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BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

仕上げ作業は時間がかかる。

2011-08-29 08:17:09 | ご挨拶
土木工事や道路工事などの大きな作業が終わり、
いよいよオープンに向けての仕上げ作業が続く "Southern Valley" だ。
ゲートの細かい造作や塗装、電気配線や給水配管など、
地道で時間のかかる毎日にブログ更新もままならない。
特に親方・ダービーパパの作るトイレは様々な造作が詰め込まれるため時間がかかる。



DOX のイメージを持ち込みたいから造作は私が行っているが、
不思議なもので、選ぶ材木や作り方、塗装の色などに私の趣向がハッキリ現れ、
遊びに見えた方からも「やっぱりここも DOX ですね」と言って頂いた。

海から「ショーちゃん」ことジェイク&ブルースのパパがやって来て、
早朝から空が茜色に色づくまで塗装に集中なさっていた。
すっかり陽に焼け、一回りガッチリした後ろ姿に「継続する重労働」の日々が伺える。





そんな折、ジュリエッタ・ジャイロ・メトロ・レイ家が遊びに見え、
芝刈りの時間が取れずにボウボウのフィールドで走り回った。
冷たくて甘いスイカを有難うございますっ!

まだフェンスのない敷地内を探索するワンコの姿を横目で見ながら思う。
「あと少し、もう少しで、沢山のイタグレがここを縦横無尽に遊び回るんだ」。



最後まで考えがまとまらなかった「メインドッグラン→サウスドッグラン→イーストガーデン」の
主要3カ所を結ぶ通路の方法も、やっとのことでヒデさんと最良の策を捻り出した。
そのために必要な3メートル33センチの長い移動式フェンスを2枚作った。
このフェンスの造作だけでも2日間を要した。



今日はリュータローの公休日。彼もまた休日を返上してDOXを守っているが、
さすがに今日は休ませて、私も久しぶりのパソコンに向かっている。

明日からの雨で、またまた作業の遅れが気がかりだが、
「ヤレば、終わる」「キリがない。なんて、有り得ない」~を心でつぶやき、
約3週間後に迫ったプレオープンに向かって 、軽トラ・ハイジェット号を走らせる私である。




[夏期合宿」が終了しました!

2011-08-06 12:43:18 | ご挨拶
トイレの建家を造る3日間の「夏期合宿」が終わった。
結果から言うと、「完全完成」には至らなかった。
それは、断続的に降る雨のために何度も作業の中断を余儀なくされたからだ。
それでも想像を遥かに超える出来映えの建家が形になった。

壁面を造るダービーパパとロメオリンダパパ。
いよいよ、出来上がった壁面を基礎に立ち上げてゆく。
時折激しい雨が振り、幾度となく中断される作業に気持ちが焦る。








ヒデさんは黙々と「屋根だけクラブハウス」のバンブーハウスを組み上げる。
どうもズボンが緩いらしく、何度もズリ落ちるズボンをたくし上げていた。
そんなヒデさんの奥様が自転車で現れ、何やら大声でヒでさんに叫んでいた。
「ちょっくら家に戻ってくらあ」と言って、戻って来たヒデさんが手にしていたのが生きてるマムシ。
奥様が畑のミョウガを採っていたら出て来たらしい。さすがに迫力のある面構えだ。
( "Southern Valley" では見たことがないのでご安心を!)







ところで、私は蚊が嫌いだ。好きな人などいないだろうが、大っ嫌いだ。
血の気が多いから、いくら血を吸ってくれてもかまわない。ただ、痒くしないでもらいたい。
~で、夕方には「2丁拳銃」ならぬ「2丁蚊取り」となる。そして大声で「キンチョウの夏っ!」と気合いを入れると刺されない。
この3日間はヒデさんの奥様が昼食を用意してくれた。全ての食材は自家製で、メッチャ美味しい!





この合宿では "Southern Valley' からクルマで5分ほどの「山の上ホテル」にお世話になった。
景色も食事も、お風呂も最高だった。
ただこの山の上ホテル、時代の流れでお客様が減り、客室の多くはお年寄りの宿泊施設になっている。
近々には一般のお客は宿泊できないようになる。ある意味、残念だ。





クルマで通う時間が省ける効果は絶大だし、大きなお風呂とビールの効果も手伝って仕事が非常に捗る。
それでも時折降る雨に手を止められ、次第に焦る二人に申し訳ない気持ちが募る。
私の希望で光の降り注ぐ屋根を張ってもらった。きっと明るくてさわやかなトイレになるはずだ。







