キャベツの夢を見たことありますか？

《最新（最終？）DOX フィールド予定地》は俗称「キャベツ畑」と呼ぶ。
地主である山主のケンさんが遠くのお百姓さんに貸している畑があるからだ。
そして、そのキャベツ畑こそ、DOXフィールドのメイン・ドッグランに相応しい。
何故ならば、よく耕されてフラットな畑は排水や陽当たりを考慮されていて、
美しい芝作りには最適な条件だからだ。
もちろん、キャベツ畑の周囲にはケンさん所有の山や森が点在する。
その山へ遊歩道を造る計画が進めば、東京湾や富士山、サンセットが一望だ。
キャベツ畑はお百姓さんの労力不足から収穫を放置されている畑があり、
ここへ来る度にDOXへ持ち帰っていた。タイミングの良い方々に振舞っていたが、
我が家もリュータロー家もチアキ店長家も、ご近所の親戚からDOXメンバー様まで
行き渡っても食べ切れない。我が家では《キャベツとアンチョビのペペロンチーノ》
を４日間連続。《キャベツのモツ煮込み》を２日連続。もちろん、サラダもキャベツ。
昨夜はとうとうキャベツの夢を見た。





ス～ッと伸びる細い道の先は森になり、更に先には国道が走る。
DOXフィールドへの導入路として考える最新のルートだ。
ケンさんが写る写真の方へ駐車場を作る計画だが、
国道から直接道路を造る長さ約300メートル。
森林の伐採が大変だ。ちょっと、現時点では雑草バスターズのご登場でも手がつけられない。
ところが、ケンさんのパワーは尋常じゃない。
チェーンソーで大木を次々となぎ倒し、ユンボで集めて灯油をブッかけ、一気に燃やしてしまう。





前回お知らせした「人のフンドシで導入路」の話は「カメブレ」っぽい。
カメブレとは亀にブレーキがかかるほど「遅い」ということだ。
だから、県道や市道ではなく、国道へ直結する大胆なアイデアを遂行しようとしているのだ。
それが可能かどうか、再来週にはハッキリする。そのご報告はもう少しお待ちを。

キャベツ畑

しばらく更新が途絶えていた《DOXフィールド計画》のご報告だが、未更新には訳があった。全部で４候補の内のNo.2 候補地の地権者探しと法的確認を地味に行っていたからだ。地権者探しも一段落し、計画遂行の了解を得るために行政用資料を用意して昨日、山主のケンさんと市役所を訪れた。そこでの「押し問答」についてたくさん書きたいことがあるが、大きくて多くの問題定義となるので割愛させて頂く。まあ、「大人の世界はワケがわからん」～という感想だ。
私とケンさんは落胆して市役所を後にした。

ところが、「捨てる神あれば拾う神ある」だ。No.2 候補地を諦める判断をしたケンさんの携帯電話が鳴った。公には言えない人物だ。その方の後押しも有って、No.1 候補地にクルマの導入路ができることになったのだっ！

No.1 候補地は100％ケンさんの所有地。広さは候補地中最大の一万坪。人呼んで《キャベツ畑》。
ここは、度重なる開発やら道路建設で進入路を断たれた陸の孤島である。お百姓さんがリヤカーを引いて歩ける農道はあるものの、クルマが通れる道がない。ここ数ヶ月は道路提供可能者との交渉も同時に進めていたが行き詰っていた。そこに立派な進入路ができると言うのだっ！　もう、何も考えることは無い。
また、ご近所にはお仕事を引退された「温室屋さん」もおられ、ケンさんの頼みで一肌脱いでもらえそうだ。この「温室型クラブハウス」は私の大切な夢でもある。雨の日や風の強い日にワンコと共に逃げ込めるクラブハウスだ。愛犬のロコちゃんも私を大歓迎してくれたし、この、お一人＆一匹のスズキさんとも長い付き合いになりそうだ。



秘密（別に秘密ではないが、そんな感じ）のトンネルは100年も昔にできたらしい。今は誰も通っていないが、私と同じく冒険心の強いケンさんは「軽トラなら通れるかも」といってズンズンとクルマを進める。途中で大昔の電線やら縄が垂れ下がっていて先へ進めない。でも、そんなことで引き返すケンさんではない。私にハンドルを任せると障害物を片付け始めた。軽トラのサイドミラーや屋根をゴリゴリ擦りながら自分の土地に出たケンさんの顔が晴れ晴れとしていた。

　

通称《キャベツ畑》は、畑部分だけでも有に2,000坪を越える。その他、森だったり山だったりするポイントが点在し、それはそれは面白い地形の絶景地だ。ドッグラン部分や平地から海は見えないが、小高い山に登れば夕陽も富士山も拝める。シダが鬱蒼とする湿地は夏場の避暑地に最適だし、敷地内には湧き水もあって池でも造りたくなる。そうした条件の中で夢のような話が《温泉》だ。井戸で50メートル。400メートルで温泉が出ることが確認されており、現在、水質調査中だ。

　

さぁさぁ、雑草バスターズを始めとした有志の皆様、長靴とか作業着のご準備をっ！　
まだまだ下準備の段階なので、皆様にお手伝い頂く実際の作業は少し先だが、私とケンさん、ダービーパパとピケボンパパはコツコツと作業に入る。同時に私は計画図やイラストなどに着手するので、もう少し先に詳しいお話をご報告させて頂きたい。