DOX-引越大作戦。その３

ここのところ連載でお伝えしている《DOX-引越大作戦》ですが、
改めまして東京DOXに賜ったご愛顧に心から感謝し、
これからお掛けするであろうご不自由にスタッフ一同お詫び申し上げます。

今回は、サザンバレー（"SV"）での《将来の展望》をお伝えしたいと思います。

【将来の展望-１】
「ここが最高！」〜と思って頂ける "SV" を目指します。
居心地の良い空間とは何ぞや？　イタグレとの快適な暮らしとは？　〜私達は、それらの答えを "SV" に追求します。それは、ひいては私達スタッフ全員のライフスタイルの延長であり、単なる業務ではありません。自分たちの日常の生活から得られる快適な空間造りは、きっと皆様の快適な週末の過ごし方に反映されると信じて疑いません。

【将来の展望-２】
"SV" には「トレーラーハウスヴィレッジ」があり、週末を快適なトレーラーハウスで過ごされる方が多数おられます。また、キャンプサイトではテントでのご宿泊もでき、そこかしこから BBQ の香りが漂います。



そうした施設の他に、「オートキャンプ」や「トレーラーハウスを使った宿泊設備」のご要望が多く寄せられ、現在検討中です。
また、お食事ができる施設も検討中ですが、慢性的なスタッフ不足もあり、みなさまのご意見やご協力が必須ですので宜しくお願いします！　本来は料理人であるダイジロー監修のもと、DOX ならではのフードショップ開業が目標です。

【将来の展望-３】
リュータロー＆ミズキの膨大な人脈は、週末の "SV" を盛り上げる企画にこと欠きません。様々なジャンルの先駆者を招き、皆様のライフスタイルが彩りを増すこと間違いなしです！



【将来の展望-４】
私(BOSS)に時間の余裕が生まれます。（〜のはず）
皆様には "SV" での時間を長くお過ごし頂けるよう、様々な「快適設備」を検討中です。「まさか！　そんなの有り得ない！　スゴいです！」のお言葉をご褒美に、私はトンでもないことを計画しているのです。

上記の全ては《引越大作戦》が完了してからの企画です。
まずは引っ越しを無事に終えなければ！

大きな波と小さな波。

《引越し大作戦》の作業は着々と進んでいるが、
段取りやら順序によって作業には「大きな波と小さな波」がある。
次の大きな波はウッドデッキの解体とハウスの搬入。
今はDOXガーデンを囲う頑丈なフェンス作りに没頭している。
私は、我慢と忍耐が必要な作業は大の苦手だから、
手間のかかるフェンス作りはヒデさんとダイジローの仕事。




〜で私は、「小さな波」の今しかできない楽な仕事に逃げている。
今日は鋳物製の文字の塗装。それなりに緊張を伴う細かい仕事だ。
夕方になると目がボケて全く仕事にならないので午前中に行う。
視力は両目とも 1.2 あるのに、老眼は早かったし、暗い時間に弱くなった。
遠視とは言え、月を見ると星条旗が見えるので、まあ、いいか。（ウソ）



DOX ガーデンのエントランスに取り付けるサインが完成した。



地面に丸めて汚くなった水道ホースの収納に困っていたが、
ただ引っかけるだけではホースが潰れてしまう。
「そうだそうだ！」〜とばかりに倉庫へ走る。
引っ張り出したのはコルベットの前に乗っていた
フォードトラックのスペアタイヤ。
ホイールからタイヤを外し、塗装して完成。
う〜ん・・・。なかなかカッコいい。



「大きな波」まであと数日。
「小さな波」はジックリ楽しまなければ！

DOX-引越大作戦。その２

このブログで前々回から始まった《DOX-引越大作戦》ですが、改めまして東京DOXに賜ったご愛顧に心から感謝し、これからお掛けするであろうご不自由にスタッフ一同お詫び申し上げます。

今回は、東京の DOX が千葉県富津市のサザンバレー（"SV"）に引越す理由をお伝えしたいと思います。

【理由-１】
まずは、パピーのご紹介や商品の販売がネット上で行われる機会が格段に増えたことが挙げられます。週末は多くのお客様で賑わっていた週末の DOX ですが、今や多くの業務はネット上で行われるようになり、どこに営業所を設けても支障は来さなくなりました。よって、ご来客数の減った東京の DOX に、リュータローとミズキの若い力を温存する理由が無くなってきた訳です。

【理由-２】
"SV" の完成と盛況により、ご来場者様の人数も年々増加しています。顧客様によっては、「"SV" で DOX を営業してくれたら良いのに」というご意見も多いのです。もちろん、リュータロー＆ミズキからパピーを受入れられた方々が増加し、「"SV" でリュータロー＆ミズキに会いたい」という有難いお言葉も多数頂戴しています。

【理由-３】
私、五十歳を過ぎてから "SV" の開拓に着手し、もう六十歳を超えてしまいました。世の男性なら定年が始まる年齢です。一緒に戦い続けている秀さんも七十歳間近。二人とも元気に振舞ってはいますが、体力の衰えは歳相応です。もともと、この広大な "SV" の維持は慢性的な人手不足。そこで２年前からダイジローが "SV" の維持修理の修行に精を出していますが、もうそろそろリュータロー＆ミズキのパワーが必要になってきた訳です。

