わが街は明日が市議選。お偉い先生方が街中を駆け回っている。この先生たちは４年に１度、わずか１０日間ばかりの選挙期間だけ街頭に立って声を枯らすだけではないか、と思うのだがどうなのだろう。中央政界もこの市議選を注目していると喧伝され、各政党の重鎮が出向いて応援しているようだ。ところが地元出身の麻生首相率いる自民党にはなぜか応援依頼がなされていないと聞いた。中央の不人気を地方に持ち込まないでくれ、と言っているようだ。
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さて、旦那が埼玉に長期出張に出かけて留守を和音君と二人で守っている長女から緊急連絡が入った。車のバッテリーが上がってしまったと。旦那の車があるので、取り立てて困ることはないが、スリーナンバーで大きいので燃費は食うし、軽のように小回りが利かないので娘には使い勝手が悪い。何よりも我が家の駐車場に入れるのが苦労する。
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私の車にはバッテリーコードを常備しているので、おっとりがたなで駆け付けた。エンジンさえかかれば、ガソリンスタンドでバッテリーを交換するから、というのでバッテリーは買わずに。
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選挙の宣伝車から身を乗り出さんばかりに手を振っている応援の女性を横目で楽しむ余裕もあって、マンションに着いたのだが、娘の七つ星マークの軽は駐車場に頭から突っ込んで止めていた。奥は垣根だし、横はタイヤ止めがあって私の車をぴたりとくっつけて止められない。バッテリーコードは１．５ｍしかないので届かないのだ。車を道路まで動かそうとしたが動かない。オートマなのでギヤはPの位置に入っていて、ブレーキが利いているのだった。バッテリーがないとギヤもチェンジできない。
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バッテリーコードが役に立たないので、バッテリーを買うことにしてホームセンターへ。すると先ほどの選挙カーに出くわした。相変わらず美女が窓を開けて手を振っている。この寒空でご苦労なことだ。
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新しいバッテリーとの交換も無事に終わって、エンジンも無事に掛かってこの件は一件落着。和音君も「治った？」と心配してくれていたが良かった。
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我が家に帰って昼食を摂ったあと、街のラッキーセンターへ。宝くじの払い戻しだ。その途中、またしても同じ選挙カーにすれ違った。みると今度は美女も窓を閉めておとなしく座っていた。疲れたのだろうか。
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宝くじ売り場で、再度当選番号を確認してもらったが、やはり奇跡は起きなかった。インターネットの当選番号は間違いなかったようだ。残念！ 図書館にも寄ったが閉まっていた。月末なので整理があるのだろう。仕方ない、返却は明日だ。今日の予定は全部終わって、帰りにジムへ。いつものエアロビの時間帯は過ぎていたので、ゴルフの練習と筋トレをした後、少しばかり走った。と言っても１５分、２キロくらい。
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ジムのサウナで汗を流して意気揚々とジムから出た途端、またもやあの選挙カーと遭遇！ いかに奔り回っているとはいえ、４回もすれ違うとは。自民党公認の立候補者であるが、危機感でいっぱいなのでしょうか。私も今日は車やジムで走り回ったけれども、先生方も今日１日、最後まで奔るのでしょう。
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