バ ン コ ク の 片 隅 で、 J E F と さ け ぶ

Next Game:J2-02vs大宮アルディージャ(27/Jun、フクアリ)

JEFを攻撃するマスメディア

2006-06-30 16:44:58 | サッカー(JEF)

ここ数日のオシム関連の報道を見ると、
・オシムは代表に行きたい
・それをJEFのフロントとサポは阻止したい
という流れになってますね。

あはは、我々完全に「悪者」です。
今日、会社で同僚に言われましたよ。オシムを自由にしてやれって。先週の川淵ポロリ事件までオシムのオの字も知らなかった人にね。

昨日のEntryに対する俺の友人Nまっちのコメントにあった「オシムの言葉」著者、木村元彦氏の件のコラムの最後の箇所、

  「言葉は極めて重要だ。そして銃器のように危険でもある」

に戦慄を感じる。

今、オシムを代表に推そうとするメディアは猛烈な勢いでJEFとオシムを分断させるための記事を連発してる。そこにはJEFというチームを破壊してでもオシムを持ち去りたいという意図すら見える。

この一連の流れでマスメディアがいかに信用のおけない、自律性の無い凶器かということがよく分かった。

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淀川社長!よう言った!!

2006-06-30 00:08:00 | サッカー(JEF)

JEF再始動の練習後に淀川社長がコメントを発表した。

 「フェアな契約を推進指導する立場にありながら、この点を自ら犯そうとしている協会に対し強く糾弾したく、、、」

 社長!よく言った!!!

  バンコクに来たらタニヤで接待しますよ。

  強く糾弾したく
  強く糾弾したく
  強く糾弾したく
  強く糾弾したく

独裁者・川淵と相対したときに本当にそう言ってくれるか、まだ疑わしいですが、その心意気がとても嬉しい。

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次期監督を巡る魑魅魍魎

2006-06-29 12:35:00 | サッカー(Road to 南ア)

オシムが日本に戻ってきた。

一両日中に代表監督就任問題に方向性を見出すのだろう。

今回の一連の騒ぎで代表を取り巻く醜い部分が改めて浮彫りになったと思う。

最大の癌は協会会長・川淵三郎。

彼はJリーグ立上げの困難な時期に素晴らしいリーダーシップを発揮した。しかし、協会会長就任後に独善的に代表監督にジーコを就任させた。結果的にジーコは代表監督としては挙げるのが困難なほどの僅かな功績と挙げたらきりが無い弊害を残してリオデジャネイロへ去っていった。

どなたかのコラムで「W杯の敗退で協会会長と代表監督が同時に責任を負うような前例は作るべきでない」と書いてあった。俺もそう思う。しかし、それは代表監督決定にあたり協会・技術委員会の推奨する人材を協会会長が承認するといったコーポレートガバナンスがなされてる場合だ。

川淵三郎は技術委員会の人選を独善的に握りつぶし、ジーコを代表監督に据えた。そして、ジーコの代表チームは迷走を続け、解任の機会はいくらでもあったにも関わらず「何となく勝ち抜いた」アジアカップやアジア予選の結果を前にしっかりとした見極めをも行わずにドイツ大会であのような大惨敗を招いた。この結果は川淵三郎とジーコの共犯と言ってもよい。

川淵三郎にドイツ大会を振り返ることは無理だし、そこで出た課題を南アフリカ大会アジア予選に反映させることなど期待できない。その能力がないのだから。

だからこそ川淵三郎は協会会長職を辞するべきである。素晴らしいリーダーであった時期もあったが、ほんの些細な独善的な行動で暗愚な独裁者に変わり果ててしまった。


そして、ジャーナリスト。
この一連の報道で我々が普段目にする新聞テレビは川淵三郎の意に沿うような記事を乱発してきた。少し話が大袈裟になるかも知れないけどこの国のジャーナリズムは本当に権力にべったりだ。昭和初期の対中戦争、対米英戦争については大局的に避け切れない戦争だったと俺は思ってるけど、しかし時のジャーナリストが権力者の突き進む方向性に立ち向かう姿勢さえ見せれば、ひょっとしたら戦争による悲劇は縮小したかもしれない。これは交戦国の問題もあるけどね。
基本的にはジャーナリストの毛皮を被った扇動者にすぎない。


