのですが、駅前のトイレが「和光市駅前 トイレ診断士の厠堂」

あとで調べてみたら、ネーミングライツで税金を投入せずにトイレの美化を行ったものでした