東京馬込の DOX が閉店するまで1週間となった。
ご愛顧頂いた皆様に心から感謝すると共に、
千葉県富津市のサザンバレーに移転することで
ご迷惑が生じる方々にお詫びを申し上げたい。
「有難うございました」そして「ごめんなさい」。
ホテル DOX も順調に仕上がり、
あとは炊事場とシャンプー台を設置するのみとなった。
「古き良きアメリカ」と言うにはそこまで古くないが、
それでもアーリーアメリカンの雰囲気十分な室内の家具類。
壁を白く、家具にオイルステインを塗ることでビンテージ感がアップした。
ただ今、リュータロー&ミズキのキッチンとなるハウスを改装中。
古くて危険な電気系統を全て新しく引き回すのは非常に大変な作業だ。
新装開店が目前なのに、目下の課題は
「げ〜っ! ウッドデッキを作る日数が足りないっ!」〜ということ。
これだけ大量の木材で作るデッキには最低でも1週間はかかる。
それでも、それをヤルのが DOX 土木部の真骨頂です💙
話は変わるが、昨日、《DOX 日記》を読んだ。
「吠えグセが止まらないご愛犬」についてのリュータローの投稿だ。
何かと「BOSS の2代目のリュータロー君」〜という宿命を背負った彼は、
あれでも、皆様には極めて気を使って発言&行動している。
その彼が、「吠えグセが止まらないご愛犬」の話題を取り上げたと言うことは、
それなりに考え抜いての発言だとご理解願いたい。
きっと、グッと年齢が上で、おっかなそうな私には直接言えない事案も、
リュータローになら気軽に話せる方々も多いわけで、
「吠えグセ・・・」もしくは「攻撃的・・・」に関しての、
それなりの件数のご報告を受けているからに違いないし、
そうした現場の現実を、私も決して知らないわけではない。
と言うより、執拗に吠えまくられたり、
実際、歯を当てられることも少なくない。
〜で、若いリュータローでは言えない「その次の話」は、
ここはやはり私がハッキリと言わなくてはならないと思う。
「吠えグセが止まらないご愛犬」のオーナー様には、
絶対に確実に、一つの共通するパターンがおありになる。
それは、
「大声で叱るが、決して厳しい行動には出ない」
〜ということ。
「〇〇っ! 吠えないーっ! 」と大声で叱っても、
「〇〇っ! マテっ!」と追いかけても、
ご愛犬が落ち着くことも、捕まえることもできないパターン。
私は常々申し上げて来た。
「オスワリ」ができなくたって、「フセ」ができなくたっていい。
そんな「芸ごと」なんて穏やかな暮らしの中のオプションでしか過ぎない。
兎にも角にも、「マテ」が確実にできなければ、
たとえ柵の中のドッグランであってもリードを離してはならないのだ。
「マテ」さえ確実にできれば、全ての危険から回避できるのだから、
「マテ」はオーナー様が犬のリードを解き放てる最低条件である。
オーナー様が大声で叱る姿は、私からは「煽っている」としか見れないし、
「マテ」が効かないご愛犬は、完全にオーナー様を舐めていると断言できる。
「マテ」は日常の生活の中で、決して途中で諦めてはいけない躾であり、
ドッグランなどのノーリードの場面を利用して何度でも確認しなければならない。
「マテ」さえ完璧ならば、「吠えグセ」や「攻撃的」になりかけた瞬間に制止できる。
まずは「マテ」で抱きかかえ、マズルをきつく握って耳元で「イ・ケ・ナ・イ」と
静かな小声でささやけば宜しい。
私は断じて言わせて頂く。
「吠えグセが止まらないご愛犬」の行く末は、
かなり確実に「他犬なり人を噛む」と言うことだ。
その事実や実名を公表するつもりは毛頭ないが、
すでに「危険犬」として認知されているご愛犬は少なくない。
圧倒的に多くの方々は、せっかくの休日と大切な穏やかな時間を、
ご自分やご愛犬に甘いオーナー様のせいでブチ壊されたくないのである。
“SV” を運営する側にとって、「危険なワンコが存在する」と言うことを
書くこと自体、大きなリスクを伴うことだとご理解願いたい。
「SV” には野犬がいる」なんて噂は絶対に嫌だ。
それでも、”SV” が静かで穏やかな空間であることを最大の目標としている
私たちスタッフにとって、このお話は避けて通れない課題なのである。
平和を取り戻すために、今後はスタッフが直接ご注意申し上げることもあるし、
オーナー様の対処や結果によっては「一時退場」をお願いするかもしれない。
それがお気に召さなくても、少なくとも私はしょうがないと考えている。
「私じゃダメなんです。 どうすれば良いですか?」と頼られても、
もちろん方法はお教えするが、ご愛犬の家族なのは貴方であり、
貴方がヤラなきゃダメなんである。
最後に。
私たちスタッフでは見切れない「事件」の瞬間も多くある。
「人や他犬に吠えまくるワンコ、噛むワンコ」
「他犬を執拗に追いかけ回すワンコ」の実態報告はいつでもお聞きします。
決して「言いつけ」とは解釈しません。
“SV” を愛するが故のご報告として受け取らせて頂きますので、
目に余る無法行為がありましたら何なりとスタッフまでお伝えください。