前回のF-2 AGGネタで気づいただろうか？最後の転がり１番機のバックにブルーが写っていることを。
トラブル？か何かで１機だけ松島居残りだった３番機。
当日、浜松を経由し松島から飛んできた。
そして、空いていた定位置にスポットイン。
演技開始２時間前。間に合ったあ。
これで全機揃った。あとは、ショウを行うばかり。
F-15の機動デモのあとは、F-2のAGG（模擬空対地射爆撃）のデモだ。４機のF-2が順次上がっていく
返す返す、RWチェンジになったのが惜しまれる。撮影場所をRW25に合わせて陣取ったので、RW07になると送り写真のみになってしまう。
洋上で体形を整え、４機のレフトエシュロンで基地上空に戻り、ブレイク。
このあと、２機づつに分かれ、AGGのスタート。RWとエプロンの間に設けられた目標に向かい、対地射爆撃を行う
２機で突っ込んできて、
離脱！・・・・地上で「ボンッ！！」。観客が「ドキ！」
今度は右から
パン・パン・パン！ ドキドキ
左右から波状攻撃を加えていく。
最後は目の前でブレイクし演技終了
気温が上がり、RW上は陽炎でユラユラだ。
１番機 93-8552
２番機 13-8563
３番機 93-8551
４番機 43-8125
オープニングフライトと同じ機体が使用されたが、オープニングでは転がりを撮れなかったので、RWチェンジしたことが幸いした。
さてスペマファントムのデモの興奮が冷めないうちに、次なるデモが始まる。午前中は休みなく一気にお昼までデモが続く。
さあ地元勢の出番。築城の304sqからF-15Jの登場だ。垂直尾翼のマークは天狗。
天狗ウォーリアーズ参上。
42-8837が上がる。
エアボーン後一気に機首をあげ、ハイレートクライム
RWチェンジしてRW07になると、エアボーンが会場より先になるので、やや迫力にかけてしまう。できれば25のままでいて欲しかった。
続いては、会場右手からのファンブレイク。ヴェイパーを引いての登場。
結構近いぞ。早いぞ。追いつけないぞ。
パワーに物を言わせ、一気に駆け上がっていく。
こちらもパワー全開のホリゾンタルスリーシックスティ
あとは右に左に上に縦横無尽に暴れまわってくれた。
いやあ、相変わらず暴力的なパワーと旋回性能で、追いきれんわ。
最後は、スピードブレーキを広げ、特徴的なランディング。
お疲れ様あ。
ラジオからは新田原301sqのF-4EJがホールディングポイントにいて準備万端なことが伝わってくる。さあいよいよ爺さんが来る。
まずはファンブレイク。ん？色付き？
なんとHEROに続いて、こちらも会いたかったスペシャルマーキング機だ。
F-4EJ改 77-8398 301sq40周年記念塗装機
あかん。緊張してうまく撮れん。
艦載機生まれらしく、アレスティングフックを下ろしてのローパス。
ゆっくりのはずなのに、ミスった。
ダーティローパスからのリカバリー
垂直系、水平系の機動をたっぷり見せてくれる。爺さん無茶すんなよ、ってぐらい激しい。
極めつけは、このローパス。30ftくらいの高さかな。
最後は、左右に90度バンクで翼フリフリお別れの挨拶をしながら新田原にRTB。
いやあ、すごかった。迫力の機動に失敗写真の連続で、我ながら修行が足らぬと思ったね。
この機体、地上展示でも見てみたいなあ。新田原行かなきゃ無理だよなあ。
ブレイクした２機は、ASCOTは会場北側、HEROは会場南側を周回し、ふたたびにしから侵入してくる。
まずはASCOTがいち早く要救助者を捜索。
機首下のセンサーや、クルーが救助者を探す。
ASCOTが救助者を発見すると、HEROが現場に到着。
救助者を支点に円を描くように旋回し、発見したことを知らせる。
旋回するHEROのさらに外側を旋回するASCOT。さあ救助開始だ。
西側から接近し、急減速。
サイドのスライドドアを開け、リペリングスタンバイ。
ホバリングしながら、メディックがロープを伝い降りていく。
その間もASCOTは旋回を続ける。
そして１名が、タンカとともに引き上げられる。
さあ残るはメディックを引き上げるのみ。
メディックが釣り上げられ、ミッションコンプリート。
旋回しながらHEROのミッションを見守っていたASCOT。同じ高度を維持しながら旋回を続ける技量は素晴らしい。
最後は、HEROが多少の機動デモを行い、ご挨拶。
最後は、スタートと同じ位置にポジショニングしASCOTとともに高速に離脱。
ASCOTはレフトブレイクし、そのまま芦屋にRTB。お疲れ様あ、って今年はASCOTの地上展示なしかよ。
HEROは会場裏手をぐるっと周り、降りてきた。
ランディングした後、エプロンまでタキシングし地上展示に加わった。ラッキー。
いつみてもキレのある機動で楽しませてくれる。なにげに航空祭を盛り上げてくれる、ASCOT & HERO は以上。
