ども、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団』を観ている江戸です。旧作の方は一応観ているけど、もう25年くらい昔の事なので、かなり内容は忘れていますねぇ。ただ、「面白かった」という記憶だけは残っているので、最後までそれが裏切られない事を期待したい(途中から裏番組を観ていたので、録画した分はまだ観ていない)。取りあえず、のび太がツンデレみたいな台詞を言っていて吹いた(笑)。あと、リルルの裸は有りなんだ……。
さて、今日も昨日に引き続いて『魔法先生ネギま!』の完結記念企画として、単行本の内容を振り返りつつ、連載当時の思い出などもまじえて語ってみたいと思います。
まずは20巻~29巻まで。
●20巻-アーニャ来日。非常に楽しいキャラでしたが、彼女の活躍はこの巻がピークでしたねぇ……。魔法世界でも月単位で行方不明になっていたし……。
そしてついに魔法世界突入で衝撃展開ですが、これでネギを殺す気が無かったというのも無理があるぞ、フェイト……。
●21巻-パーティ分断展開。連載当時は『FF6』みたいだと言われていましたよね。
そして、この頃から茶々丸がエロ担当キャラに……。ゼンマイ巻きはある意味凄い発明だわ(笑)。
●22巻-拳闘士としてのバトル展開となり、ラカンがここで本格的に登場。昔から存在だけは明らかになっていましたが、まさかこんなキャラだったとは……。でも、彼の存在が魔法世界編における最大の収穫であるような気もする。
また、カゲタロウもここで初登場ですが、結局素顔は分からなかったですねぇ……。仮面キャラなのでその素顔については読者も気になっていたと思うのですが、それにも関わらず最後まで隠し続けるなんて訳が分からないよ。
●23巻-ネギが闇の魔法を修得。しかし、何故修得できたのかはイマイチ納得しがたい。後の人間をやめる展開も同様だけど、なにがどうなってそうなったのかという理屈が無くて、結局はネギの心の持ち方次第でどうとでもなっている印象。「全てをありのままに受け入れ飲み込む力」って、それを理解しただけでどうにかなるような技術なのかよよ……と。
そして、アリアドネーでの夕映の話は、個人的には魔法世界編でも一番好きな話。なので、後に再び留学してきた夕映の話をスピンオフにして描いて貰いたいとは思っている。勿論、『魔法探偵夕映』も。
また、この巻から限定版にてODAシリーズが開始。しかし、個人的には期待はずれな第1弾でした。絵を描く人間の目から見ると、明らかに手を抜いているように見える箇所や、作画が変な所がかなりありました。他にも動画枚数が足りないのか、動きが不自然な所もあったなぁ。ただ、今になって冷静に観てみるとそれなりかなぁ……とも思う。
●24巻-フェイトガールズ初登場。今彼女達は何をやっているのだろう……。
あと、「黒い猟犬」とのバトル展開は正直いらなかったなぁ……と思う。ネギに暴走フラグが立っているのだから、読者としても「こんな事で浸食されている場合じゃないのに」と、あまりバトルは楽しめ無かったので、出来れば必要最低限のバトルで済ませて欲しかったなぁ。ただ、パイオ・ツゥの存在は良し。
それとOADの第2弾は前作が売れて予算が増えたのか、かなり出来はよくなった印象ですな。ようやく理想的なアニメに出会えた感じでしたが、正直最初からこれを出してくれよ……と。
●25巻-ほぼ半分以上がフェイト一味とのバトル展開。
そしてOAD第3弾ですが、小ネタ集なのでちょっと印象が薄い。やっぱりある程度の長さのエピソードを1本やってもらった方が面白いのかもしれないなぁ。ともかく、ちょっと満足していなかったので、OAD2期シリーズはスルーする事に。
●26巻-20年前の大戦の回想シーンですが、正直この頃の本編よりも面白かったかも。ただ、最終的にはこの戦いとその後のナギ達の行く末についての全貌が語られなかったので、結果的に描かなくても良かったエピソードなのではないかという気もする。それこそ、「奴は勝った!!(笑)」と同様に一言で済むんだものなぁ……。
そして、この巻から本物の明日菜が連載で1年ほど消える。火葬されたり、130年眠ったりと、なんなのだろうなこのヒロイン……。
●27巻-一冊丸ごとネギVSラカン戦。面白くはあったけど、バトル描写でやれる事はここで全部やってしまった感じ。結果、後にある実質的なラスボス戦ともいえるフェイト戦も、このラカン戦ほどの面白さは出せなかった印象。
●28巻-夕映とようやく本格的な合流。彼女の記憶喪失に関しては、後にもっと大きなイベントで解決すると当時の私は思っていたけど、そんな事は無かったんだぜ……。
そしてゲーデル登場。ラカンとあれだけ戦えたネギがゲーデルに負けるのがなんだか納得がいかない……。ネギか刹那が「斬魔剣弐の太刀」を修得する切っ掛けになるのならばまだ意味があるけれど、結局「斬魔剣弐の太刀」が勝敗を左右するほど役に立ったという描写も無いし……。
●29巻-舞踏大会で古菲と茶々丸、そして夏美の仮契約展開。茶々丸は相変わらずエロいなぁ。
あと、ゲーデルとの再戦展開ですが、正直戦う意味があったのだろうか……。ネギに自らを殺させてでも仲間に引き入れようとしていたようですが、どうにも納得しがたい物がありますねぇ……。
それと、ネギの暴走だけど、ここで一度克服しているのならば以後は多用しなければ良かったと思う。しかし、それからも何度か繰り返すので「またか」と、正直うんざりした記憶が……。
そしては30巻~最終38巻(予定)まで。
●30巻-過去の回想でのアリカ可愛い。しかし、それだけに彼女がどうなったのか未だにハッキリしないのは納得いかない……。だから最後まで描くつもりがないのなら、わざわざ何話も使って詳細に描かなくてもいいから……。中途半端が一番いけない。
そして久々にタカミチ登場。魔法世界に来ていた事は分かっていたけど、直接の登場は年単位ぶりか……。
●31巻-エミリィぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーー!!
