小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

工藤公康

2015-04-18 20:00:45 | Weblog
今シーズンから、ソフトバンクの監督になった工藤公康。

自主トレの頃は、自分がバッティング・ピッチャーをやって、内川選手に打たせたりと、のんびりした雰囲気だった。

野球解説者の時は、のんびりした感じだっだが、いざ、開幕戦が始まると、目つきが真剣になった。

やはり、勝負の世界に生きることになると、性格が豹変するものなのか、と、思った。

しかし、考えてみれば、ソフトバンクは、去年、リーグ優勝し、日本シリーズでも、優勝している。

強い選手もたくさんいる。

内川選手だって、ソフトバンクは、強いから、優勝できる可能性があるから、優勝を味わいたいために、最下位の、ベイスターズから、移籍したのだ。

なので、ソフトバンクは、今年も、優勝して、当たり前、という感覚が、起こってしまう。

しかし、他の球団でも、強い選手を補強している。

秋山監督から、工藤監督に、変わったら、ソフトバンクは、順位が落ちた、ということに、なったら、監督の力量のせい、と非難されかねない。

ちょうど、昔の、常勝、巨人が、川上監督から、長嶋監督に、変わったら、勝てなくなった、という例もある。

なので、工藤監督の、精神的プレッシャーは、それもあるのでは、ないだろうか。

とも、考えたが、やはり、そういう、余計なことは、ほとんどなく、監督として、ただ、勝つことのみを、どうやったら、勝てるか、だけを考えているから、ああいう、鋭い目つきに変わったのだろう。
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