最後にオシム。
彼は代表監督を受けるのだろうか?正直のところ想像がつかない。
協会会長・川淵三郎の仕掛けたメディア戦略、と見事にそれに踊ってる新聞テレビを見て「アホらしい」とつぶやく彼の姿も想像できる。一方でここまで瓦解した代表を立て直すのもやりがいのある仕事と感じる彼の姿もまた想像できる。今朝、成田に到着した彼を出迎えたのは川淵三郎の子分たる新聞テレビ、そしてJEFのサポーターだ。代表サポーターの姿などなかったも聞く。

代表側につく人々は全てをオシムに押し付け、虚像にしか過ぎない「オシムマジック」に期待してるかもしれない。オシムはマジックなんか使ってない。優れた才能を持った選手達を徹底的に鍛えてその才能を開花させてるだけだ。

繰り返すけど、オシムに代表を預けてこの4年間の停滞を解消できると思ったら大間違いだ。

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ワールドカップ決勝T4日目

2006-06-28 15:04:41 | サッカー(W杯ドイツ大会)

決勝トーナメントの1回戦もいよいよ最終日。

・ブラジルvsガーナ
 前半見終わって、睡魔に勝てず寝てしまいました。
 日本戦同様、前半終了間際にブラジルは得点してましたね。日本戦とは違い、追加点ではありましたが。実際試合はここで終わったっていう感じです。
 ブラジルは不思議なチームだ。ロナウドが巨漢化して動けない、何であんなの使うねん、ロビーニョ使えやゴルァ、などと色々批判を浴びてたりする。でもさぁ、苦労したクロアチア戦でも勝負どころではちゃんと勝ってたしなぁ。ロナウドの代わりにロニーニョ入れたら、それこそ反則じゃない?

・スペインvsフランス
 スペインのピークが早すぎるんではないか、ということをこのblogで書いたと思ってたんだけど、記事がないな。会社の中での雑談で話したのかもしれない。
 スペインは今回も決勝T序盤であっさり姿を消した。毎回、優勝してもおかしくないメンバーを揃えて大会に乗り込み、グループリーグではその強さを見せつけるのに決勝Tでは脆い。多分、実力が無いのでなく自信が無いのだと思う、ワールドカップを勝ち抜く自信が。だからグループリーグの段階で充分に力を発揮できるような調整をしている。けど、チームが決勝戦までの7試合そして1ヶ月間をトップフォームを維持し続けることなんてあり得ない。ワールドカップ優勝国とそうではない国の差はここで歴然とする。

 としか、書けないです。ゲームも見てないし、ダイジェストも見てないし。。。

 結果、準々決勝は次のような組合せになりました。

 6/30
 ・ドイツvsアルゼンチン
 ・イタリアvsウクライナ

 7/1
 ・イングランドvsポルトガル
 ・ブラジルvsフランス

 優勝経験国がきっちり勝ち上がってきましたね。欲を言えば、ポルトガルの替わりにオランダ、ウクライナの替わりにスイスの方が華やかな気はしますが。
 イタリアvsウクライナ除けば戦力は拮抗。どちらがコンディションを合わせられるか?或いはほんの些細なことや、審判の振る舞いで勝負が決まるでしょう。



 訂正:イタリア-ウクライナ戦/イングランド-ポルトガル戦の試合日を間違えてました。
    既に修正済みです。

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決勝トーナメント3日目

2006-06-27 22:27:06 | サッカー(W杯ドイツ大会)
前日、徹夜明けで仕事へ行きそのまま飲みに出た上に夜が明けるとバンコクへ帰らなにゃならんのでさすがに見ることはできませんでした。