あと、ラカンも退場。まあ、彼が健在だと数々の問題を全部一人で解決してしまいかねないしな……。
それと、明日菜がようやく偽物だと判明するのですが、これはこの時まで読者も騙しておいた方がサプライズがあって良かったですよね。しかし、実際には彼女が攫われた直後に種明かしをしてしまったので、非常に勿体なく感じる。
で、結局栞と仮契約した時に出たアーティファクトはどんな能力だったんや……。
●32巻-すぐに敵陣に乗り込むのかと思っていたら、また修行だったり仮契約だったりで一冊消費。この辺の展開の殆どはここに来る前にやっておくべき事だったように思う。なんでラストダンジョン突入前にワンテンポ置いて、読者のテンション下げるような真似をしたのか不可解。もしかしたら、劇場版の公開に合わせて魔法世界編を終わらせる為の調整期間だったのかも。
あと、アリアドネーでの夕映メインエピソードはアニメでも是非とも観たかったので、久々にOAD購入。内容は概ね満足な出来でしたし、アリアドネー組の活躍はこのまま終わらせるのが勿体ないような気がしますねぇ。
●33巻-ザジがついに活躍……と思いきや、実際には姉のポヨ。外見上は見分けがつかないので、今まで登場していたザジの何割かはポヨだったのではないかとの疑惑が……。
●34巻-たぶん、多くの読者が読みたかったのは、万能のネギが一人で全部片付けるのではなく、仲間と協力しながら強敵を撃ち破るパーティーバトルだと思うのですよね。そういう意味では、この巻における夏美のアーティファクトを中心に組み立てた作戦でフェイトを出し抜く展開は理想的だったと思います。
あと、フェイト増殖展開も良いサプライズでしたが、後々同じ様な事をもう一度やっているのは頂けない……。というか、「6」ちゃんの出番をもっと増やして欲しかった。
それと、千雨がデュナミスから聞いた造物主の言葉って結局なんだったのよ……。ここは伏線回収失敗の最たる物だな……。
●35巻-フェイトとのラストバトル展開なのだけど、合間に色々挟んであるので、実質的にはラカン戦よりも内容が薄く感じる。
あと、麻帆良学園に落ちた召喚魔が世界樹に向かっている事については、結局どのような結着がついたのかを描いてないよね……。おそらく、なんらかの方法で造物主の分身を作りだしたのだと思うけれど、その辺の説明が全く無いのがなぁ……。
●36巻-魔法世界編完結。しかし、実質的には殆どの問題が解決もされていなければ説明もされていないので、完結に対する爽快感は何一つ無いという……。せめてここで造物主を完全に倒しておくべきだったとは思う。劇場版公開に合わせるとか訳の分からない縛りをいれていなければ……。
まあ、敵味方の実力者による総力戦だけは面白かったけど、途中から姿が見えなかった敵幹部もいるので、本当に全部倒したのか疑問。
●37巻-帰ってきた日常パート。こういう話がもっと読みたかったなぁ……と思う。まあ、この巻の話はキャラそれぞれのエピローグ的な雰囲気があるので、純粋に楽しめたのかは疑問だけど。ただ、どうせなら全員分やって欲しかったなぁ……。
あと、明日菜が眠らなければならない理由くらいは説明して欲しかった。つか、明日菜を犠牲にしなければならないなんて、ネギの計画は穴だらけやん……(しかも本人には事後承諾の形だし)。
●38巻(予定)-この巻に収録予定分からいきなり伏線回収を放棄し始める。一体裏で何があったのか……。今からでもこの巻を全部無かった事にしてやり直してもいい気がするんよ……。そうすれば名作として終わらせられる可能性はまだある……。
なんにしても、最大の問題はあの生徒名簿やネギの本命を作中で蒸し返した事。それさえ無ければ、読者のそれぞれが都合の良いように解釈して自己完結し、あの最終回もまだ心穏やかに受け入れる事が出来たと思う。名簿に関しては、「読者の多くが望むのならいつか描くかも知れない」という意図があった可能性もあるけれど、情報を出したからには本編で消化するのが筋だわな……。
まあそんな感じ。
そんな訳で1巻から振り返ってみましたが、まだ色々と語れるような気もするし、もう当分いいような気もするし……。
とにかく色々と複雑な想いが有り、ネギま!の完結に関しては必ずしも好意的な受け止め方は出来ないのですが、それでも現在のこのブログがあるのはこの作品のおかげである部分も大きいですし、感謝しなければなぁ……とも。なので、「9年間の連載ご苦労様。楽しい作品をありがとうございました」と、作者や制作に関わった方々に言いたい。
それでは最終巻の発売か関連作品(続編?)の動きがあるまでネギま!とはひとまずお別れです。さようなら~!
