弦アースを増設

ヴィンテージのダンエレクトロにはそもそも弦アースはついていない。そのかわり、TOTALLY SHIELDEDという、銅箔で電装部分を包む方法で外部からのノイズを防いでいる。実際、ダンエレクトロのギターでノイズが気になるということはほとんどないんだけれど、私が持っているものではSilvertoneの1452だけがノイズが気になって仕方がなかったのであった。ピックガードをはずしてみると、電装部分は銅箔で包まれておらず、むきだしであった。銅箔に包まれたままだと電装系のパーツの交換ができないので、前の持ち主が銅箔を取ってしまったのかもしれない。

それでは、ということで、銅箔ならぬ、アルミホイルでTOTALLY SHIELDEDを試みたのであったが、やりかたがまずかったのか、確かにノイズはなくなったのだが、音まで出なくなってしまった。

ノイズはピックアップやトグルスイッチをさわれば消えるので、弦アースを増設すればいいだけのことなので、やってもらうことにした。ハンド・ヴィブラートのスプリングにアース線をつないで、ブリッジから弦へというわけだ。画像では見にくいかもしれないが、白い線がスプリングに絡んでいるのが見えるはず。

おかげでノイズは消え、それに煩わされることなく弾くことができるようになった。