で、朝のニュースでダイジェストを見た感想です。

・イタリアvs豪州
 ユーベ問題が整理されるまではアンチイタリアのdeepさんです。一方の豪州。まぁ、日本との対比で健闘していると思われてるチームですが、俺個人はあまり魅力的には思えません。ヒディングのチームだからかな?彼の勝ち進む手腕には脱帽するもののやってるサッカーは日韓大会の韓国同様、そんなに面白いとは思わなかった。
 というわけであんまり関心の薄い試合ではありました。
 結果は後半ロスタイムにイタリアがPKを得て「王子」が決めたわけですが、ヒディングに対する日韓大会の意趣返しなのか、ユーベ・モッズGMの携帯電話がまたご活躍かは分かりません(通信記録調べたほうがよいですぞ)。
 その位、「そこでPK取るか?」的ではありました。

・スイスvsウクライナ
 スイスがここで負けるかぁ?ゲームの詳細が分からないのでスイスにはもう一つ上に行ってほしかった。ホスト開催(だっけ?)のユーロ08が無茶苦茶楽しみなチームになった。ウクライナはもう何も言わない。イタリアを粉砕して、お願い

あ、ちなみに既にバンコクに着いてます。

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ワールドカップ決勝T2日目

2006-06-26 14:34:39 | サッカー(W杯ドイツ大会)
決勝トーナメント2日目。

徹夜で眠いです。

・イングランドvsエクアドル
 イングランドはFWが苦しい。ルーニーは当然本調子ではなく(当たり前だが)、DFを殺すような仕掛けができない。エクアドルも完全にミドル警戒。
 相手のストロングポイントを消す戦いになるため、少し退屈。勝負は後半のベッカムのフリーキックがゴールラインを割りこれが決勝点。まぁ、イングランドはこれ以上メンバーが上向きになること考えづらく、そろそろ勝ち進むのがきつい感じを受ける。

・ポルトガルvsオランダ
 前半の感じはオランダやや優勢。確かにマニシェの得点でポルトガルが先制したけど、ポルトガルはロスタイムに一人退場喰らって数的不利を生じさせてしまったので、後半に不安を残す雰囲気ありあり。
 後半開始して間もなく、双方のプレーが荒れだす。無駄な接触プレーや大袈裟な倒れ方。どんどんカードが出る。あたしゃ、誰にカードが出てるのかもう分からん。その内、オランダ、ポルトガル(デコ)が退場してオヨヨと思ってる。ロスタイムも6分くらいあるので、まだ分からんなぁと思ってたら、オランダ(ファンブロンクホルヅト)もさらに一人退場して終わってしまった。
 うーん、前半はさすが欧州強国同士の戦いという感じだったけど後半はなぁ。
 ポルトガルは勝ち進んだけど出場停止二人(一人はデコ)にC・ロナウドが怪我。次出れるのかなぁ、一応自分で歩いてたので大丈夫とは思うけど。ボロボロだ。

 準々決勝の対戦はイングランドvsポルトガル。イングランドは明らかにチームのパフォーマンスが下降気味。ポルトガルは出場停止の二人の穴埋めをどうするか?C・ロナウドは出てこれるのか?フェリペ監督がどうこの局面を切り開くか楽しみ。

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ワールドカップ決勝トーナメントへ

2006-06-25 23:17:47 | サッカー(W杯ドイツ大会)

えへへ、アルゼンチンの86年型レプリカ買っちゃった。

などとオシム報道でdeepさんが現実逃避をしていてもワールドカップは着実に進んでいきます。イタリアが勝ってしまったり、チェコが負けたり、韓国が負けたり、フランスが滑り込んだりとグループリーグは粛々と進みすでに決勝トーナメントに突入です。

