動画で楽しむDano(180)

2016-02-02 20:45:43 | Dano Movies(洋)
Thin Lizzy - Waiting For An Alibi with live vocal Kenny Everett Show 720p HD


この動画でスコット・ゴーハムはロングホーンを弾いている。ピックアップの間隔とブリッジの位置から判断すれば、このモデルは6弦ベース(バリトンギター)の4623である。しかし、スコットさんはこれを普通のギターのように弾いている。おそらく彼はこのギターが6弦ベース(バリトンギター)であるということには気づいていないようだし、弦も最初から普通のギターのものが張られていたと思われる。この動画は当てぶりで、実際に音を出しているわけではないので推測の域を出ないが、そんなところなのではないかと思う。

Paul Gilbert - Supernaut


次にポール・ギルバートのエレクトリック・フェンスのライブ動画を見てみる。ここでポールさんが弾いているロングホーンはジェリー・ジョーンズ製であるが、これもピックアップの間隔とブリッジの位置から判断するに、バリトンギターである。ネックもよく見ると24フレットであり、ギターリンではないことがわかる。

そして、音やフレーズを聴けば、このバリトンギターには普通の弦が張られていることがわかる。おそらく、ポールさんもこれがバリトンギターであることなど少しも思うことなく弾いていると思われる。

それでは、バリトンギターに普通のギターの弦を張るとどうなるかということであるが、当たり前といえば当たり前のことながら、別に何の問題もなく張れるしチューニングも合うのである。ただ、フレットの間隔が広いので多少弾きにくいのだが、ポールさんのように手が大きく、指も長ければまったく気にならずに弾くことができるだろう。

Paul Gilbert - Revolution


しかし、ポール・ギルバートはギターリンも弾いている。これもエレクトリック・フェンスのライブである。どこのメーカーなのかはわからないが、ピックアップの間隔とブリッジの位置、そして31フレットあるネックから判断して、ギターリンであることは間違いない。この動画ではベースのラス・パリッシュもUシェイプのベースを弾いているところが面白い。
コメント
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