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ワールドカップ、日本代表の振り返り

2010-07-08 23:20:14 | サッカー(Road to 南ア)
月並みなんだけど「予想以上に戦えた」というべきなんでしょう。

日本や隣国・韓国はアジア地区予選の段階では圧倒的な戦力で勝ち方を選べるわけです。多くは攻撃的にいき、勝ち負けより「何点取って勝つか」が重要になってしまいます。5点取ったって1点でも失点したらセルジオ越後さんに罵倒される世界です。

ところがワールドカップ本大会となるとそうはいきません。ヨーロッパや南米の雄の皆さんからは「カモ」扱いです。

という状況にも関わらず、岡田武史は「攻撃的にいってベスト4が目標だ」と言っちゃったわけです。

オレは今でも身の程知らずの戯れ言と思ってます。

ただし、今年に入ってからの出来があまりに悪すぎた。結果的にはこれが吉とでるわけですね。

吉となった現象として、まず対戦国の油断が増幅しました。それから、停滞の主因となっていた中村俊輔を外す決断をせざるを得なくなった。そして、結果的に採用した守備的戦術が功を奏し初戦を勝ち自信を回復させた、などがあります。

やはり初戦を勝てたことは気持ちの上でも大きかったと思います。

ただし、岡田武史が描いていた「ワールドカップかく戦う」とはかなり違ったはずです。

その意味で「よく戦った」とは思うけどそれは現地入りしてからの状況に対してよく対応したという意味で、本大会での目標設定や戦術構築については大きな見誤りをしていたと思う。もっとも岡田の目標はベスト4だったわけで目標の2試合前での敗退は大甘な査定でも「落第」でしょう、JFA的には。

よく戦ったという評価はあくまでオレの評価です。オレは0勝3敗と見ていましたので。


今後の日本のサッカーの課題は選手層でしょうね。今大会もセンターバックの二人は替えがきかなったわけですし、現在のJリーガーのほとんどが「大空翼」を目指していたような「10番至上主義」の打破が必要と思います。

センターバックやボランチ、ストライカーそれぞれに求められる素質は異なるわけですから。

本田や遠藤に憧れるサッカー少年を否定しないけど、阿部や駒野に痺れるサッカー少年も必要と思う。


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