じゃ、今日はここまで。
さて、今日も昨日に引き続いて『魔法先生ネギま!』の完結記念企画として、単行本の内容を振り返りつつ、連載当時の思い出などもまじえて語ってみたいと思います。
まずは20巻~29巻まで。
●20巻-アーニャ来日。非常に楽しいキャラでしたが、彼女の活躍はこの巻がピークでしたねぇ……。魔法世界でも月単位で行方不明になっていたし……。
そしてついに魔法世界突入で衝撃展開ですが、これでネギを殺す気が無かったというのも無理があるぞ、フェイト……。
●21巻-パーティ分断展開。連載当時は『FF6』みたいだと言われていましたよね。
そして、この頃から茶々丸がエロ担当キャラに……。ゼンマイ巻きはある意味凄い発明だわ(笑)。
●22巻-拳闘士としてのバトル展開となり、ラカンがここで本格的に登場。昔から存在だけは明らかになっていましたが、まさかこんなキャラだったとは……。でも、彼の存在が魔法世界編における最大の収穫であるような気もする。
また、カゲタロウもここで初登場ですが、結局素顔は分からなかったですねぇ……。仮面キャラなのでその素顔については読者も気になっていたと思うのですが、それにも関わらず最後まで隠し続けるなんて訳が分からないよ。
●23巻-ネギが闇の魔法を修得。しかし、何故修得できたのかはイマイチ納得しがたい。後の人間をやめる展開も同様だけど、なにがどうなってそうなったのかという理屈が無くて、結局はネギの心の持ち方次第でどうとでもなっている印象。「全てをありのままに受け入れ飲み込む力」って、それを理解しただけでどうにかなるような技術なのかよよ……と。
そして、アリアドネーでの夕映の話は、個人的には魔法世界編でも一番好きな話。なので、後に再び留学してきた夕映の話をスピンオフにして描いて貰いたいとは思っている。勿論、『魔法探偵夕映』も。
また、この巻から限定版にてODAシリーズが開始。しかし、個人的には期待はずれな第1弾でした。絵を描く人間の目から見ると、明らかに手を抜いているように見える箇所や、作画が変な所がかなりありました。他にも動画枚数が足りないのか、動きが不自然な所もあったなぁ。ただ、今になって冷静に観てみるとそれなりかなぁ……とも思う。
●24巻-フェイトガールズ初登場。今彼女達は何をやっているのだろう……。
あと、「黒い猟犬」とのバトル展開は正直いらなかったなぁ……と思う。ネギに暴走フラグが立っているのだから、読者としても「こんな事で浸食されている場合じゃないのに」と、あまりバトルは楽しめ無かったので、出来れば必要最低限のバトルで済ませて欲しかったなぁ。ただ、パイオ・ツゥの存在は良し。
それとOADの第2弾は前作が売れて予算が増えたのか、かなり出来はよくなった印象ですな。ようやく理想的なアニメに出会えた感じでしたが、正直最初からこれを出してくれよ……と。
●25巻-ほぼ半分以上がフェイト一味とのバトル展開。
そしてOAD第3弾ですが、小ネタ集なのでちょっと印象が薄い。やっぱりある程度の長さのエピソードを1本やってもらった方が面白いのかもしれないなぁ。ともかく、ちょっと満足していなかったので、OAD2期シリーズはスルーする事に。
●26巻-20年前の大戦の回想シーンですが、正直この頃の本編よりも面白かったかも。ただ、最終的にはこの戦いとその後のナギ達の行く末についての全貌が語られなかったので、結果的に描かなくても良かったエピソードなのではないかという気もする。それこそ、「奴は勝った!!(笑)」と同様に一言で済むんだものなぁ……。
そして、この巻から本物の明日菜が連載で1年ほど消える。火葬されたり、130年眠ったりと、なんなのだろうなこのヒロイン……。
●27巻-一冊丸ごとネギVSラカン戦。面白くはあったけど、バトル描写でやれる事はここで全部やってしまった感じ。結果、後にある実質的なラスボス戦ともいえるフェイト戦も、このラカン戦ほどの面白さは出せなかった印象。
●28巻-夕映とようやく本格的な合流。彼女の記憶喪失に関しては、後にもっと大きなイベントで解決すると当時の私は思っていたけど、そんな事は無かったんだぜ……。
そしてゲーデル登場。ラカンとあれだけ戦えたネギがゲーデルに負けるのがなんだか納得がいかない……。ネギか刹那が「斬魔剣弐の太刀」を修得する切っ掛けになるのならばまだ意味があるけれど、結局「斬魔剣弐の太刀」が勝敗を左右するほど役に立ったという描写も無いし……。