【理由-４】
残念で悲しい事ですが、ワンコの寿命は私達より遥かに短いもの。私がお世話させて頂いたワンコ達も徐々に天国へ召され、リュータロー＆ミズキがお世話したワンコ達の割合も増えてきました。オーナー樣方のご年齢も時代と共に若返り、ご感覚もリュータロー＆ミズキ、及びダイジローにお近いようです。もちろん、私は生涯現役。でも、その役割は変化させるべきだと思っています。

【理由-５】
これは《将来の展望》で詳しくお伝えしますが、DOX が当初より提唱する「イタグレとの快適な暮らし」を更に進化させる「第２章」なのです。（第１章は "SV" の開業）　
皆様にとって、大切な週末を "SV" で最大限にお楽しみ頂ける事が DOX の目標であり、その実現には DOX スタッフが業務の場所を共にし、皆様と直に接して、知力と体力を最大限に発揮させる必要があると判断しました。

以上、簡単ではありますが DOX 完全移転の理由をご説明させて頂きました。次回は《将来の展望》についてお話しさせて頂きます。

下の写真は、極めて古いが素敵なトレーラーハウス。これを改造して店舗に造り変える予定です。

《引越大作戦》〜進捗状況

東京の DOX が千葉県富津市の “SV”（サザンバレー）に
完全移転する完了期限は来春まで。
この完了期限は様々な契約上の最長期限であり、
実際は、そんなにモタモタしていられない。
できれば、今年中の完全移転を目指している。

とは言え、「ホテル DOX」を DOXガーデン内で開業するには、
フェンスやドア、ウッドデッキの高さなど、
様々な安全面の問題を解決しなければならない。

また、今までは私たちスタッフのプライベート空間だった
DOXガーデンの多くのスペースが DOXショップになる訳だから
お客様の出入りも多くなる訳で、
それなりにショップっぽく改善しなければならない。

どんなにヤルことが沢山あっても、
ひとつづつ、可能な限り丁寧に完成させなければならない。
今までの経験から、「テキトー」に造ったものは必ず壊れるからだ。

大改造が始まったDOXガーデン入り口。



ワンコの脱走を防ぐ二重ドアを作り、砂利が入らないようにレンガを組み、
コンクリートの強度を増すため、内側に鉄製のメッシュを張る。



剥がした古い敷石をハンマーで割って水に浸す。
水分を含んだ敷石はコンクリートとの接着強度が増す。



全体のバランスを考えつつ、まずは実際に置いてみる。



完成したエントランスのペイピング（敷石などで床を造ること）。



今年も見事に咲いた紅白のツルバラ。



通路の人工芝に落ちた花びらさえも綺麗に見えるなんて、
今日は心が落ち着いているのかな？

DOX-引越大作戦。その１

東京馬込の DOX は、来年、３月末を完全移転の完了期間とし、
千葉県富津市のサザンバレー（"SV"）に引越す事が決まりました。

その全貌をお伝えすべく、この《 BOSSの壷 》で連続的に
「移転の理由」「将来の展望」「進捗状況」をお伝えしてまいります。

まずは、東京 DOX を長年に渡りご愛顧頂いた皆様にお礼申し上げ、
移転、及び変化せざるを得ない営業形態でご迷惑をお掛けする事を、
スタッフ一同心からお詫び申し上げます。

DOX スタッフ全員が、住居も営業所も "SV"内、及び近隣に引越す訳ですから、
その計画や段取りは極めて大掛かりで時間の掛かるな作業となります。
まして、生き物を扱う業務上、慎重かつ計画的に事を進める必要があります。
よって、来年３月末を完全移転の完了日と定めてはいますが、
"SV" では既に移転における受入れ工事や施設の設営を始めていますので、
段取りや進捗状況に応じ段階的に、業務再開は可能な限り早める予定です。

"SV" への完全移転で最も頭を悩ますのが《ホテル DOX》の営業形態です。
ホテルのご利用は今年の夏休み季節が終わる９月24日までとし、
ホテルのご利用は一旦終了させて頂きます。
基本的に、チェックイン＆チェックアウトは "SV" にお越し頂く場合に限らせて頂き、
ご送迎に関しては当面行えない事をお詫び致します。
DOX が "SV" に移転する事で、ホテルがご利用できなる方々には、
スタッフ一同心から重ねてお詫び申し上げると共に、
ホテル DOX に代わるご愛犬の宿泊先をお探し頂けたら幸いです。
そして９月24日の ホテル DOX 休止直後から、
DOX 店舗、及び家屋の解体が始まります。

私事ではありますが、東京馬込で生まれ育った私や家族にとりまして、
この地を離れる事は非常に重大な決意であり、とても大掛かりな事案です。
十年前から始めた "SV" の開発は、ただ単に体力との戦いでしたが、
今回の引越大作戦は脳ミソ性能に劣る私にとって困難を極める大仕事です。
よって、相変わらずの紆余曲折や計画の変更が続く数ヶ月になりますが、
皆様の寛大なご理解を賜りつつ、全力で前へ進めたいと思います。

今回、この《 BOSSの壷 》では、これまでの東京 DOX に頂戴した長年のお礼と、
これからお掛けするご不自由のお詫びを申し上げました。
次回からは引越大作戦の「移転の理由」や「将来の展望」、「作業の進捗状況」などを
私の徒然話と共にお伝えする予定です。
私たちの引越大作戦をご理解・ご承諾頂くためにも、随時ご覧頂けたら幸いです。



重ねまして、皆様に賜った東京 DOX のご愛顧にスタッフ一同心から感謝申し上げます。