「夏期合宿」の最終日は金曜日。平日なのに謎の男が海からやって来てくれた。
雨の中でも手を休めず、黙々と雑草を抜く姿は、まるで何かに取り憑かれたたようだ。
平日なので名前は明かせない。



そんなこんなではあったが、最終日の夕方には、完全完成が想像できるくらいに建家が出来上がった。
しかし、肝心のトイレ本体を設置するには至らず、ただただ雨を恨むばかりだ。
あたりが真っ暗になる頃、非常に残念ではあるが「夏期合宿」を終える時間が来た。





また日程と段取りを組み直し、一気に完全完成に持ち込む決意をした私たちだが、
お盆はホテルDOXが超多忙になり、ビルダー達も現場へ向かえない。
その間、私とヒデさんはバンブーハウスの完成とドッグランフェンスの作業に従事する。
では、またのご報告をお楽しみに!





~と、「夏期合宿」のご報告が終わりと思いきや、
今朝になってロメオ&リンダのパパが、「トイレが最後まで出来なかったのが残念ですっ!」と、
急遽、ドッグランのドアをDOXの車庫で造ってくれることになった。
木製のドアは全部で14枚。夜になって時間切れとなったが、あとは私がコツコツと仕上げる。
人がいいと言うか真面目と言うか、あの細い身体のどこに、あんなパワーがあるのだろう。



では、またのご報告をお楽しみに!










結局、全部貼りました。

2011-04-22 20:33:22 | ご挨拶
DOXは臨時休業を頂き、メインドッグランの残りの芝貼りを行った。
普段の肉食が功を奏し、リュータローが有り得ない馬力で芝を運び込む。
メインドッグランには真新しい芝が搬入され、新人ジージーズの「タッつぁん」が加入、
ヒデさん・タッつぁん・Noco・リュータロー・私の5人でひたすら芝を貼りまくった。





ところが、大の大人が何人も揃って、面積に対する芝の量の計算を間違えた。
いや、間違えたと言うより、搬入1回分の600束で足りると思った。
昨日の時点で足りないことは分かっていたが、「もう、いいか・・・」と、思った。
はっきり言って、心が折れかけていた。

ところが今日、あらためて現場を見て思った、「ここで諦めては心残りだ!」
ヒデさんも、「貼っちまうべよ」~この言葉には非常に深い意味がある。
『心配しなくても付合ってあげるから気持ちの済むまでやりなさい』~と言う意味だ。
ヒデさんは、そういう人なのだ。

たまたまリースしていた2トントラックでヒデさんと芝屋さんに走った。
メインドッグラン一面を完全に貼り込むための150束を目の前に気合いが入る。



陽が落ちる頃までヒデさんと二人で芝を貼りまくり、キッチリ、メインドッグラン全体に芝を貼り終えた。
あたりは真っ暗、写真も撮れない。メインドッグラン全面芝の姿は、次回のご報告とさせて頂きます。


メインドッグランの芝貼り5日目

2011-03-27 19:30:18 | ご挨拶
待望の《雑草バスターズ》が戦線復帰してくれた! 正直、「寂しかったよ~」って感じだ。
復帰早々、ヤギのナリタ君と仲良くなったジェイク&ブルースパパ。
左の小鉄&ウランパパは、初対面のヒデさんと二人三脚で作業していたが笑顔が絶えなかった。
どうもみんな、ヒデさんのジョークと人柄にヤラレてしまうようだ。





みなさんが貼り終えた芝に目止めの砂を敷いている間、私はホースで井戸水を撒いていた。
これがまた暇な仕事で時間がもったいない。皆さんに申し訳ない仕事だ。
そこで思い出した。先日、ジョイフル本田で買物をした際、「こんなチープなもの使えるの?」と疑問を持ちながら
千円そこそこのスプリンクラーを買っていたのだ。あまり期待していなかったので買ったのを忘れていた。
まぁ、いちおう使ってみようということで「カッチンッ!」とホースの先にジョイントして芝に刺して水を出してみた。
これが想像を超える優れもので、ビュンビュンと複雑な動きで回りながら水を巻いてゆく。
アメリカなんかの家庭の芝の、テレビドラマに出てくる「幸せそうな水撒き」の風景だ。千円程度なのに、急にリッチな気分になった。



明日の私は久しぶりに「富津休み」を頂く。DOX に溜まった仕事を片付けなければ。
そして明後日から芝貼りの最終段階に突入する。これは芝屋のマサトさん秘伝の仕事らしく、私も見て覚えようと思う。