BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

早朝の海ほたる

2010-12-25 18:27:32 | ご報告
今日は、つまらない話を覗いて頂き有難うございます。
「へぇ~、そんなことやってるんだ~」程度に見て頂ければ幸いです。

まだ暗い早朝6時半DOXを出発。環七を走って大井南から首都高速に乗る。ブルジョアコースだ。
7時には海ほたるに到着。千葉側を望む空の赤い朝焼けが奇麗だし、横須賀側の富士山も神々しい。

 

クリスマス当日の土曜日でも早朝の海ほたるに人影は少ない。最上階のレストランもやっていない。
が、しかし、大型車両だけが入れる駐車場の階には、マニアックな立ち食いそば「かずさ」が7時からオープンしている。
「かずさ」は、観光バスやトラックの運転手さんが相手の「知られざる名店」なのだ。
ちなみに、DOXオリジナルフードの「スタンプカード」が10袋で1袋サービスという理由はここにある。
「かずさ」に通い始めた頃、「そば・うどん10杯で1杯サービス!」というスタンプカードを貰って感動した。
どこかしこのショップが発行するスタンプカードは地道な努力が必要なほど割が悪い。
ところが、「かずさ」では10杯で1杯がサービスになる「大判ぶるまい」だ。それもサービスのメニューに制限がない。
これぞスタンプカード! これがスタンプカードの良心ではなかろうか? 
~で、スタッフの反対を押し切ってDOXオリジナルフードも、そうした。

 

バスターズの面々にもここで朝食をとってもらうのだが、注文の品に個性があって面白い。
ちなみに、ダービーパパは「テンプラそば」。ピケボンパパは「ちくわ天うどん」。ロメリンパパは「キツネそば」。
40年も立ち食いそばは「天玉そば」と決めていた私は、訳あって油抜きをしていて「キノコそば」。
でも今日はブルジョアコースで「キノコ・鴨肉そば」にグレードアップ。七味は鬼のように振りかける。

7時半ジャストに大好きなスタバがオープンする。決まって頼むのがドリップコーヒーのショート。

  



「海ほたるはトイレがチョット・・・」~私もそう思う。
海ほたる自体の設計と施行の時代が古いのか、最近の奇麗な公共トイレには見劣りする。
ところが~っ! 知る人ぞ知る「端っこの美しいトイレ」は私の「癒しの場」なのである。人も少ない。

  

~で、8時には現場へ到着。「いろは坂」は見事な曲線を描いてなだらかに形成されていた。
今日から仕事をお願いしているプロの重機オペレーターK氏は、普段80トンのユンボ様を操るプロ中のプロ。
DOXユンボ君の5トンなんぞオモチャでしかない。ここ数日間はアルバイトで作業に当たってくださる。
これで一気に進入路が完成するぞっ!

 

今日の目的は地主ケンさんとの書面契約。ここに手抜きはできない。
風が強いので、地元の不動産屋さんの車中で書類の擦り合わせを行う。
後ろの席に座った私は、なんだかスピード違反で捕まったドライバーみたいだった。



年末はまだ何回も現場へ向かうことになる。ケンさんに年末年始は関係ないからだ。
では、またお伝え致します。

必ず、生き返らせます!

2010-12-13 08:24:45 | ご報告
紆余曲折の結果、おそらく最良のアクセスとなる最新で最終の進入路。
ここには入口の目印となる杉の巨木がそびえ立っている。

しかし、急勾配を改善するには、この巨木がどうしてもルートに絡んでしまう。
ケンさんとバスターズの面々は、何度にも渡ってこの巨木を残す方法を考え抜いたが、
最後のルート決定と開通に迫られた今日、泣く泣く巨木を倒すことになった。

もちろん、この巨木も、進入路を開拓し始めたときから行ってきた他の樹木と同じく、
根っこを丁寧に掘り起こし、他の場所に移植する。
だから、根っこを守るために少し危険な体勢での作業となった。

 

巨木を倒した際に、残すべき樹木を傷つけないよう、微妙な風向きも計算に入れてチェーンソーを入れる。
倒す方向を切れ込みで調整し、いよいよ反対方向からチェーンソーを入れる。最も緊張する瞬間だ。
そして杉の巨木はケンさんの想定した場所に倒れていった。

 

 

迫力のシーンではあるが、何か心苦しいものを強く感じる。
以前の私なら特に感じなかった感情だが、ここの開拓を続けるうちに芽生えた感覚だ。
だから、残せる樹木は可能な限り残し、「申し訳ない樹木」も移植して生命力に期待するようになった。

そんな少し重い気持ちを癒してくれるのがバリスタ・クミさんの「ドリップコーヒー」。身も心も温まる。
ジェイク&ブルースママのクミさんは、2週間で確実に腕を上げた。その理由はご本人にお聞きください。


今週中には完全開通する進入路だが、しばらくは風雨にさらし、ユンボ君やダービーパパのハワイ君、私の重量車で往復を繰り返す。
その後は砕石を敷いて通行可能となるが、数ヶ月は舗装は行わない。地面を人力と自然の力で固めるためだ。
それでもいよいよ開通の日は近い。同時に、「DOXフィールド予定地」から「予定地」の文字が外れる日も近い。


ハワイ君、進入路を登る。

2010-12-07 19:47:27 | ご報告
まずは、大工事の末に開通した進入路を登るダービーパパのハワイ君(ナンバーを見てください)をご覧あれ。

まだまだ傾斜がきつい暫定道路で、明日からは道を蛇行させ、距離を稼いて緩やかな坂にする工事となる。
また、下る時の視線が開け過ぎていて少し恐怖感があり(視覚的に)、蛇行することで解決できると思う。









そりゃ~登るでしょう。4,000cc もある4輪駆動のハワイ君だもの。
(実は、記念すべき初登坂はケンさんの軽トラ・流星号(でも4輪駆動)なのだが・・・)

今の段階では、メンバー様の高級乗用車は、きっと登れない。
単純な話だが、坂道を蛇行させて距離を稼げば斜面は緩くなる。日光の「いろは坂」と同じ道理だ。
とはいえ、小型5トンのユンボ君で蛇行道路を造るには忍耐が必要。さすがのケンさんも1週間はかかるだろう。

今日の日記にも書いたが、今後のバスターズはメイン・ドッグランの未開拓地の整地に入る。
ここがまた想像を超えた素晴らしい場所で、風も当たらず暖かい。

ではまた、次回の報告を乞うご期待!