・6/24
 ドイツvsスウェーデン
 アルゼンチンvsメキシコ
・6/25
 イングランドvsエクアドル
 ポルトガルvsオランダ
・6/26
 イタリアvsオーストラリア
 スイスvsウクライナ
・6/27
 ブラジルvsガーナ
 スペインvsフランス

ドイツvsスウェーデン、アルゼンチンvsメキシコは昨夜~今朝にかけて見ました。以下感想です。

・ドイツvsスウェーデン
 ドイツ、試合毎に強くなってるなぁ。それともスウェーデンがダメだったのか?多分、ドイツが手におえない状態なんだろうな。
 テレビで解説者が言ってた。クローゼの進化が凄いって。日韓の時の彼は今のクラウチみたいだって。はー、なるほど。

・アルゼンチンvsメキシコ
 いやぁ、いい試合でした。こういう試合を見るといよいよワールドカップも本番開始という感じですね。
 序盤の点の取り合いでどうなるかと思ったけど以降は強豪国の意地と意地のぶつかり合い。延長のマキシロドリゲスの決勝ミドルシュートには痺れました。

 準々決勝はドイツvsアルゼンチンです。で、何か懐かしくなって写真のレプリカ買っちゃいました。でも、ニギリの関係でドイツに勝ち進んで欲しいのだ。

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「イビツァ・オシム代表監督就任報道」

2006-06-24 23:17:28 | サッカー(JEF)
えーとですね。

少し、思考が止まってます。一応先日のリークで懸念が解消してたと思ってたんで。。。

俺個人はイビツァ・オシム体制も4年目なのでそろそろ色んなことが起こる事態は理解できる。

ただシーズン途中のこの時期にワールドカップ惨敗の責任問題を語る前に人んとこの監督を引き抜こうとすることを記者会見で公言するようなポマード野郎は堪忍ならねぇ。

前も話したけど、優秀な監督は世界中にたくさんいる(ハズ)。そういう人材を探すことをしてるのかしてないのか知らんけど人のところで成功を収めてる監督を気軽に引き抜こうとする考えはとても受け入れられない。

繰り返すけど、シーズン中だぜ。自国のサッカー協会のやるべき仕打ちじゃねぇぞ。俺らが協会に何をしたんだ?

我々はオシムを引き止められるのか?

シュワーボ・オスタニという言葉をこのタイミングで意識するとは。。。

ちょっとワールドカップどころではなくなってきた。

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大惨敗、キタコレ(ブラジル戦)

2006-06-23 08:04:42 | サッカー(代表)
成田空港の到着ラウンジで書き込みしてます。

大惨敗、来ましたね。

まだ、見出ししか見てません。戦う魂の片鱗を見せない代表でしたので留守宅の家族にも留守録頼んでませんでした。

これから少しずつ情報集めますが、中途半端に光明が見えるより一度きれいに壊したほうがよいでしょう。

ジーコはさ、本当帰ってこないほうがイイよ。何されるか分からない。何時もの通り遠征先からブラジルに戻ったほうがいい。

下手ないい訳より、この結果が全て。

お、巻、先発だったのか。。。

ようやく使ったんだな、コインブラめ。

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ブラジル戦展望というほどのものでは。。。

2006-06-23 00:03:00 | サッカー(代表)
ただいま、バンコク空港です。

かっこつけてビジネスラウンジ利用してますが、チェコvsイタリア戦が放映されてません_| ̄|○

さて、ジーコさんズはこの後ブラジル戦です。ここ数日、
 根性/精神論、シュート練習、柳沢祭り
に余念がありません。

これでブラジルに勝てるなら苦労はいらないと思ってはいますが、冷静に考えればこの期に及んではこんな事しかできる事はないでしょう。初めてジーコさんズに共鳴してるdeepさんです。

