緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

家族の幸せって

2007年12月20日 | 家族

家族と過ごしていて
幸せだと感じるというのはどういうことをいうのか・・
何て考えていました。

皆、仲良く、穏やかに過ごしている・・
平穏な時間が過ぎている・・

もちろん、それもよいのだけれど
そういうことだけではないと思うのです。

泣いたり、わめいたりすることもあるけれど
そんなことも
面倒なことも
ぜ~んぶ、ひっくるめて一緒に乗り越える覚悟があって
一つ一つ体験を共にできていることに
よかったと感じられることなんだと思うのです。

な~んて書くと、きっと子供達からは
お母さんはすぐ怒る自分を肯定したくて
そんなことを言ってるんじゃないの~って
言うんだろうな~。


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5 コメント

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そ~ですよねぇ~ (TK)
2007-12-20 22:46:11
まるごと引き受ける!本当覚悟いりますよネ!でも…その覚悟なんて しようと思って するものじゃなく 母性本能と言いましょうか きっとお腹の中で小さな命が芽生えた時に必然的に覚悟出来てるんだと 思います(^0^)/でなきゃ 母は自分の命賭て お産なんかできません(笑)

蛙の子は蛙

うちなんか ちょちゅう 覚悟 強いられ…でも ありまのままをまるごと受け止めるしかない日常です(笑)

今日同僚の二人目の妊娠が明らかになりました(^0^)/おめでとう(^0^)/ でもその小さな命は今ママと共に切迫の危機に曝されています。でもこの時から きっとママはまるごと受け止める覚悟してると信じてます(^_-)-☆
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うふふ・・ (aruga)
2007-12-21 00:06:14
子供だけではなく、夫も・・ね・・
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実感・・ (himawari)
2007-12-21 01:51:38
大学4年の長男は2年前くらいにようやく反抗期が終わりました・・・(物心ついてからず~~と反抗期のような子でした。)警察沙汰などはなかったのですが、あまりにも幼稚な考え方やわがままに温厚な夫が手をあげた事も何度かあります。仕事をやりくりして何度も向き合いました。決して下2人に劣らなかった勉強も中1で辞めてしまったので結局偏差値のとっても低い私立文系の大学に進学しましたし。・・その子も今は学納金以外の費用は寮費から携帯代まで全部奨学金とバイトで賄い、バイト代で下2人にお年玉をくれるようになりました。そして来春地元の銀行に就職します。小さい子からお年寄りまで人との付き合い方は兄弟の中で1番です。
夫と避けずに精一杯向き合ってきて良かったと感無量です。
下2人はそんな兄と私たちのバトルを見て育ったので内部消化してしまったところもありちょっとかわいそうな面もありますが・・・

私の母の痴呆とも同居だったので夫と2人で格闘しました。

そして夫の病気は家族それぞれの立場で乗り越えてきました。

たぶん周りの人達は夫の病気以外は平穏でけっこううまくいっている家族と思ってくださっているよう・・
でも、それなりにあったのよ~~

家事苦手な私に夫は耐えてくれているしね~
ご飯なんかちゃっちゃと作ってるしね~(笑)
エンジニアなのにお寿司まで握ってくれます・・・

今夫と2人で幸せを語りあえています!

ですからとても実感あります。

先生のところも大なり小なりあるという事でしょうか?
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コメントありがとうございます (aruga)
2007-12-21 22:38:44
家族との旅路ですね。ここにシェアしてくださり、ありがとうございました。
今回の記事、ある患者さんとの話がきっかけで書きました。悪い話は隠して涙を見せないように過ごして来た事が、本当に家族だったのだろうかと・・ともに、わめき、苦しんで過ごしたかったと。深い思いです。家族として成熟していくということは、そういうことなのでしょうね。himawariさんのご家族もホント素敵!
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人それぞれ奥深いものがあるのでしょうが・・ (himawari)
2007-12-21 23:43:28
>ともに、わめき、苦しんで過ごしたかった・・

しなかったでない、それができなかった?・・それともそれがその時の自分のがんばり(思いやり)だった?・・いずれにしてもそれなりの何かがあったのでしょうね。。。でもそういう思いやりに言わずとも他の家族は感謝があったのかもしれません・・

でもそういう面では私は夫婦の思いが一つの方向に向き子供の事、親の事、お互いの事に、ともにわめき苦しみ、喜んでこれた事は本当に幸せな事なのだと改めて気付かされました。


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