ホイールローダー

木更津の市川農園は、"SV" に植えた大量の
ワシントンヤシでお世話になった植木屋さん。
今日は、この春に必要になる植木の件で会いに行った。
でも、本当の理由は他にある。
先日、市川農園に遊びに行った時、
私は納屋の軒下にヒッソリ佇む「ホイールローダー」に目を付けていた。
社長の話では、「もう一回り小さい方が使い易い」とのことで
新車のホイールローダーを購入したらしい。



さて、新しいユンボを納入したばかりの私だが、
今までのユンボで一番小さいから、土や砕石を移動する
「排土板」も小さく、仕事量が極めて少ない。つまり、時間がかかる。
ユンボはバケットで穴を掘るものだが、
"SV" では敷地や道路を平らにする排土板を
使う比率の方がはるかに大きい。
このホイールローダーは巨大な排土板が付いたブルドーザーのようなもの。
さらに、刈った草を片付けたり、芝張りの砂を運ぶにも重宝する。
これが手に入れば、次の購入計画にあった軽トラダンプを買う必要もない。

「どうよっ！」とばかりにパフォーマンスを披露する市川社長。



私は「社長の提示した金額の半分なら買えるかも？」と思い、
市場価格をはるかに下回る提案をためらった、が、伝えた。
それも、半金を支払って、あとは「あるとき払いの月払い」。
即座に帰ってきた答えは、「うん、いいよ」。
千葉の人って、なんて人が良いのだろう！

早速、アメリカンブランドのホイールローダーを試運転する私。



両手両足を動かすホイールローダーはかなり操作が難しい。
なんだが、映画エイリアンでシガニー・ウィーバーが戦闘で使ったロボットみたいだ。

まあ、最終的な点検を施してから正式に決めるが、
今年の春は厳しい作業がグンと楽しくなりそうだ。

縁の下の力持ち

平日の"SV" は様々な「縁の下の力持ち」が頑張っている。
特に「栗ちゃん」ことダービー＆ジョッキーのパパは
クラブ DOX の会長であり、 "SV" を造り上げた第一人者。
表立って "SV" を開拓したのは私っぽくなっているが、
創世記から今に至るまで、その献身的な下支えはけっして衰えていない。



トレーラーハウスの電気・ガス・水道・排水・トイレを快適に使うには、
皆様の想像を超える苦労が必要となる。
なんせ、一般の住宅と変わらない設備を施すわけだから、
かなりの重労働と技術が必要となる。
まして「テキトー」なアメリカの車両は
考えられない仕様と部品で日本に入ってくる。
優れたアイデアと臨機応変な対応が必要な仕事となる。
かなり厄介な水道とガスを接続するのは「半ちゃん」。
檄寒の中、氷のように冷い部品を扱っても手袋をしない半ちゃんは、
無邪気な笑顔で鼻歌を歌いながらガンガン仕事をこなす。
耳を澄ませても何の歌だが解らないが、
この表情の半ちゃんは非常にノッている状態。



ライフライン工事の最終日は多くの人が動く。





長年の使用で傾きの出たトレーラーハウスも、
オリジナル部品を作ってガッチリ直す。



「テキトー」なアメリカ製品に対応力を発揮する栗ちゃん。



ちなみに、最初の写真のラーメンは、
"SV" から最も近い《グルメの館》で特注しているタンメン。
焼き豚と野菜がタップリ入った 《BOSS スペシャル》は、
「ドッグランのメンバーですが、 BOSS スペシャルお願いします」～
と注文すれば作ってくれるかも？
時間を惜しむ私は "SV"を出る前に、「スペシャル2つ、10分後に到着します」とTEL。
会計の時間も惜しむので、前もって多くのお金を預けているから、
「ごっそさん～っ！」と言って店を出る。
周りのお客さんは、変なオヤジが入って来ると速攻でラーメンが出て、
お金も払わず帰って行く光景を不思議に思うようだ。



BOSS スペシャルをご注文なさるのは OK だが、
私の積立金は使わないでくださいね！
ちなみに、通常のタンメンは 700円。
BOSS スペシャルは野菜タップリ＆焼き豚タップリの大盛りで 1,000円です。

新しいユンボの納車

愛するヴィンテージユンボの心臓が壊れ、
散々探し回った中古ユンボも高額＆お疲れの物件ばかり。
「清水の舞台」の如く新車ユンボの購入を決めてから数週間。
待望の「ヒタチ君」がやって来た！

ディーラーはヴィンテージユンボとジョンディア芝刈り機でも
お世話になっている鴨川の豊慶産商さん。
今回の新車ユンボ購入が可能になったのは、資金不足の私を助けて頂いた
写真右の支店長女史の恩恵に預かったからだ。
有り得ない方法とご信頼を頂戴し、私は清水の舞台から飛び降りられた。



エントランスゲートでは「まさか」のお清めまで！



ここ "SV" を維持するには欠かせないユンボだが、
新車ならば、私の身体が動くうちは大きなトラブルに見舞われないと決断。
あとは入院中のヴィンテージユンボにドナーが見つかり、
無事に退院してくれるのを待つばかりだ。
「大きなヴィンテージ君」と「小さなヒタチ君」が揃えば出来ないことはない。



今日までユンボのない作業をスコップで頑張った私の身体は
悲鳴をあげる直前だったから、ヒタチ君の参戦は心の底から有難い！

大打撃の円安。

今朝、トレーラーハウスビレッジ第2区画に
3台目のハウスを搬入した。
有難いことに雨の予報が大きく外れ、
スタッグしにくい小型牽引車を用意したが
極めてスムースに搬入が終了した。



いい感じで収まったニキ＆テオ家のトレーラーハウス。



ところで、トレーラーハウスビレッジ第1区画のハウスや
DOX ハウスなどは1ドル 80円台だった。
それが今は 120円台。40%もアップしてしまった。
運賃や部材、消費税も8％にアップし、
これほど円安の打撃を感じたことはない。
トレーラーハウスにつきもののウッドデッキのウッドも大幅に値上がり、
上がっていないのは私とヒデさんの日当だけ。ドユこと？
とにかく、日本国内の在庫ならともかく、（ほとんど皆無だが）
新たに輸入するハウスは価格をお伝えするのをためらうほど高額になった。

それでも、様々な情報と作戦で頑張らせて頂くので、
ご興味のある方はお気軽に声をお掛けください。

"SV" に２台目のエアストリーム

エアストリーム
～それは憧れのキャンピングトレーラー。
今日、 "SV" ２台目となるエアストリームを搬入した。



鏡のようにポリッシュされたアルミボディーには、
真冬の青空と太陽が映し出されていた。



"SV" の一日がクライマックスを迎えるとき、
オレンジ色に染まるエアストリームを眺めるのが楽しみだ。