先日、エジプト暴動とパンの話を新聞記事で読んだ。
エジプトではパンを1枚日本円で約65銭で配給所で購入することができる。これは政府が補助金を出して製パン業者に安く小麦粉を卸しているためらしい。しかし、業者がこの安く仕入れた小麦粉を横流ししてかわりにトウモロコシ粉を混ぜたパンを売っており、これが固いため市民が不満を持ち、それが発端となって暴動がおきたとか。実に恐ろしきは食べ物の恨みなり。
そして、その記事にはトウモロコシ入りのパンを粗悪品と書いてあったように覚えているが、
それはまさに「貧乏人はトウモロコシを食え」と言ったところか。
昔、日本でも
「貧乏人は麦を食え」と言って問題になったことがあったらしいが、そうなると理論的にはトウモロコシ、麦、米の順に高級なんだろう。
もしそれが事実なら日本人はとても高級な物を日常に食べていることになるし、トウモロコシ入りの無発酵パン、トルティーヤを食べているメキシコの人はとてもまずいものを食べていることになってしまう。
トルティーヤおいしいと思うんだけどな。どこが変だ。
トルティーヤのレシピ
本来ならばトウモロコシの粉を石灰処理してつなぎをよくしたマサという粉を使うのだが、
マサが一般的に手に入らないのでつなぎに小麦粉を使う。
小麦粉を使うので高級品かもしれない。
コーンフラワー 100g
ウーヴリエ 300g
水 260ml
塩 3g
ベーキングパウダー 3g
キッチンエイドでよく捏ねて30分以上寝かせる。
40gに分割、できるだけ薄く円盤状にのばして熱したスキレットで両面焼く。
薄くのばせると膨らんで柔らかくおいしくなる。
エジプトではパンを1枚日本円で約65銭で配給所で購入することができる。これは政府が補助金を出して製パン業者に安く小麦粉を卸しているためらしい。しかし、業者がこの安く仕入れた小麦粉を横流ししてかわりにトウモロコシ粉を混ぜたパンを売っており、これが固いため市民が不満を持ち、それが発端となって暴動がおきたとか。実に恐ろしきは食べ物の恨みなり。
そして、その記事にはトウモロコシ入りのパンを粗悪品と書いてあったように覚えているが、
それはまさに「貧乏人はトウモロコシを食え」と言ったところか。
昔、日本でも
「貧乏人は麦を食え」と言って問題になったことがあったらしいが、そうなると理論的にはトウモロコシ、麦、米の順に高級なんだろう。
もしそれが事実なら日本人はとても高級な物を日常に食べていることになるし、トウモロコシ入りの無発酵パン、トルティーヤを食べているメキシコの人はとてもまずいものを食べていることになってしまう。
トルティーヤおいしいと思うんだけどな。どこが変だ。
トルティーヤのレシピ
本来ならばトウモロコシの粉を石灰処理してつなぎをよくしたマサという粉を使うのだが、
マサが一般的に手に入らないのでつなぎに小麦粉を使う。
小麦粉を使うので高級品かもしれない。
コーンフラワー 100g
ウーヴリエ 300g
水 260ml
塩 3g
ベーキングパウダー 3g
キッチンエイドでよく捏ねて30分以上寝かせる。
40gに分割、できるだけ薄く円盤状にのばして熱したスキレットで両面焼く。
薄くのばせると膨らんで柔らかくおいしくなる。
私はコーン好きだし、トルテイーヤも好きです!フェボスランチェラスを、本場で食べてみたいわー。。。
だいたい、NYにおいしいパンなんて売ってないじゃんかっ!コーンを見下げる理由がどこにあるっていうのかしら?
先日、日本の雑誌にも載ってると、店先に記事を貼ってたオシャレな店でパンかってみたけど、おいしかったけど、次の日は「あれ???食えん!」って、思っちゃいました。そういうわけで、最近はご飯たいてます。
でも、そのアルゼンチン系アメリカ人の言うコーンは下品、裏返せば小麦粉は高級はそれだけではないような気もします。
以前、フィリップ・ビゴさんの本に
「私たちフランス人にとって小麦は神聖な食べ物だ。小麦から作られるパンは単なる食べ物ではない。キリストの体なのである。」といったようなことが書いてありました。小麦から作られるパンはキリストの体で葡萄酒がキリストの血で、両方とも神聖なものとの認識が幼少期から深く心に刻まれていたら、きっと小麦は高級でコーンは低級という考えにいたるのかもしれません。もしかしてそのアルゼンチン系アメリカ人は無意識のうちにそういった認識をしているのかもしれないと思っています。