●29巻-舞踏大会で古菲と茶々丸、そして夏美の仮契約展開。茶々丸は相変わらずエロいなぁ。
あと、ゲーデルとの再戦展開ですが、正直戦う意味があったのだろうか……。ネギに自らを殺させてでも仲間に引き入れようとしていたようですが、どうにも納得しがたい物がありますねぇ……。
それと、ネギの暴走だけど、ここで一度克服しているのならば以後は多用しなければ良かったと思う。しかし、それからも何度か繰り返すので「またか」と、正直うんざりした記憶が……。
そしては30巻~最終38巻(予定)まで。
●30巻-過去の回想でのアリカ可愛い。しかし、それだけに彼女がどうなったのか未だにハッキリしないのは納得いかない……。だから最後まで描くつもりがないのなら、わざわざ何話も使って詳細に描かなくてもいいから……。中途半端が一番いけない。
そして久々にタカミチ登場。魔法世界に来ていた事は分かっていたけど、直接の登場は年単位ぶりか……。
●31巻-エミリィぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーー!!
あと、ラカンも退場。まあ、彼が健在だと数々の問題を全部一人で解決してしまいかねないしな……。
それと、明日菜がようやく偽物だと判明するのですが、これはこの時まで読者も騙しておいた方がサプライズがあって良かったですよね。しかし、実際には彼女が攫われた直後に種明かしをしてしまったので、非常に勿体なく感じる。
で、結局栞と仮契約した時に出たアーティファクトはどんな能力だったんや……。
●32巻-すぐに敵陣に乗り込むのかと思っていたら、また修行だったり仮契約だったりで一冊消費。この辺の展開の殆どはここに来る前にやっておくべき事だったように思う。なんでラストダンジョン突入前にワンテンポ置いて、読者のテンション下げるような真似をしたのか不可解。もしかしたら、劇場版の公開に合わせて魔法世界編を終わらせる為の調整期間だったのかも。
あと、アリアドネーでの夕映メインエピソードはアニメでも是非とも観たかったので、久々にOAD購入。内容は概ね満足な出来でしたし、アリアドネー組の活躍はこのまま終わらせるのが勿体ないような気がしますねぇ。
●33巻-ザジがついに活躍……と思いきや、実際には姉のポヨ。外見上は見分けがつかないので、今まで登場していたザジの何割かはポヨだったのではないかとの疑惑が……。
●34巻-たぶん、多くの読者が読みたかったのは、万能のネギが一人で全部片付けるのではなく、仲間と協力しながら強敵を撃ち破るパーティーバトルだと思うのですよね。そういう意味では、この巻における夏美のアーティファクトを中心に組み立てた作戦でフェイトを出し抜く展開は理想的だったと思います。
あと、フェイト増殖展開も良いサプライズでしたが、後々同じ様な事をもう一度やっているのは頂けない……。というか、「6」ちゃんの出番をもっと増やして欲しかった。
それと、千雨がデュナミスから聞いた造物主の言葉って結局なんだったのよ……。ここは伏線回収失敗の最たる物だな……。
●35巻-フェイトとのラストバトル展開なのだけど、合間に色々挟んであるので、実質的にはラカン戦よりも内容が薄く感じる。
あと、麻帆良学園に落ちた召喚魔が世界樹に向かっている事については、結局どのような結着がついたのかを描いてないよね……。おそらく、なんらかの方法で造物主の分身を作りだしたのだと思うけれど、その辺の説明が全く無いのがなぁ……。
●36巻-魔法世界編完結。しかし、実質的には殆どの問題が解決もされていなければ説明もされていないので、完結に対する爽快感は何一つ無いという……。せめてここで造物主を完全に倒しておくべきだったとは思う。劇場版公開に合わせるとか訳の分からない縛りをいれていなければ……。
まあ、敵味方の実力者による総力戦だけは面白かったけど、途中から姿が見えなかった敵幹部もいるので、本当に全部倒したのか疑問。
●37巻-帰ってきた日常パート。こういう話がもっと読みたかったなぁ……と思う。まあ、この巻の話はキャラそれぞれのエピローグ的な雰囲気があるので、純粋に楽しめたのかは疑問だけど。ただ、どうせなら全員分やって欲しかったなぁ……。