十中八九、負けることが予測される中で、それでいて僅かにでもある勝機に期待する自分もいるわけです。というか、ええかげんに巻誠一郎使えやぁ、ゴルァ!!遠藤や中田浩司の事も思い出してやってください。

とはいえ、冒頭に書いたとおりdeepさんはこれから夜行便で日本へ移動です。
メンバー発表前に飛行機に乗り、試合が終わったあとに着陸です。完全に蚊帳の外です。

どんな結果になりますやら。。。

JEFの飛騨キャンプの詳細が出ました。おー、TG三昧ですなぁ。飛騨から松本に行くということは安房峠越えなのかな。

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ワールドカップ振り返り(最終節、B組&D組)

2006-06-22 01:21:55 | サッカー(W杯ドイツ大会)

B組は見れてないので結果のみです。

B組
・スウェーデンvsイングランド
 ドローです。見てた方どうなんでしょう?八百長臭く無かったですか。
 試合詳細みると、イングランドペースで2点リードしてたくせに、後半追いつかれてドローなんて。。。。

・トリニダード・トバコvsパラグアイ
 そんな懸念もトリニダード・トバコが負ければ結果なんの意味もないですね。

 結果、イングランド1位、スウェーデン2位通過です。

D組
・ポルトガルvsメキシコ
 ポルトガルはC・ロナウドやデコが欠場。完全に流す体制です。
 そういえば、サッカー先進国の中で日本が目指せるタイプの国がポルトガルサッカーと聞いたことがあります。
 ブラジルのテクニックやアルゼンチンの狡猾さ、イングランドやオランダの大きさ、ドイツの当たりの強さ、フランスの奔放さ、イタリアの堅さなどは真似できないが、ポルトガル人なら体格も遜色ないしみたいな論だったと記憶してます。肝心のポルトガルサッカーってどんなんだろ?印象としてはスキルフルな感じと理解してますが、今日の試合では流してる関係からあまりこれといった見せ場は無かったです。それでも勝ちに来てるメキシコにあっさり勝つんだから凄いです。

・イランvsアンゴラ
 メキシコが負けの場合に決勝Tのチャンスが生じるアンゴラ。メキシコに退場者が出て敗色濃厚となった段階でチャンネル変更。60分過ぎ。
 1-0でアンゴラが勝ってるってことはこのままだと勝点並ぶ。得失点差は3点差。メキシコも1点負けてるので、この時点で得失点差1まで詰まってる。オー面白ぇ。と、思ったら失点です。オワタ。。。
 それにしてもアンゴラサポーターの踊りはユニーク。試合見てねぇだろうな。

 これでポルトガル1位、メキシコ2位抜けです。

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電通について

2006-06-21 19:26:52 | サッカー(Road to 南ア)

世間で電通に対する悪口が広がってる。

視聴率の為に現地時間午後3時KOオフの試合を2試合(本来、1試合)組んだという事についてです。

で、代表が負けた。くそ暑い中、選手に過酷な環境で試合をやらせやがった電通が悪い、という内容です。そうかぁ?暑さについては確かにしんどかったかもしれないけど、涼しくなる可能性もあったわけだしね。あくまで結果論でしかないと思う。

むしろ俺は普通の生活時間中に見ることが出来て助かったけどなぁ。というか、こんな問題は94年のアメリカ大会で明るみに出てるじゃん。欧州のゴールデンタイムに放送するために炎天下で試合させるなんて。会場で試合を見る人よりTVで見る人の方が圧倒的に多くなってしまったんだから仕方ないでしょ。

話を電通の悪口に戻すけど、本当の意味で電通の悪さは代表のチーム編成/親善(強化)試合に商業主義を持ち込みすぎて代表強化のベクトルを破壊してしまったこと。無論、監督・ジーコの無能さも手伝ってのことだけど、今の状況じゃ、アーセン・ベンゲルやエメ・ジャケ、イビツァ・オシムを招聘しようが代表の再生は困難。何日か前のEntrlyでも書いたように商業主義は排除できないし、する必要も無い。大事なのはバランス。

