小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

三権分立は間違った考え方である

2016-07-08 01:28:27 | Weblog
「米大統領選で民主党候補指名を確実にしたクリントン前国務長官が長官在任中の公務に私用メールを使っていた問題で、リンチ米司法長官は6日、クリントン氏を訴追しないとする声明を発表した。これにより連邦捜査局(FBI)が進めてきた捜査は終結する」

FBIも、トランプ氏が次期大統領になることが、アメリカのためにならない、という政治的判断をしているのだ。

もちろん、行政、立法、司法、の三権分立は、守るべきだが。

多少の、融通は、きかせても、悪くないと思うし、否、きたせた方が、いいと思う。

日本の司法の実情は、検察官の出世が、司法組織の目的となってしまっているので、司法は、検察官の、私利私欲が目的と、なっているので、政治的には、三権分立、であるが、国策捜査、でっちあげ、を、平気で行っている。

[疑わしきは罰せず」ではなく、マスコミに、疑惑と発表された、時点で、もうすでに、被疑者は、国民から、犯罪者と見なされる。

バカなマスコミの連中が、悪の組織である、検察に、大々的に協力する。のも、さらに悪い。

皆、自分の、私利私欲しか考えていない。

被疑者の段階で、犯罪者と見なされてしまうのだから、国会が、政策の論争の場ではなくなってしまい、議員にとっては、自分の政党の支持を高める、絶好の機会となるので、国会では、疑惑の追及のみが行われるようになる。そして、疑惑の段階で、(無実であっても)、議員辞職まで、行われてしまう。

なので、国会が無駄な時間に費やされ、政策論議も、行政も、停滞してしまう。

なので、日本の政治は、いつまでたっても、良くならないのである。

行政、立法、司法の、それぞれが、自分の利益だけを、追及して、それによって、どうなっても、知ったこっちゃない、であるから、日本の政治は、いつまでたっても、良くならないのである。

なので、三権分立というのは、(少なくとも日本では)間違った思想なのである。
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