「結果が出せる人」の条件

今日サロンにいらしたNさん。

仕事の過労や、雪の日の冷えなどで今日はちょっと体調くずしぎみでしたが、ダイエットスタート後２か月足らずでNさんいわく「予定通り」あとわずかで１０キロ減、というところまできました。
しかも「まだ、ダイエットらしいことを何にもやってない」というのです。

僕は「結果がよければ、そこに至る過程が何であれOKでしょう」という話をしました。

Nさんは「なんにもやってない」と言いますが、先日お話をうかがったところNさんには「結果が出せる」人の条件がかなり揃っていました。
その条件のひとつを今回、お伝えしましょう。

それは・・・


「ぜったいに自分を変えたい、という強い想い」


があること。

こういう想いがある人は、すぐに分かります。
それは
「できない理由」よりも「できる理由」を探すクセがあること。
困難と思える状況でも「これならできるかも」と考える。
Nさんは、まさにそんなタイプ。

厳しいようですが「○○だからできない」という、できない理由を探すクセがあるということは、まだ気持ちのどこかが中途半端。
でもそれはある意味、しかたのない面もあります。
そこまで本気にならなくても済む環境にいる、ということだから。

僕は１０年前と比べると、身体も人生も当時からは想像つかないほど劇変していますが、ここまで変われたのは「ぜったいに今みたいな状態はヤダ！とにかくどんな努力をしてもいいから変わりたい」という、強烈な想いがあったから。
当時、悔しい想いを、たくさんしていたのです。

かといって、修行みたいなことをしたとか、すごいガマンとか努力をしたわけでもありません。
できるかぎり、できない言い訳をしない。そして、決めたことはできるだけ続ける。
完璧ではありませんが、その積み重ねだった気がします。

多くの人は、そこまで悔しい想いとか、ぜったいに自分を変えてやる！なんていう強い想いは、もちにくいのかもしれません。
それはそれで幸せなことで、恵まれた環境にいるのだと思います。
ただ、それでもやっぱり自分を変えたい！と思うのでしたら、「なぜ自分を変えたいのか？」その理由を片っぱしから考えて書き出してみましょう。

先日、違うNさんに話したことがあります。
仕事の面で、大きな選択肢が与えられたそうなので、僕が

「どちらか迷ったら、こっちの方が大変、って思う方、負荷がかかる方、リスクが高い方を選んだ方がいいよ」

と伝えました。
その方が、ブレイクスルーやパラダイムシフトがおこりやすいから。
つまり、自分を短期間で劇的に変える可能性が高くなる。

人生、大きなチャレンジができる時って、限られます。
そんなチャンスをモノにしないと、もったいない。

結果が出せる人は、より負荷がかかる方、リスクが高い方を選んで、それを、つらさや苦しみではなく、楽しみ、ワクワクに変える工夫ができる人なのです。