医師、僧侶でいらっしゃる田中雅博さんは2014年10月膵臓がんと診断され、その後、肝転移がわかりました。栃木県益子町 西明寺の住職でいらっしゃり、普門院診療所をお持ちでもいらっしゃいます。その田中さんの言葉から。
「生きられるいのちは粗末にしたくありません。一方で、自分のいのちにこだわらないようにする。」生きることへの執着、欲を捨てることで死への恐怖をケアし、欲を捨てると言っても死ん . . . 本文を読む
人生には予定していないことが起こります。仕事のギアを上げ、ココから大切という時に、がんがわかった、家族が病気になった、計画通りではない妊娠・・さまざまなことが起こりえます。長期的な漠然とした夢を持ちながら、実現すべきことやしたいことは短期的な目標としても、それすら予定通りにはいかないことがあります。最近読ませて頂いた患者さんのインタビュー記事で、がんと診断されたとき、仕事が順調だったこともあり、キ . . . 本文を読む
先週からの体調不良が一週間以上続き、痰が先行する咳のコントロールとその不快感の症状緩和を自己体験していました。デキストロメトロファン(メジコン)はここぞというほど効かず、結局、市販で購入してきたコデインリン酸塩(鎮咳)10㎎とL-カルボシステイン(去痰)250㎎、メチルエフェドリン(気管支拡張)25㎎を一回量として内服して、随分楽になりました。痰を伴う咳のコントロールは、薬剤単剤では上手くいかない . . . 本文を読む
熊本の地震、心配です。東北の震災では、津波の被害が大きく、流されたか否かといった、生か死でした。熊本は、直下型で、倒壊による負傷者が多く、救急医療物資が不足していくのではないかと思います。熊本地域の方々は、大きな地震が数日間続いていますので、夜も安心して眠れないのではないかとも思っています。1週間ほど前から急性気管支炎状態で、動けなくなってしまったのですが、もう少し元気になったら、献血に行こうと思 . . . 本文を読む
緩和ケアの目指すところを話合うために、患者さんやご家族に、「あなたの大切にしていることを 教えてください」という聞き方をすることが一つの方法として提案されてきました。が・・・どうも、この聞き方、1回で、聞きたいことをキャッチできたと感じられたことがほとんどありません。私自身、こう聞かれてどう答えるだろうか・・と先入観を捨てて考えてみると、家族とか、(疾病を抱えていれば)やっぱり病気を治すこととか、 . . . 本文を読む
(添付した資料は、当院の医事課長がメールで送ってくれたものです。)施設基準上求められる常勤の医療従事者が産前・産後に、産休ととったり、育児休暇や介護休暇をとったとき、同じ条件を満たす医療従事者を複数の非常勤で換算することが4月からできるようになるようです。緩和ケアチームでいえば、専従の緩和ケア医師が育児のために勤務を非常勤として週20時間勤務できそうなら、別の非常勤医師とワークシェアリングして診療 . . . 本文を読む
緩和ケアのTV番組での表現についてこのところ、記事を書いてみて思ったこと。。。FBでは医療関係者とのつながりが多く、ブログではオープンに社会の反応を拾うことができます。同じ記事を両方に掲載してみて、反応の差が結構あるものだなあと感じました。医療者は、もういいじゃないかと言わんばかりにお腹いっぱいの様子が感じられ、社会の反応としては、記事をアップした後も、長くアクセスが続いていました。社会と言っても . . . 本文を読む
大学時代の同級生で小児科に進んだ友人が、医師になって数年した頃、「ダウン症の子ども達って、本当に天使なのよ」って話してくれたことがありました。純粋で、裏がなくて、楽しい時は笑い、悲しいときは泣くけれど、いつもニコニコしていて、本当に素敵なの・・ああ・・なるほどなあ・・って思うことがありました。他の医師にも言われたことがあります。ストレスに強くて、自分だったら、もうダメだと思うような局面でも乗り越え . . . 本文を読む
患者さんが透き通ったように見える時があります。中道というか、どこにも力が入らず、ただ、時をそのまま刻まれる姿。
焦りも感じず、遠くを見るような視線。消え入るような最期を迎えられるその少し前のことが多いような。最近、回診のプレゼンを聞いたとき、何を短期目標にしているのかわからないと感じ、ベッドサイドに他のスタッフと足を運びました。身体所見を取り、一つ、課題を見つけ、さらに、たずねました。どんなこと . . . 本文を読む
2015年12月22日厚生労働省のホームページにアップされました。来年2017年6月で一旦終了するがん対策基本計画。この10年間での75歳未満の年齢調整死亡率の減少率が17%に留まる可能性のため、20%を目指し、加速をつけて3つの柱に取り組んでいくというもの。概要の5つの図をJPEGに変換して、アップしてみました。
(出典)厚生労働省HP
http://www.mhlw.go. . . . 本文を読む
先週、特定共同指導が病院でありました。このブログに特定共同指導について記載があります。 ↓http://www.nakama.jpn.com/index.php?option=com_content&view=article&id=797:2013-12-07-06-22-37&catid=49:2011-10-30-11-42-17&Itemid=110ほぼ同じ流れです。ただ、 . . . 本文を読む
先週の記事に、maekawaさんから、コメントを頂きました。患者サロンで、体の痛みに留まらない、生きていることの辛さを漏らされ何もできないご自身の心の内をお書きくださっています。病院の中で緩和ケアに携わっていると、同じような場面に出会うことがあります。一方で、患者サロンの中でも同じように生きることの辛さ、大変さの言葉をもらし、その言葉に無力を感じられている方々がいらっしゃるということ。このコメント . . . 本文を読む
何年も前、今の職場ではない時、膵臓がんの患者さんを地域の先生から紹介頂き、症状緩和を行いつつ、がん治療を消化器内科の先生にお願いしたことがありました。いつも、にこにこと微笑まれ、痛みのことを聞いても、大丈夫です。薬はちょうどいい感じです・・と、言われていました。知り合いの医師がその患者さんの遠縁にあたり、実は・・とメールを頂くことがありました。自宅では、とても辛そうで、痛みがとてもひどいのではない . . . 本文を読む
UpToDate® で、 デキサメタゾンの全身投与に関する薬剤情報のページを見て。抜管や気道浮腫のときの用い方として0.5 to 2 mg/kg/dayつまり、50㎏の患者さんには最高100㎎/日を使う・・・ええ・・ 100㎎・・・・・がん患者さんへの症状緩和の最大投与量は日本では保険は20㎎まで認められています。原文Extubation or airway edema: Ora . . . 本文を読む
土曜日、便秘のテーマで、消化器内科、腎内科、認知症、緩和医療からは私が参加し、講演会が開催されました。他分野の専門家の話はとても勉強になります。今回、例えば、消化器内科の先生の話では、ラクトバチルスビフィズスなどの、腸内細菌(俗にいう善玉菌、最近は、医学用語的には善玉菌と言ってはいけないそうです・・)を増やす方向に推奨はされないとのこと。要するに、ヨーグルトなどを沢山食べて、腸内細菌(俗にいう善玉 . . . 本文を読む