週中の試合を良い形で勝って、ここで勝てば上を狙えそうな位置、良い天気でお客さんもたくさん。
そんな試合はまず勝ててません。このクラブ。
前節から田口選手→小林選手、サウダーニャ選手→チアゴ選手と変わりました。この二人がすごくダメで負けたわけではないです。
ほぼ全員がダメでした。
チアゴ選手についてはずいぶんとベンチから指示が飛んでいて何となくチームの意図を理解できていない状態のようにも感じてました。
あと相手の21番エドアルドネット選手は素晴らしかったですね。中盤を制圧していました。加えて大分はチーム全体がインテンシティを強く保っていたように感じます。その対応を千葉ができなかった。
こういう試合をこんな内容で落としてしまう。これが長らく昇格争いに絡めない実態を表してます。
ちなみに今日買ったUnitedに益山司のインタビューが載っていた。
彼のコメントのひとつにJEFの環境の良さを挙げていたんですよ。彼はドワイト監督時代に転職を勧められたそうです。事実上のクビ宣言ですよね。まぁ先にドワイトがクビになりましたが、益山司もその年に千葉を結局はクビになります。千葉に在籍していた頃彼はプロサッカー選手としての意識の向上が結局はできなかったそうです。その後、松本や岐阜を経て若くして引退します。松本や岐阜を経験して千葉の環境の良さを実感したようなのですが、クビになってからそう思っても遅いですよね。
今の選手には現在の環境の良さをクラブが契約を結んでいるうちに理解してほしいです。
町田、横浜、大宮、ヴェルディの4試合を3分け1敗のジェフの皆さん。
特に後ろの2試合については言いたいことが山ほどという諸兄も多いかと思います。
あたしゃ諸々の都合でアウェーには行っていないので生観戦でないし、よくない結果の試合をフルで見返すほどドMではありません。
見ないで文句を言うのもアレだし、想像できる文句は散々目にしたし、遅まきながら文句を言ったところで結果が変わるわけでもないし、ということで仕事を4時に切り上げてやってまいりましたホームゲーム。
何やらゲートに立派なテントが設営されてたり、メインスタンド背後の人工芝のサッカーコートに舞台設営がされてたりです。
これがJAPANJAM2022なのね。
で、試合。
これまでの星勘定3勝4敗4分の17位。ゾロ目ゲッターなので最初から勝つと思ってました。
また、これ以上負けがこむとバスを囲まれるかもしれない恐怖から塩っぱい前目の方々が躍動します。
チアゴやダニエル・アウベスもゲームの大勢が決まった後にお披露目のような形で出てきました。他のメンバーとの連携は全然ダメ。少し時間は掛かりそう。9月下旬には戦力になるといいな。
さて本日はZOZOマリン方面でどえらいニュースがありましたが、本ブログの趣旨とはそれますので横においておきます。ちなみに管理人は昨日ZOZOマリン行ってました。山本を打ち込んでいましたが、あと一本というところで佐藤と安田がことごとく断ち切ってくれて小島を見捨てたという試合でした。
で、本日のフクアリ。
こちらはこちらで劇的な展開で敗色濃厚なラストプレーで、左から末吉がクロスを入れ、ミンギュが折り返し、一耀がドカーンと同点としてタイムアップ。
勝ち点0から1にした以上に横浜さんの勝ち点3を1に留めた方ことも良かった。
で、選手がサポーターに挨拶している時にゴール裏でトラメガで全部は聞き取れなかったけど、ホームで勝てなかったことへの批判、のような発言があった。
それに田口や章太が感情的な反応を見せていたように見えた。
今日の試合内容、勝ち点3に値したとは思う。今日だけでなく、前節の町田戦もその前の新潟戦も試合内容は良くなってる。やはりメンバーが戻ってきて戦えるようになってきてる。
帰宅して、DAZNの尹監督や横浜の四方田監督のインタビューを見ていたけど両監督とも千葉の方が勝ち点3に相応しいというニュアンスの受け答えだった。
なのでゴール裏で批判していた人物の意見は真っ当だと思う。この試合、展開上勝ち点3を取りこぼしたのは横浜さんだが、試合内容から見て勝ち点3を取りこぼしたのは千葉である。
このことをチームはキチンと受け止める必要がある。幸いに尹監督は試合直後のインタビューでもその無念を滲ませていた。
ただね、今日の試合展開でラストプレーで同点に追いついた事実。これは讃えないといけないのでは?
90分間戦い抜いた直後、それも今季無敗の横浜にあとワンプレーで負けという展開をひっくり返した直後に「何やってんだ」と言われればやはり選手の感情としては悪くなる。
相手に忠告をするとき、どんなに正しい主張も機会を謝れば真逆の効果を生み出す時もある。
トラメガを握って選手に発言した彼はそういうことも視野に入れていただければと思う。本日の試合の戒めはきっと尹監督がやってくれるよ。
世の中はすでに日曜の町田戦に向かっている頃でしょうが、とりあえず新潟戦の感想を。
新潟というチームですが、見ていて感じたのはずいぶんと深い位置から繋ごうとするんだなーと。
GKの横に両CBが陣取りそこからビルドアップを始める。けど、この辺が決してスムーズなパス回しができているわけでなく、千葉の1TOP2シャドーがスルスルと詰めてしまう。
まぁ千葉の前3人が詰めていくのでボランチとの間に結構なスペースができてそこを新潟さんは使ってくるわけです。でも新潟のチャンスメークは左の前目に貼っている本間選手。やはり怖い選手でしたねー。自分で切り込めるしパスも出せる。新潟の王子って感じ。後半は消えていたようにも見えました。バックスタンド側に行っちゃったからかな。
で、新潟戦は少しベンチメンバーが不調なのか、交代するたびにパフォーマンスが落ちていく感じで結果的に2枚くらい余していた。
一方で千葉。
コロナやら負傷やで離脱中の面々が戻ってきてようやく叩けそうな陣容になってきました。
現状の尹体制の中で、
GK:新井章、DF:鈴木大、ミンギュ、新井一、ボランチ:田口&アンドリュー
は替えが効かないブロック。少なくとも現時点では。佐々木選手を左に入って、大輔選手と一耀選手が右を争うのが理想とは思ってる。けど今この瞬間では昨年からのメンツの方が成熟したサッカーができているのも事実。
あとは攻撃ですが、相変わらず得点力不足。ただメンバーが戻ってきて、サウダーニャ選手、高木選手、末吉選手などが戻ってきたのは大きく交替策で前線のギアを上げることができる。結果的にはアディショナルタイムの大輔選手のヘディングで決まりましたが、そこに至るプロセスは復帰の3選手がスピードを活かして新潟を押し込んだ結果でした。
今週末、来週末は2位と首位のチームが相手。そこをどう戦い抜くのか、今季の行く末を占う2週間となりそうです。