さあ、次はいよいよ戦闘機の機動デモが始まる。しょっぱなは新田原のF-4EJだ。老他にムチ打ったデモはどんなもんか・・・
さあ、お待ちかねの救難展示。しかしHEROもASCOTも会場には見当たらない。ラジオからは芦屋を上がってホールドポイントに到着とのこと。そしてスタートミッション。
そしてやってきたのは、なんと絶滅危惧種のオレンジ６０。UH-60J 68-4565。ほとんどが洋上迷彩になってしまったが、生き残りが芦屋に配備されたらしいと噂を聞いていた。まさかデモに来てくれるとは、望外の喜びだ。
まずは、一旦ランディングして、要救助者を降ろしてセッティングする。
そしてふたたび空へ。
時計回りにその場でクルッと転回。
オレンジ60がデモるとは、テンション上がるぜ。
会場の観客にご挨拶した後、西からASCOTが突っ込んできた。
U-125A 92-3011
で、ASCOTがRWに乗ったタイミングで、60も一気に加速していく。
この前傾姿勢を正面から見ると、チョー格好良いのだ。撮影したいシチュエーションの筆頭。
RW上を加速し、ASCOTは左へ、HEROは右へブレイクする。
さあ、救難展示のスタート。
オープニングフライトが終了し、練習機による航過飛行の番。
まずは、防府北の１２教団のT-7
ダイアモンドフォーメーションから
速度が遅いので追いかけるのは楽だが、ちと高いか。
続いてはレフト・エシュロンでフライバイ。
４番機が少し遅れた。これでミッションコンプリート。防府北へRTB
続いては、芦屋基地所属 １３教団のT-4
まずはライト・エシュロン
結構絞ったが、白い機体が輝きオーバー目。うーん難しい。
続いては、ダイヤモンドでフライバイ
ブルーほどではないが、結構タイトに組んでるな。芦屋のレッドドルフィンはこれで終了。
一方地上では、F-15の展示に向け準備が進む。忙しいのう。
ダミーの空対空ミサイルAAM-3だったかな？
先ほどの燃料トラックが目の前を行く。
デカイので、結構迫力あるな。
AAM-3は手で担がれて機体へ。
人海戦術でパイロンに装着。
続いては、なにげにお気に入りの救難展示。楽しみだあ。
オープニングフライトを飾ったF-2/F-15がRW25に降りたが、F-2は西側のアラートハンガー前が駐機場になっているらしく、会場には姿を見せなかった。しかしF-15は会場に展示されるらしく、エンドから４機揃ってタキシング。
正面から見るイーグルは格好ええのう。
１番機はスピードブレーキを立て、ご挨拶。
２番機は、１番機のブラストでメラメラ。
４番機のみが複座型。
で、目の前を通過
真横からだと、キャノピー周りの単座と複座の形状の違いが良く分かる。個人的にはF-15にしてもF-18にしても複座が好みだ。ファントム以来戦闘機は複座のイメージが定着している。
そしてランプイン。整備メンバーが駆け寄る。
セーフティピンを刺すクルー
パイロットは降機後チェック。
やや逆光ぎみだが、５機が並んだ。
５機目は予備機の902号機
燃料補給用のトラックが走ってくる。燃料はJP-4Aだ。
続いては、リモートでフライパスを行うT-7とT-4をご紹介。
2年ぶりの築城。前回は東日本大震災後のフルアクロ復活だった。そして今年は悪天候にたたられ続けストレスの溜まったブルーが、久しぶりに青空の下フルアクロを実施できそうな天候。
朝5時半頃、現地の駐車場に着き、朝１番のシャトルバスに並ぶ。0630に開門するが、エプロン直前で待たされる。
タワー横のエプロン入口前で待つ。すごい人だ。開門ダッシュが凄そう。おじさんには辛い。
後ろを向いても、人ひとヒト。
そんな中、オープニングフライトに向けF2/F15が上がっていく。
朝焼けの中、あがる戦闘機を見て、テンションも上がる。
そして開門・・・・すごいダッシュだ。今回の席取りは連れに任せた。
今回は、その連れが良い仕事をしてくれた。ブルーの前ゲット。
ただ、そのブルーだが、３番機がおらずスペースが空いている。予備機はあるのに、整備でもしているのか？などと考えていたら、先ほど上がった、機体がフォーメーションを組んでやってきた。いよいよオープンだ。
F-2、F-15が４機づつの見事なフォーメーション。
その後は４機づつに分かれて、ダイアモンドでフライパス。
そして、降りてきた。
１番機 13-8563
２番機 93-8551
３番機 93-8552
４番機 43-8125・・・のはずが、同じタイミングでF-15がエシュロン隊形でオーバーヘッドアプローチ。唯一のF-2Bを逃した。
ここから１機づつブレイク。
１番機 72-8890
独特の着陸姿勢でランディング。
２番機 42-8841
３番機 72-8882
４番機 12-8074 この機体のみF-15DJだ。