あと、明日菜が眠らなければならない理由くらいは説明して欲しかった。つか、明日菜を犠牲にしなければならないなんて、ネギの計画は穴だらけやん……(しかも本人には事後承諾の形だし)。
●38巻(予定)-この巻に収録予定分からいきなり伏線回収を放棄し始める。一体裏で何があったのか……。今からでもこの巻を全部無かった事にしてやり直してもいい気がするんよ……。そうすれば名作として終わらせられる可能性はまだある……。
なんにしても、最大の問題はあの生徒名簿やネギの本命を作中で蒸し返した事。それさえ無ければ、読者のそれぞれが都合の良いように解釈して自己完結し、あの最終回もまだ心穏やかに受け入れる事が出来たと思う。名簿に関しては、「読者の多くが望むのならいつか描くかも知れない」という意図があった可能性もあるけれど、情報を出したからには本編で消化するのが筋だわな……。
まあそんな感じ。
そんな訳で1巻から振り返ってみましたが、まだ色々と語れるような気もするし、もう当分いいような気もするし……。
とにかく色々と複雑な想いが有り、ネギま!の完結に関しては必ずしも好意的な受け止め方は出来ないのですが、それでも現在のこのブログがあるのはこの作品のおかげである部分も大きいですし、感謝しなければなぁ……とも。なので、「9年間の連載ご苦労様。楽しい作品をありがとうございました」と、作者や制作に関わった方々に言いたい。
それでは最終巻の発売か関連作品(続編?)の動きがあるまでネギま!とはひとまずお別れです。さようなら~!
じゃ、今日はここまで。
>ネギまって無理矢理ハッピーエンドにしたと言う人が居ますが、贔屓目に言ってもビターエンドですよね。
事実上、読者視点では何一つ問題が解決していませんしねぇ……。
>恐らくは、ネギがプランを考えた時の情報では明日菜が人柱になる事なく、テラフォーミングを行うつもりだったんでしょうが、
かもしれませんが、結局考えが甘かったという事になるのでしょうね。
>この4人、特にまだ眠り続けている明日菜の登場の可能性も高いと思っています。
むしろ登場してくれないと盛り上がらないような気もします。そういう意味では、登場しなくても済む状況の方が作品としては安泰なのでしょうが……。
確かに明日菜が未来から帰っては来ましたが、この時代の明日菜は結局は人柱となるしかない訳で。
まぁ、明日菜自身は魔法世界編のラストの描写を見る限りはネギのプランとは関係なく、眠りに付かなければならない事を理解して居た様ですが。
恐らくは、ネギがプランを考えた時の情報では明日菜が人柱になる事なく、テラフォーミングを行うつもりだったんでしょうが、結果としては時間は思って居たよりは長かったとは言っても余裕とは言えなかったのが、明日菜もリライトで魔法世界を再生した事がトドメとなったのでは?と思っています。
次作のUQホルダーの第一話のカラーページの3-Aメンバーには刹那、真名、明日菜、ネギなど人より寿命が長い面子が居なかったり、ネギまから100年経つか経たないかの時代の様なのでこの4人、特にまだ眠り続けている明日菜の登場の可能性も高いと思っています。
そう言えば、超はUQに置ける刀太の立ち位置にあるキャラクターですが、超の世界ではネギは刹那と結ばれた可能性が非常に高いと言われている事も考えるとこれらの事が今後、生かされるのか楽しみだったりします。
>と復活宣言をしてくれています。
正直、続きを描くつもりがあるのなら、ここで終わらせる必要があったのか……とも思います。
>38冊まで買ってしまったのですからこのまま終わりは嫌です。
確かにそうなのですが、一度このような終わり方をした以上、再び同じ様な事が起こらないとも限らず、私は純粋な気持ちでは続編を期待する事はできないですねぇ。
作者コメント
38巻をもって一旦終了となります。
と復活宣言をしてくれています。
あと編集の仕方で354時間目以降を複数あるうちの一つのENDという具合に持っていたのは、なるほどと思いました。
復活したらやはり買ってしまうんだろうなぁと自分では思います・・・・38冊まで買ってしまったのですからこのまま終わりは嫌です。
しかし本来なら100巻こえるらしいですが、そこまでの長期連載は無理ということなんですかね?