これには協会会長が毅然としてないといけないし、電通側にも理解のあるTOPが必要。まぁ、電通が強大になりすぎて誰もが電通に平伏す状況だから楽観視できない。あとは、サッカー人気が代表に偏りすぎてることも電通の所業を悪くしてるような気もする。

普段、Jリーグ追ってる立場から見ると代表報道や代表ビジネス、気持ち悪いもん。

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ワールドカップ振り返り(G組/2巡目、A組/最終日)

2006-06-21 01:00:20 | サッカー(W杯ドイツ大会)

2巡目、最後のH組です。

・サウジアラビアvsウクライナ
 例によって前半だけ見て寝てしまいました。
 サウジ、しょぼすぎ。日本を見てても思いますが、グループリーグで勝てないチームは総じてサッカーに特徴がありませんね。サウジも日本もそれなりに苛烈なアジア予選を勝ち抜いてるにも係わらずです。
 ユーロやCLといったより過酷な日常に身を置いてる欧州勢との埋めがたい差を感じてしまいました。

・スペインvsチュニジア
 見てません。
 あ、ラウルまで得点してる。スペイン調子上がるの少し早くない?決勝T1回戦当たりにピークが来るようなペースみたいだ。

続いて3巡目となります。
・エクアドルvsドイツ
 ドイツ、エクアドルを子供扱いです。ドイツのサッカーは退屈なんだけど強いなぁ、いつの時代でも。決して華麗でもスピードがあるわけでもないけど、でかくて当たり負けしない、それでいてひとつひとつのプレーが正確なんだな。もはやドイツ人の特性を全面に現れてると言っていい。だからエースがベッケンバウァーでもマテウスでもバラックになっても無印良品みたいなサッカーを仕上げてくる。
 日本にもいつかそんな時代が来てくれるといいな。そうすればジーコでも準々決勝まで行けるかもしれない。

・コスタリカvsポーランド
 表番組のドイツが3点入れ、クーリングに入り始めた70分過ぎかからチャンネルをこの裏番組に替える。
 まぁ、完全な消化試合なわけです。こうして見るとワールドカップ開催国と同じグループリーグに配された国々は悲惨ですね。基本的にはホスト国の咬ませ犬で、まかり間違って勝ってしまうとどんな目に合わされるか分かりません。結果は1-2でポーランドが勝ちましたが、どうみても意味がありません。本当にありがとうございました。

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ワールドカップ振り返り(2巡目)F組&G組

2006-06-20 00:21:26 | サッカー(W杯ドイツ大会)
先日、イングランドvsトリニダード・トバコの試合がTVで放映してないと嘆いてましたが、理由が分かりました。

我が家のTVのチャンネルメモリーでch9という放送局が入るところに別のTV局のチャンネルが重複登録されてました。で、先ほど目出度くスイスvsトーゴも拝見できました。

F組:
 日本vsクロアチア
 ま、もういいですね。方々で語りつくされてるし、協会会長や代表監督、がら空きのゴールを目の前にシュートでなく相手GKへパスするエースFWなどの言い訳のオンパレード。
 ブラジルに勝てば、メディアの皆様はおっしゃいますが、ブラジルに勝つのがどんなに大変なことか分かってますか?豪州に負けるより難しいですよ。

 ブラジル-豪州
 前半まで見てましたが、その後寝てしまいました。
 その前半は豪州なかなかやるなぁ、という感じですね。ブラジルもカカとか凄いなぁ、ため息しか出ない。
 朝、起きたら後半に2点取って2連勝。決勝T進出確定。
 あ、これでブラジルが八百長で日本戦0-3で負けてくれたらいいのか。ちと考えてることが情けない。。。

