長男の高校の校長先生の話は、
本当に素晴らしくて、その話を聞きたくて
保護者会に行っていた位でした。
今日、家族と話をしていた時に、
卒業式での校長の話を思い出しました。
もう、何年も前のことですが、
今も鮮明に残っている言葉です。
今まで、あなた方は、
この高校が誇りであったことでしょう。
(卒業したら) どうか、これからは、
この高校の誇りとなってください。
伝統のある学校で、
某大学への進学数は落ちてきてはいましたが、
学生は、本当に学校の名を誇りに思っていました。
それに続く言葉、
この高校の誇りになるとは、どういう意味か。
ふと、立ち止まります。
自分の道を究め、
世に名が知れるようになったなら、
高校に残る学生も教師も、
あなた方を輩出した高校として誇らしく思うでしょう。
そんな意味を
本当に短い一言に凝集させた校長の〆の言葉でした。
唸りました・・・
季節も春めいてきて、
もうすぐ、卒業式の時期となります・・・
最新の画像[もっと見る]
- 一つより二つ、仲間がいると細胞も人も生き生きとする 5日前
- 一つより二つ、仲間がいると細胞も人も生き生きとする 5日前
- 医療者は知っていて欲しい上腸間膜動脈症候群 2週間前
- めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 3週間前
- つらさのマウント:応酬が始まったら・・ 4週間前
- 半夏瀉心湯のこと:明日の外来に活かせそう! 1ヶ月前
- 頑張っているのに誰も褒めてくれない・・と呟いた患者さんへ 1ヶ月前
- タバコが止められない患者さんのこと 2ヶ月前
- 残暑だけど、感染症はどうなってる?:コロナ、手足口病、溶連菌、インフル・・多彩です 2ヶ月前
- 入院料の条件に盛り込まれた「人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進」 2ヶ月前
記憶に残っても、恥ずかしくない態度や言葉・・・私には、ちょっと無理そうです・・
コメント、ありがとうございました。
それぞれの学校で、いろいろあって、今では良い思い出です。
自分の卒業した学校を誇りに思う、と、素直にいえないなぁ、と思っていましたが、娘が同じ学校を卒業して、素直に育っていったことを思うと、今では私も素直に、誇りに思う、と。
学校の先生の言葉って、いつまでも残るものですね。たまに、患者さんから、看護師さんに言われたのよ、と、私が忘れた頃にいわれると、下手なこと言えないなぁ~と、反省してます。
でも、卒業しても、「あの学校は~」とか、いかにも問題学校であるかのように、いい事を言われたことは1度もありませんでした。
いつも、「そうではないのに・・・」と思いつつ、人生の選択の失敗を感じていましたが、ある時、「それでも、あの学校に行ってよかったな」と思ったことがありました。
普段は20分程度の道のりを、大雨で1時間以上もバスに乗っていた時のことでした。
私は間もなく、ある先生の下を離れます。
つい「淋しいなあ~」と思ってしまうのですが、「行かせてよかった」と思ってもらえる仕事が出来ればいいなとこの頃思います。