小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

逆転人生 恐怖の連続雪崩 母の覚悟

2019-04-08 23:26:26 | Weblog
雪崩というものは恐ろしいものです。

大きな雪崩で大勢の犠牲者がでた事故もあります。

特に近年は異常気象と言われていますし、いつなにが起きてもおかしくはないと

用心しておかないといけませんしね。

4月8日放送の「逆転人生」では雪崩にあい、車が埋まってしまった母子の

逆転模様が放送されるみたいですよ。

58時間後に救われたそうですが、それまでどういう対処をして助かったのでしょうか?

少し調べてみました。

2014年2月13日に南西諸島で低気圧が発生。

低気圧は発達しながら関東地方沿岸に接近し、関東の東を北東に進んでいきました。

その時関東地方の上空1500メートルの地点にはー6℃以下の寒気に覆われていたそうです。

この低気圧と上空の寒気の影響により、14日朝から各地で雪が降り続き

栃木県では先週に引き続き大雪となります。

県内では記録的な大雪となり日光市土呂部で129センチ、

那須で88センチと観測開始以来の記録を更新しました。

こういう背景もあり、東甲信をはじめ東日本太平洋側で雪崩が多数発生したそうです。

今回取り上げられる雪崩も同じ時期に起きています。

2014年2月14日、栃木県の山あいの林道を走っていた車を大きな雪崩が襲いました。

その車に乗っていたのは大人の女性と子供たち3人。

斜面からの雪崩は連続しておき、車の天井の上2メートルの地点まで雪に覆われる

事態となってしまったのです。

大雪により雪崩対策の柵などは雪崩発生前にはほとんど埋没している状況でした。

低体温症を防ぐためにエンジンをかけ暖房をつけると排気ガスによる一酸化中毒の

恐れも出てきます。

さらに酸欠の恐れもあり八方下がりとなってしまったのです。

大人でも怖いのに、子供たちの恐怖は尋常ではなかったことでしょう。

こういう災害にあった場合大事なのは落ち着くことだと思います。

落ち着いて冷静になり、対処法を考える。

パニック状態になり、落ち着くのはなかなか難しいのでしょうが。。

ただこの時の女性は冷静になったみたいです。

まず車内に閉じ込められた後、一酸化炭素中毒になるのを防ぐために

エンジンを切ったそうです。

さらにスコップで空気穴をあけます。

普段から車内に毛布やスコップを積んでいたとのこと。

こういう普段からの備えも大事なんですよね。

地震に備えての防災関連グッズなどがテレビで紹介されると

準備しとかないとは思うんですが、思うだけで終わってしまうんですよ。

災害にあってからでは遅いのに。

母子は58時間後に救出されました。

58時間というと2日以上。

子供たちをお母さんが守ったのでしょうね。

番組ではお母さんの決意などもっと詳しいことが話されると思います。

もしもの時の自分と重ねてみても面白いかもしれませんね。



NHKのヤラセとしか、思えない。

母親の、小松志保さんが、美しすぎる。

でも、ウソでもいい。

(本当だったら、ごめんなさい)

すごく勇気づけられた。
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