G組
 フランスvs韓国
 真夜中の試合なので当然見てません。ヨーロッパ大陸のワールドカップでフランスにドローというのは勝利に等しいのではなかとですか?韓国にとっては。フランスは勝てないねぇ。ようやく点は取ったけど、フランス大会決勝以来、未勝利。

 トーゴvsスイス
 スイスが自力発揮という感じでトーゴを一蹴でした。でも、トーゴも単発だけど素晴しい個人技で魅了してくれました。
 初戦、韓国に逆転負け喰らったのが悔やまれますね。

 韓国とスイスが勝点4で並び、最終戦で対戦。フランスはトーゴが相手です。トーゴにはフランスも勝つ(のかな?)との前提で考えれば韓国/スイスのどちらかがグループリーグ敗退となる可能性もあります。勿体ないなぁ。

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代表とそれを取り巻く商業主義

2006-06-19 18:12:19 | サッカー(Road to 南ア)
数日前に2chのJEF千葉のスレにイビツァ・オシムに関するクラブ内部からと思われるリークがなされていました。このリークの信憑性については過去のリーク内容からみて高いと思ってよいかと思ってます。但し、問題の性格上それが事実かどうかはこれ以上は突っ込まれないでしょう。

要はこういう内容です。

・日本協会から次期監督候補としてイビツァ・オシムに就任オファーがあった。
・オシム側からは就任するための「条件」を提示した。
・その「条件」は金銭的なことではなく、「(協会の)体制」に関すること。
・協会側からはその「条件」はのめないとの返答。
・よって、この話は流れた。

関心があるのは協会がのめないという「条件」ですね。


よくイビツァ・オシムを日本代表に、という声を聞きます。俺も悪い話ではないと思います。

ただ、オシムにとっても招集されるメンバーとっても極めて厳しい試練があると思われます。選手はジーコジャパンとは比較できないほどハードワークを求められます。当たり前ですね。今回のワールドカップ出場国の中でもっともツマラナイ内容を披露してる国の中のひとつですから。オシムは協会に巣くう商業主義との戦いが待ってます。

JEF千葉に就任して以降の彼の言動や木村行彦氏の著書「オシムの言葉」に接してると彼が類稀なアンチ商業主義者である事が分かります。オシムが協会に提示した「条件」というのは協会に対して自分と商業主義の間に立って「防波堤」になることを望んだのでは考えてます。


俺は商業主義というのを一概に否定しません。協会に潤沢な資金が入るということは現代表の強化や将来の普及発展への投資という点から見ても望ましいと思うからです。しかし、チームにも攻守のバランスがあるように行き過ぎた商業主義は代表チームの編成や興行イベントなどにマイナスのバイアスを与えてしまい、代表の強化という本来の目標を見失ってしまうことを我々はこの4年間見てきました。

オーストラリア戦の敗戦受けて、俺が川淵会長とジーコ監督は即止めろ、と書いたのはその日の敗戦のことだけでなく、あの日起こった全てのことがこの4年間の代表の活動がもたらした必然と感じたからです。

仮にオシムの条件を協会が受け入れ、電通の怒りを買い、結果としてアディダスの5年間の拠出金150億(だっけ?)がフイになったとしてもオシムは素晴らしい代表チームを鍛え上げアジア予選を突破し、4度目のワールドカップへ導くことができると思う。

勿論、世界には多くの素晴らしい監督がいます。現チェコ代表のブリュックナーや元レアル監督のデ・ポルスケなどなど。オシムだけにこだわる必要も全然ありません。

以前、川淵会長は言いました。
 「2050年にはW杯で優勝したいなぁ」
単なる夢で終わってほしくない。あと、44年しかないわけだ。イングランドが最初の優勝をしてからもう40年も経ってる。2度目の優勝はまだ出来ていない。そう考えると一度も優勝していない日本がワールドカップを手にするために44年は長すぎる期間ではない。

協会の方向性が本来とぶれ始めてるこの時、川淵会長は何をすべきか考えなきゃならん。

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