>10~13巻 学園祭編初期と武闘会編の3冊。世界樹の魔力により狂ったネギにアスナがキスされた時は爆笑しました!
「しばらくそのままでお待ち下さい」の画像は前半では屈指のギャグでしょうね。
>なぜここまで急速に話を進めたんでしょうか?
色々と理由は考えられますが、去年の震災などに直面して、なにかしらの心境の変化があったのかもしれませんねぇ。いつ何が起こるか分からない世の中ですから、それが理由で未完で終わる可能性も考えて、それならば何らかの形で一区切りつけておいた方がいいと考えた可能性もあります。
>本当にこの作品に出合えてよかったです!
そうですね。この数年間は基本的には楽しませて貰いました。
1~19巻のコメントもさせていただきます。
1巻 全てはここから始まった!
2~3巻 今後の主要キャラクターとなるヒロイン達の具体的な個性が分かり始めた2冊ですね。そしてネギまという作品がバトル展開へと進んで行った2冊でもある!
4~6巻修学旅行編 自分が何より驚いたのは京都神鳴流の登場です!映画でネギまに興味を持つ何年も前からラブひなは好きだったのでクロスオーバー?展開は興奮しました!
7巻~8巻 修行、強敵との戦い、そして新たな仲間が出来るといった少年漫画の王道を行く展開でしたね。
9巻 学園祭準備編の1冊。後の出番は極めて少ない四葉五月、ハカセがメインの話が収録されている貴重な1冊でもあります。この時、青年姿になったネギを見た亜子の話が解決するのが32巻になるとは誰が考えただろうか?
10~13巻 学園祭編初期と武闘会編の3冊。世界樹の魔力により狂ったネギにアスナがキスされた時は爆笑しました!
武闘会編も中々面白かったです。
14巻夕映&ノドカ&ネギ!恋のトライアングル編
個人的に気まずい雰囲気は苦手なので初めは入りにくかった1編ですがネギまを何度も読み返している内に段々と入り込める様に成って行き、今ではお気に入りの1編です!
15巻~18巻 楽しい学園祭は世界の歴史の命運をかけた戦いへ! そして学際は無事?終了し物語はここにて大きな区切りを迎える。
19巻~20巻 第2部突入! 大長編たる魔法世界編への準備期間の話ですね。
そして20巻のラストで物語はあの壮大な魔法世界編へ・・・!
21巻~36巻 遂に魔法世界編へ!
実に壮大な大長編でした!
修学旅行編も学際編も素晴らしいですが自分の最大のお気に入りはやはりこの魔法世界編です!!!
37巻~38巻~完結
第3部突入!・・・というより完結編
急速に話を進めたせいか、微妙な感じが残る・・・
なぜここまで急速に話を進めたんでしょうか?
もしかして打ち切りか?それとも赤松先生がネギまを描くのを飽きたのか・・・?
一体全体、どんな事情があるのでしょうか?
・・・と、一通り書かせていただきました。
ラスト辺りの展開に関してはひとまず横に置いておいて、やはりネギまは何度読み返しても実に面白い作品ですね!
本当にこの作品に出合えてよかったです!
>週刊少年誌における長編の話の構成って大変なんでしょうね。
毎回山場を作らなければなりませんからねぇ。
>次作はどうするのでしょうか。同人もしくは個人で出版社立ち上げて新説or真説 ネギま!とか?
とりあえず、web漫画は好きではないので、そちらでやったら私は完全にスルーします。
>5月にはネギま!オンリーイベント図書館島の休日があります。
えっ、まだやっているんですか。同人ショップだと10冊くらいしか委託してないから、もうそんな勢いは無いかとばかり……。
あー……おわっちゃったなーという感じでいっぱいです。
週刊少年誌における長編の話の構成って大変なんでしょうね。
アンケートによっての路線変更もあるでしょうし。
次作はどうするのでしょうか。同人もしくは個人で出版社立ち上げて新説or真説 ネギま!とか?
5月にはネギま!オンリーイベント図書館島の休日があります。月詠本有るといいのですが。
>ネギのアーティファクトはラカン戦限定と明記されていて、ラカン戦後に契約も解除したとあったと記憶しているのですが?
そうです。しかし、世界の危機が迫っている時に、その便利なアイテムを活用しないのはおかしいのではないかという話です。だから結果論ですが、ラカン戦に限定させる事は無かったのではないかと。
>その上に、予想通り根性で存在し続けていますし。
でも、本来の黄昏の姫御子としての人格は明日菜の人格によって内面に追いやられたままで、そちらには救いはないのですよね。それならば、人格を分けずに、明日菜としての精神的な成長と、ごく普通の一般人としての生活の中での忘却で、重い過去の業を乗り越えていった方が良いのではないでしょうか?
