小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

山本太郎参院議員、天皇陛下に直訴?=侍従長が手紙預かる

2013-10-31 17:29:16 | 政治
「山本太郎参院議員、天皇陛下に直訴?=侍従長が手紙預かる」
(時事通信 10月31日(木)16時45分配信)

何を考えとるんだ?

明治時代じゃないんだぞ。

田中正造じゃあるまいし。

島崎藤村の「夜明け前」でもあるまいし。

憲法第一条を読んでないのか?

これだからタレント議員は困る、なのか?

こんなことをしたら、高齢で健康もすぐれない陛下を困らせ、(いや、もしかすると陛下もまさか自分が直訴を受けるとは・・・、と微笑んでおられるかもしれない)行動は全くのピントはずれであり、何の効果も無く、むしろ逆効果であり、右翼の連中だって多少、不快に思い、自分の政治家生命を危うくしかねない、ことぐらい、あらかじめ、わかっていなければならない。タレントが議員に立候補することは、悪いとは思わないが、せめて、中学校の公民の教科書は、ちゃんと読んで理解しておくべきである。

まあ、メリットとしては、中学生の公民の授業で、陛下に、こういうことは、してはいけないことなのです、と、わかりやすく、教えることが出来るのに都合のいい出来事である、という点だろう。

しかし天皇に手紙を渡しては、いけない、という法律もない。

また私は、日本国民が陛下に対し、全く対等な人間どうしのように親しげに話す姿にも抵抗を感じる。そもそも陛下は、国籍を有しておらず、日本国の象徴であるが、日本人ではないのである。
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