ワインの入荷です

　皆様こんにちは

　本日はバレンタインデーですね。
　先週ちょうど我が家のマンションの前で、学生服を着た中学生の男の子がおしゃべりをしておりました。
　
　Ａ君「俺チョコ嫌いなんだよな～」
　Ｂ君「うそばっかり、この前食ってたじゃねーかよー」
　Ａ君「食べてねーよー」
　Ｂ君「本当は欲しいくせに～」

　と、このような内容の会話が私の耳に入ってきました。
　「元気を出せ。いつか貰える時が来るよ」などと心の中で想いながら、ふと昔を懐かしく想う一瞬でございました。



　さてさて、本日はボルドーワインが入荷いたしました。
　今回も大変素晴らしいラインナップで、あと二週間ほど当店のワインセラーでお休みいただいてからワインリストにも登場いたします。
　そういえば、ワインの香りの中にも「チョコレートのような」という表現をよく使いますね。
　

　先程の中学生ではないですが、私も甘いものはあまり得意ではございませんので、チョコレートそのものよりも芳醇なチョコレートの香りのするワインの方が嬉しいですね・・・・

　「どっちも貰えないくせに～」

マリネは大事です

　皆様こんにちは

　先週末からの連休は、いかがお過ごしでございましたでしょうか？
　天気も好くお出掛けにはもってこいの連休でしたね。
　私は家内の両親の結婚記念日ということで、プレゼントを持って千葉の方へドライブがてら行ってまいりました。
　プレゼントは「ご相伴にあずかろう」という魂胆が見え見えなのですが、義父に私の大好きな日本酒を持って行き、その結果、昨晩は義父の秘蔵のコレクション共々存分に楽しませて頂きました。
　ということで、今日は少々お酒が残り気味でございます。

　さてさて本日は、先週末から香味野菜と白ワインでマリネしておりました「北海道産の海鱒」をスモークいたしました。
　昨年からスモークは色々と試しているのですが、私は鮭よりも鱒のほうが脂が上品で、当店のスモークには合っているように思われます。
　時間を掛けてマリネした事で、白ワインの優雅な香りと香味野菜の甘い香りが鱒の身に移り、スモークの香りとの相乗効果で、えも言われぬ一皿が仕上がります。

　皆様も是非この自信作をお楽しみくださいませ。

　
　先週末から大吟醸と純米吟醸でマリネされた私の身は、優雅な香りとは程遠い物に仕上がっております。

異常気象？

　皆様こんにちは

　昨晩は私の大学時代の友人で、現在は京都伏見の酒蔵で蔵人として働いている親友と電話で話をしたのですが、「今年は本当に暖冬で、真夜中の仕事がほんまに楽や～」と言っておりました。
　東京での今までの観測至上最も遅い初雪というのは、確か本日２月１０日であると、朝の某情報番組の“お天気お兄さん”が言っていたような記憶が残っているのですが、今日のこの感じですと、どうやら記録更新のようですね。
　私の田舎でも毎年恒例の氷上での「ワカサギ釣り」が、今年は中止になってしまいましたし、寂しい限りです。

　現在の日本では、悲しいことに、昔は“異常”であったことが今は“普通”になってしまった事が沢山あるように思われますが、この異常気象がいつの日か普通気象にならないことを祈るばかりです。

　梅の花が綺麗ですね。
　

本日のまかない

皆様こんにちは。

昨日、皆でラーメンの本を見ていて本日の賄いが
決定いたしました。
『坦々麺』でございます。

四川料理を代表する麺料理で麻（マー・山椒と辣ラア・唐辛子）を
基本とする辛い味付けが特徴です。
坦々とは「荷を担ぐ」という意味で昔は天秤棒で道具一式を担いで
この麺を売り歩いていたそうです。

当店の坦々麺はヒレ肉のクズを使い、大塚シェフ特製のスープで
作った坦々麺です。
「なかなか俺ほどのラーメン好きは、いない！！」と豪語する大塚シェフ
だけあって、ラー油の辛味とゴマの風味のバランスが絶品でした。
純粋に坦々麺だけを楽しむのもいいですが、白いご飯が欲しくなるのは
私だけでしょうか・・・。

本場四川省の坦々麺にはスープがないというのは、皆様もご存知かと。
四川料理を日本に広めた陳 建民(料理の鉄人 陳 建一の父)が日本人向けに
スープのある坦々麺を発案したそうです。

ラーメン好きが集まった当店、数年後「ドンタンタン」という名前で
ラーメン屋を出すとか、出さないとか・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日のブログ担当：ネモト

立派な鰆です

　皆様こんにちは

　本日もたいへん暖かな一日ですね。
　朝からあまりにも暖かいので、河川敷を家族で散歩をしてきたのですが、多くの草木が春の訪れを待たずして綺麗な花を咲かせておりました。
　この陽気ですので、恐らく私の田舎の田んぼには、もう“芹”が出ていると思われます。小さな頃は、芹の時季になると我が家の食卓には、田んぼで摘んできた“芹の天麩羅”と父親の“手打ちうどん”が並びました。そして時季的にはもう少し後になりますが、山で採ってきた“たらの芽の天麩羅”がこの食卓に加われば、もう「鬼に金棒」。
　このメニューは今でも私の大大好物であります。

　こんな事を懐かしく思いながら、「必ず今月か来月には一度田舎に帰ろう！」と決意した今朝の散歩でございました。


　さてさて本日の魚は“さかなへん”に“はる”の「鰆」でございます。
　大変に立派な鰆を町晃さんが持ってきてくれましたので、大塚さんも朝から上機嫌でこの鰆を捌いておりました。
　毎朝、毎朝、これほど素晴らしい魚を持ってきてくれる町晃さんには、改めて感謝でございます。
　この魚は成長に従って「サゴシ→ナギ→サワラ」と呼び名の変わる出世魚です。

　ドン・ナチュールが一日でも早く、「立派な鰆」になれるように我々も頑張ってまいりますので、皆様も美味しい鰆をご賞味に、是非ご来店くださいませ。