水の匂いを嗅ぐ名人

以前、何かの話で「私は、その道の達人を見つけるのが得意」と我田引水した。
そして今回もまた、「その道の達人」と出逢い、運命をかけて成功した（たぶん）。

地下水は目に見えない。その水脈も深さも解らない。
もちろん、化学的な方法で水道（みずみち）を探索することは可能なのだろうが、
やはり今でも「達人の勘」に頼ることが多いそうだ。

達人とは、付け焼き刃で到達できる領域ではない。
達人と呼ばれるには膨大に積み重ねた実績と経験が必要なのだが、
さらには研ぎ澄まされたセンスも必要なのだと思う。

夕陽が丘の「４丁目」と呼ばれる公共スペースに、
バンブーハウス前の「井戸１号」に続いて「井戸２号」の掘削を予定していた。
井戸１号でお世話になった業者さんに下見に来てもらっていたが、
達人いわく、「今度の場所は水の出る確立が非常に低い」との意見を受けていた。
それでも「深く掘れば何とかなるだろう」との言葉を信じて作業日を決めて別れる間際のことだった。
「あそこの古井戸らしき物、水、出ませんよねぇ？」と私。
同時に、古井戸の方に目をやった達人の目がキラリと光ったのを、
「達人ハンター」の私は見逃さない。
そう、私は何ごとも自分だけでは出来ない「他力本願」の人間。
それでも普通以上の事をヤリたい私は達人の発見と出逢いに敏感なのだ。

達人は小走りで「古井戸らしき物」に駆け寄り、フタを開けて中を覗き込んだ。
メジャーを取り出して水面までの距離と水深を計り、
メジャーについた水滴の匂いを嗅いだり舐めたりした。
「これ、おそらく大きな水脈ですよ。水、豊富に出ますよ」～けっこう大声だった。
その声の調子で私は「水脈、ここに有り！」と確信した。



後日、達人がポンプを設置した。「30分も汲み上げて枯れなければ水が有るということです」。
30分どころか、３日に渡って一日６時間以上水を出しっぱなしにしても水は枯れること無く、
水深を計ってもほとんど減らない。

地主のケンさんも、近隣の人も存在は知ってはいたが水の出る風景を知る由もなかった古井戸。
達人の確かな眼力によって見事復活を遂げたのでありました。良かった良かった。



2012年も後わずか。
来年はどんな達人に出会えるのだろうか。

"SV X'mas パーティー & 年末ジャンボ・スピードくじ"

確実な雨が予想されて一日順延になった
"SV X'mas パーティー & 年末ジャンボ・スピードくじ" は無事終了した。
お手伝い頂いた皆様、素敵な差し入れを頂戴した皆様、
寒い中ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

イベントと言えばこの方、"スモモちゃん＆ゴマゾウ君" のパパ。（手前）
今回は "チェルシーちゃん" のパパが付きっきりで BBQ の面倒を見てくれた。
油だらけ・ケムリまみれになりながらの調理、ご苦労様でした。
またお一人、力強いメンバー様を発掘した思いだ。





"ヘムレンちゃん＆ライコネン君家" は、非常に手の込んだスイーツを
バンブーハウスで作ってくれた。メチャクチャ細かな手作業だったが人気が高く、
アッという間になくなっていた。



BBQの終わる頃、キッズ達は "焼きマシュマロ" に夢中になっていた。
マシュマロをご用意くださったのは "アイリーオルカ家" だが、
ご長男のダイちゃんが小学生らしからぬ説明をしてくれた。
「あのね、焼きマシュマロは "ロッキーマウンテン" じゃなきゃダメなんだよ。
この大きな形と表面の焼け具合が他のマシュマロじゃダメなんだ。」～とのこと。

ちなみに、私はマシュマロが嫌いだった。
理由は「妙な歯ごたえ 」と「 気弱な甘さ」だが、
ダイちゃんの執拗な勧めで口にしてみた。そしたら・・・ウマイッ～！
どうゆうふうにウマイかというと、まぁ、今度召上がってみてください。
ダイちゃんには《マシュマロ王子》の称号を与えます。愛称は「マッシュ」としましょう。
なお、"ロッキーマウンテン" は輸入雑貨店で入手できるらしい。