まあ３パスのみだったが、オープニングなのでこんなもんでしょう。
天気は良いし、今日は期待できそうだ。
次は、降りたイーグルのランプインだ。
そろそろ築城のネタに行きたいが、未だ写真を整理できていないのでもう少し目達原ネタを。
82式指揮通信車 通称コマンダー。タイヤがごつくてこれが一般道を走っていたら、思わず避けてしまいそう。
続いては、さらにタイヤの数が増える。
96指揮装輪装甲車 通称クーガー。どこが操舵輪なんだろう？
後部には隊員がかなり乗れそうだ。
次はコマンダーの派生型らしい
化学防護車
勇ましいマークだ。
そしてこんなん、自走できるんかい！
155mmりゅう弾FH70 サンダーストーンというらしい。
そしてものすごい砂埃を上げて走ってきたのが
戦車が載ってる。
これにて行進は終了。
さすがにキャタピラの車両はエプロンを痛めるので行進には参加していなかったが、展示されていたので、そのうちご紹介しよう。
さて、今回もヘリは無し。戦闘系の車両をご紹介する。名称等はネットで調べたので、もしかしたら間違いがあるかもしれないので、あらかじめスンマセン。
81式短距離地対空誘導弾 短ＳＡＭミサイルを発射するトラック
地上展示の短ＳＡＭ 結構生々しくて物騒だな。
続いては、土管・・ではなく
88式地対艦誘導弾 発射機
そして、中東派遣で一躍有名になった
軽機動装甲車
次回は、いかにもっていう、さらに生々しい車両をご紹介。
さて長い（失礼）お話のあと、車両展示が。
今回は、支援系の車両を紹介。
まずは、地元自治体の旗を掲げて、1/2トントラック？が行く
続いては、災害支援ファミリー
７トン半トラック
こちらは幌なしでコンテナ積み
これは、除染車かな
極めつけは、
普段絶対に日の目を見ないであろう、機材で大行進とは脱帽。
次回は、戦闘系の車両をご紹介・・・・・うーん全然ヘリが登場しないじゃないか。
さて記念式典が開始された。
北側のハンガーから整列した隊員が一斉に行進
偉いさんに敬礼。
しばらくすると、RW上にヘリが９機登場。
先頭はオスカーこと、OH-6Dの２機と、
オメガことOH-1の合計３機。
第２編隊は
AH-64Dアパッチロングボウと、２機のAH-1Sコブラ
第３編隊は
ヒリュウことUH-60とハンターことUH-1の３機。
それぞれ、３機の傘型編隊であがり、北へ消えていった。
しっかし、午前中完全逆光のシチュエーション。ただでさえ暗い迷彩色の機体が真っ黒に潰れてしまう。第３編隊の写真がないのは、そのためだ。
しかし、どこに隠れていたのだろう？式場から見渡した際は機影は見えなかったのに・・・後で確認したら、RW南端にもエプロンとハンガーがあった。
続いて行われるは、訓示、挨拶に続き、車両行進展示だそうだ。
在庫ネタですが、
今日はKIX遠征記に隠れてなかなか出番のなかったミリネタでも。
熊本から約100km。佐賀県の吉野ヶ里にある目達原駐屯地。陸自の補給処とヘリ部隊（3対戦、西空、４飛）が所属する。
KIX遠征の前日、10/12に「九州補給処61周年 目達原駐屯地 創立57周年記念日行事」が開催されたので、初めて訪れてみた。
陸自の駐屯地は初めての経験だ。KMJ併設の高遊原は分屯地で、駐屯地ではないので、本格的な駐屯地訪問にワクワクする反面、記念式典メインの行事に一抹の不安を感じつつ、一路目達原を目指す。
のんびり走って90分程度。目達原の西門前に到着。すでに５台程並んでいる。しかも交差点の直ぐそばで、交通渋滞のもとになる。陸自側も承知しており、開門1時間以上前だが、とりあえず門の中に入れてくれた。寛大な配慮に感謝。
空自の基地祭りと違い、記念式典がメインで、身内向けのイベントと言えるのが陸自の記念行事のイメージ。長い訓示やお偉いさんのお言葉が並ぶので、一般人は・・・
しばらくして正規の駐車場に誘導され、会場を目指す。
途中、戦車が置かれており、陸自の駐屯地を実感。こちらは61式戦車だそうだ。
そしてこちらが74式戦車と言うらしい。
そしてエプロンについて、目にしたもの・・・・愕然。
ガランドウのエプロンに多数のパイプ椅子。ヘリはどうした？・・・
振り返るとベースオペレーション。
脇には、赤十字を描いたトラックが。
1 1/2t救急車、通称アンビと言うらしい。アンビュランスのアンビね。
そしてその横には消防車が２台。
時代を感じさせるこちらは、Ⅰ型。
こちらは、Ⅱ型と言うらしい。初めての陸自車両。一つ一つ調べないと、名前や使用目的がわからない。勉強になります？
そしてこれから、長ーい記念式典をクリアしなければならないのだ。
ヘリはどこだあ？
次回に続く。
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