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HAWKの6弦はレッドサンバーストも1本持っているのだが、昨年、2本目を手に入れることができたのである。
実はこのギターは私にとって60本目のものであり、還暦というわけではないが、たまたま赤いギターだったというのも趣深いことである。(その間に何本かギターを入手したわけだが、それは追々記事にするつもり)。
このギターはネックが通常のギターよりも短く、18フレットしかない。その寸足らずぶりが絶妙な可愛さを醸しているのはPro1などとも共通する点だが、このモデルからダンエレクトロはソリッドボディを採用していき、オフセットボディのフェンダーで言えばジャズマスターやジャガーなどに近いシェイプになっていく。
以前にも書いたが、このモデル最大の特徴にして問題点は鉄板を折り曲げただけのブリッジである。これはテイルピースも兼ねており、さらにこの鉄板の弾性を利用してヴィブラートユニットにもなりうるという多機能なものなのである。しかし、一度ボディに取りつけてしまえば調整はできないのでオクターヴ・チューニングをきっちり合わせるのはほぼ絶望的という、致命的な問題を抱えている。チューニングに神経質な人はそういうところが耐えられないかもしれない。
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