今日は月曜日。我が社は休みだ。のんびりと過ごすつもりだったが貴重な梅雨の晴れ間、無為に過ごすには勿体ない。布団や夏用の籐カーペットを干したり、七夕飾りを処分したり。湿度が高いので、すぐに汗が出て気持ち悪いことこの上ない。一段落した後に、ゆっくりとDQ9に取り掛かった。手に入れたのが販売二日目の夕方。宅配との相性が悪かったのか、不在で入れ違いになったのだ。
ネットを調べるともうクリアした人がいて、攻略サイトを立ち上げていた。が私はマイペース、のんびりとドラクエの世界を楽しむつもりだ。もちろん主人公はケン。パーティ仲間はK騎士団。やんちゃな若手が頑張ってくれるはずだ。夕方にはレベルが10まで上がって、ルイーダの酒場で仲間を登録できた。私が戦士で、騎士団は武闘家、僧侶、魔法使いの面々。懐かしいドラクエの曲がなぜか心地よい。けれどもゲーム機がDSiなので眼が疲れる、長時間は続けられない。目薬を常備して頑張ることにしよう。
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さて、お題の「昔に戻れるなら」・・・記事を書いたのですが、あまりにも恥ずかしくて、追加記事欄に記載することにしました。読まないようにしてください。
生まれて62年、その中で記憶に残っているのは幼児期を除いた55年間ほど。さてどの時の自分に戻りたいか? 泥んこになって遊びまわっていた子供の頃、講義にも通わずにマージャンやビリヤードに明け暮れていた学生時代、社会のしくみを学ぶ事から始まったサラリーマン生活・・・確かにその時々において苦悩なり歓びはあったと思うのだが、再度その時をもう一度、と言われても二の足を踏む。やはり、もう一度と言うならば充実感を感じていた時代に戻りたい。その時は高校3年。入試の勉強に頑張っていた時代だ。ちょうど東京オリンピックの年でもあった。 東洋の魔女が金メダルを取った歓声は夜間予備校から帰る電車の中で聴いた。
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高校3年の4月、父から大学に合格できる自信があるのなら、行かせてやる!と告げられた。それがすべてのスタートだった。大学に行きたいと私自身が強烈に望み、それから1年間は全力を注いだのだった。受験勉強など皆目していなかった。普通高校とはそれこそ雲泥の差があった。文通友達から教科書を譲ってもらい、懸命に独学した。後にも先にもこれほど頑張ったことは私の人生には無い。充実した1年間だった。
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苦しくても勉強する事が楽しかった私の17歳の1年間。すっかり怠惰な性向が身についてしまった今を考えると、私にも誇らしげな一時代があったのだと思われるのだ。