>ネギのプロジェクトですが……最初は自分を使うつもりだったとか、想像の域を出ないですが、そう思えたりもします。
その可能性もありますが、結局明日菜を使っているという事は、ネギの計画が甘かったという事の証明なのでしょう。
>ただ、そもそも何故人身御供が必要だったのかが明らかにされていない為、結局他の伏線同様、なんだかなぁで終わりそうですが。
ハイ。作中で答が出ない以上、いくら考えても自分を納得させる事しか出来ないのですよねぇ。
>例えばクウネル、3歳のネギを助けたのは彼でしょう、恐らく。
今出ている情報で判断する限りは、それが最有力でしょうね。
ネギのアーティファクトはラカン戦限定と明記されていて、ラカン戦後に契約も解除したとあったと記憶しているのですが?
まあ、確かにあれば恐ろしく有用なアーティファクトだと思いますから、あって欲しい気持ちは分かりますが。
で、明日菜って結局アスナ姫の、魔法によって作られた多重人格と言う辺りが、一番単純な解釈ではないかと。
多重人格であれ、人並みの時間存在すれば、それはそれで、黄昏の姫巫女である事を抱え込んだままより悪くないと思いますし。
その上に、予想通り根性で存在し続けていますし。
アリカやネカネ、ネギとの親戚関係は……公式に謎なんでしょうね。
ただ、オスティア王家が長命種族でない限りは、仰る通り血が近くはないと思います(直系の可能性はあると思いますが)。
ネギのプロジェクトですが……最初は自分を使うつもりだったとか、想像の域を出ないですが、そう思えたりもします。
オスティア王家の造物主の血を引いて、力も闇の魔法で獲得しましたし。
そう考えれば、明日菜に無断で事後承諾な穴だらけの計画に見える点が違ってくる様な?
(フェイトの協力が必要と言った点も、自身は眠りに就く為と考えれば意味を増す様な?)
ただ、そもそも何故人身御供が必要だったのかが明らかにされていない為、結局他の伏線同様、なんだかなぁで終わりそうですが。
その辺が正しいとすれば、ネギが明日菜に告げた本命も、嘘の可能性がありそうな?
(この作品、嘘情報も多いですし。
例えばクウネル、3歳のネギを助けたのは彼でしょう、恐らく。
でないと、10年身動き取れていないと言う割に、ネカネやアーニャをコピーできている点が説明し難いかと。)
その点で言えば、明日菜が本命だったけど、眠りに就かせる(就かせた)以上は言えないとか、可能性は0でない気が。
まあ、クラスメイトなら、いいんちょか木乃香な可能性が高い気もしますが。
(明日菜の一周回ってとか言う台詞で、千雨の可能性よりいいんちょや木乃香が可能性として上な気が。)
もちろんこれも、明かされない事柄の一つな訳ですが……
本当、37巻にある38巻で全て明らかになると言う作者の言葉。
作品を気に入っていただけに、このまま出て、後々にもフォロー無しなら訴訟ものだと思いさえします。
では繰り返し失礼しました。
>ここでのネギま感想がもう見れないと思うと
寂しくなるなー
なんだかんだで、このブログの開設時からやっていますから、私にもこれから大きな喪失感がわいてくるかもしれませんねぇ。
>魅力ある脇役達が数年後にどうなったかについての方が気になります
文章での説明でなければ、まだまだ色々と描ける事はあったでしょうね。
エレイピア 様
>豪華完全版とか何とか言って……
前例はあるけど、そっちはネギま!と違って作者自らが終わらせたのとは違う感じですしねぇ……。果たして、(少なくとも表向きには)作者自らが終わらせた作品に対して、これ以上描くつもりがあるのかどうか……。
>それでも、色々ともう少し何とかできなかったのかと読者に思わせてしまう時点で、プロとしてどうかと思います。
病気とか言うのならまだ納得できるのですがね……。
CB 様
>今考えると夏休み~の一連の展開がコミックの半数を占めていたんですねぇ
その半分くらいで良かったですよね……。
>少年漫画的に言って再登場の仕方はインパクトもあり面白かったですね~
その後のバトルでしっかり締めてくれれば良かったのですが、長期化してダレちゃったのが残念です。
>フェイトは実は創造主の力でめちゃくちゃ強くなってるよ!と描写を挟んでくれたら……
ネギがラカン戦の時よりも確実に強くなっているので、フェイトに負けるというイメージは全く持てませんでしたよね。
>世界を救う戦いなら打てる手は全部打とうよ!と
ネギのアーティファクトは便利すぎたとは思いますが、それだけに造物主戦で有効活用出来る展開にしておけば良かったと思います。
>と言うか終始ネギしか描写されず刹那vs月詠とかの因縁の対決も描写薄めだったり
正直、月詠が再登場した意味がありませんよね。魔法世界で最初に激突した時に結着をつけるくらいでも良かったのに。で、その後は刹那の足止め役として登場したとしても、バトルを端折っても問題は無かった筈ですし。
>アソコの明日菜復活の流れで決着した方が良かったと
ですよね。造物主が本物だという展開でも、もう2話くらい使えばなんとかなっていた気がします。そして、ナギ救出後に彼から色々な真実を聞き出して魔法世界編終了なら、そのまま最終回に行っても良かったくらいなのに……。
>結局、彼女の中では黄昏の姫巫女の記憶やらどう処理したのか?