お子様達に人気のリュータロー。
簡単に GP を連れて歩くお嬢様達。
リードではなく首輪を持って歩く高さが丁度よい。
GP も決して強く引いたり走ったりしない。





極寒のなかの X'mas パーティーだったが、
メインドッグランではイタグレたちが元気に遊び、
年末のお仕事で疲れたパパ達が芝生でお昼寝なさっていた。
お天道様が出て、風な無ければまだまだ暖かい "SV" である。

【Southern Valley BBQ X'masパーティ】12/23（日）に順延決定！

【Southern Valley BBQ X'masパーティ】
　12/23（日）に順延決定！

23日（日）なら行ける！という方は
ご参加のご連絡お待ちしています！

現在の天気予報で22日は夕方まで降水確率が80%ありますので、
23日（日）に順延の判断をさせて頂きました。

23日（日）に順延になってしまうとご参加頂けなくなってしまう方には
大変申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願い致します。

なお、昨日または本日『23日に順延になるとご不参加で』と
ご連絡頂きました方は改めてご連絡は頂かなくてもOKです。

BBQの材料の買い出し等の関係がございますので、お忙しいところ
恐れ入りますが『23日に順延になるとご不参加で』という方は
ご一報頂けますようお願い致します。

DOX リュータロー
03-5743-6646

トレーラーハウスの搬入が始まった！

"SV" 夕陽が丘の《トレーラーハウスビレッジ》に搬入予定の
キャンピングトレーラーは現在５台。
今日は、一番デカい DOX のトレーラーを搬入した。
「何故自分のから？」～と言うと、
エントランスのゲート天井を分解したり、
アスファルト道路の木製ガードレールを解体しないと搬入できないほどデカイからだ。
～で、「面倒なことは先にヤッツケてしまおう」となった。

カリフォルニアのロングビーチを船で出発したトレーラー達は
２週間の長旅を終えて一昨日本牧ふ頭に到着した。
「今、富津中央のインターを出ました」との連絡を受け、
カメラを片手にカリフォルニア号でエントランスゲートに向かった私。
いつもの癖で、国道の方へカメラを構えて到着を待った。
期待感が高揚し、ジャリ道さえいつもよりキレイに見える。



「～ん、待てよ・・・。ここ、U ターンしてゲートをくぐる訳ないかぁ・・・」。
不安と共に逆方向へ小走りする。
「～だよなっ！　当たり前だよなっ！」
トレーラーは国道とは逆側、海の方へ迂回してやって来た。



37フィートは想像以上にデカい。
事前にシュミレートした運転手さんが見事なハンドルさばきで坂道を下ってゆく。







DOX トレーラーは、３年前から決めていた場所にセット。
苦節25年。現実的になってから３年。
オーバーではなく、当時想像した通りの「絵」となって現実化した瞬間。もう、泣きそう。





「スリー・スライド・アウト」といって、電動で３カ所がせり出して室内が広くなる。



ドアの横にはアメリカンなペイントが施されていた。
前のオーナーが住んでいたカリフォルニア州と、
おそらくこのトレーラーで旅をしたであろうネバダ州とアリゾナ州がマーキングされている。



明日と明後日で一日２台づつ、計４台を二日間で搬入する予定だ。
そして22日（土）には各トレーラーに電気を接続する。
水と排水系は年内に間に合うか微妙なところだが、たとえ年が明けても先が見えてきた。

《"SV" トレーラーハウスヴィレッジ》にご興味がお有りの方はお気軽にお問い合わせください。
私と一緒に、男の（女性も）ロマンを叶えようでは有りませんか！

かなり個人的なお話にお付合い頂き有難うございました。

自前の電気屋さん

前回から登場している「トレンチャーさん」だが、
さすがの彼も老兵で（本来は農業用で土木工事用ではない）
柔らかい土には元気だが硬い岩盤には刃が立たない時もある。
～で、若い二人を投入した。
リュータローの肉パワーはお察しの通りだが、
実は、ミズキのパワーも男勝りだって、ご存知ですか？



東電の大掛かりな仕事が終わり、いよいよ自前の電気屋さんが活躍を始めた。
電気屋さんはダービーパパの友人で、これまた腕の立つ職人さんだ。
「出来ないことは無い」＆「出来ないことはやらない」のダービーパパも参戦しての電線埋設工事。
写真の女性は電気屋さんのアルバイト。良く働く。





明日は東電に立ち会って通電となる記念すべき日。
今回は様々な場所に外部電源も配置するので、" SV" は更に便利になる。