ワールドカップ１２日目

フランスvs南アフリカを観戦中。

途中なんですが、フランス、終わってます。

自分がワールドカップを見始めてからのフランス代表ってプラティニやジダンといったカリスマ選手の存在がチームを引き立てていたような気がします。カントナの時代にワールドカップには出られませんでしたが、それでもカントナは強力な個性を持っていたと思います。

要するにフランス代表というのはそういう時代を代表する強烈なキャラクターがチームの中に「一人だけ」いて、そいつを中心に戦うチームなんですよね。

今のチームではリベリーがその役割りを担うんですが、彼自身は非常によい選手であってもフランス代表の絶対専制君主として振る舞うには明らかな役不足です。無論、リベリーの問題ではありません。

アネルカを制御しきれない、フランス代表の弱い統治能力が空中分解を呼び込んでしまったような気もします。

フランス代表の復活へのキーは新たなる「皇帝」の降臨でしょう。それで全てが解決します。ただし、今のところ、全くその兆候は見えません。