そもそも別人格とかにする意味が分からないという……。
>とりあえず、まさひろさん総評お疲れ様です
お付き合いありがとうございました。
アクア 様
>いつもネギま!のご感想、楽しく拝見しております。
ありがとうございます。
>明日菜はアリカの妹だったのでしょうか?
明日菜は少なくとも100年以上生きているので、アリカも同じくらい長命という事でないのならば、アリカの先祖の誰かと姉妹という事になるのだと思います。
初めまして。こんにちは。
アクアと申します。
いつもネギま!のご感想、楽しく拝見しております。
突然ですが、未回収の伏線(かどうか分かりませんが…)として、明日菜はアリカの妹だったのでしょうか?
もし仮にそうだとすると、ネギと明日菜は叔母と甥という関係になってしまうのではないかと思うんです。
江戸様はどう思われますか?
失礼致しました。
……先日まさひろさんがコメント欄で仰っていた通り、冬休みと分けても良かったかもデスね(汗)
>ラカン戦
多分私的に二部の最大のピークです。ただ、言われてみると納得しましたが『やれることは全部やった』かなこそ面白かった訳で
ネギ自信のアーティファクトをココで使って良かったのか……と思いました
>VSフェイト一連の流れ
少年漫画的に言って再登場の仕方はインパクトもあり面白かったですね~
結果的に夏休み長期化の最大の戦犯でもあるんでアレですが(汗)
>強さ関係
フェイトは実は創造主の力でめちゃくちゃ強くなってるよ!と描写を挟んでくれたら……結局、ラカン>フェイトと明確に描写があり
ラカンに使った反則技もネギには効かないと言う……あと上でも書きましたがネギのアーティファクを使わないのも微妙デシタね
世界を救う戦いなら打てる手は全部打とうよ!と
>みんなが求めているのは協力して戦う姿
激しく同意します。
と言うか終始ネギしか描写されず刹那vs月詠とかの因縁の対決も描写薄めだったり
助っ人の学園長等の活躍もちょっとだけだったり
パイオツーのパーティーとの戦闘だったり
ネギの活躍を描くために色々犠牲になってしまったな……と
デュナミス&Fガールズを楓達がフェイトはネギとタイマン
学園長達も必殺技の描写位してくれてたら(直後に再生した幹部をエヴァの大魔法で倒す)
>創造主との決着
情報が出る度に何でアソコで流したのかと、最終回の情報から『皆の絆でその時奇跡が起こった!』ならアソコの明日菜復活の流れで決着した方が良かったと
超がその場に居なくとも絆さえ有れば特に問題無かったみたいだし……
>暴走&描写不足
暴走は確かにしつこかったですね……あと気になったのは明日菜の内面
結局、彼女の中では黄昏の姫巫女の記憶やらどう処理したのか?大事な部分だと思うのですがスルー ……やはり映画関係で先延ばしやらがあったと思うんですが、ソレにしたって(汗)
結局、色々大事な部分をぼかして終わるネギま!……正直9年間確かに色んなモノをくれたことには感謝しています
ただ、同時に赤松先生への尊敬の心もこの投げやり展開を見ると……とりあえず、まさひろさん総評お疲れ様です
……と言うか、商業的にそう言う方針もあったりして?
豪華完全版とか何とか言って……
まあ、それでも内容次第では私は買いますが。どのみちここまで付いて来た訳ですし。
それでも、色々ともう少し何とかできなかったのかと読者に思わせてしまう時点で、プロとしてどうかと思います。
まあ、本来のターゲットな筈の「少年」には(にしてはえっちぃ描写が多々あった様な……ラブひなの頃もそうだったのでしょうか?)面白い物語だったとだけ映っているのかも知れませんが。
変則的な睡眠になっている為、おかしな事を書いているかも知れませんが、まあ、本編の内容程ではないと思います。
いえ、それだけ期待していた訳で……
ホント、38巻リライトしてくれないかな?
では失礼します。
寂しくなるなー
38巻を白紙から書き直す考えには同意です
自分的にはナギとのバトルとかネギの本命よりも
魅力ある脇役達が数年後にどうなったかについての方が気になります