小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

スポーツは教科書の要らない科目である

2021-11-05 04:20:04 | 武道・スポーツ
「スポーツは教科書の要らない科目である」

小学校、中学校、高校、では、履修科目の中に、英数国理社、の学科の勉強の他に、「体育」の科目がある。

英数国理社、の学科の勉強は、絶対に、「教科書」が必要な勉強である。

そんなことは、当たり前で。

「数学」の教科書を持たないで、「数学」を身につけられる生徒なんて、この世にいるはずがない。

それは、「英語」でも、そうで、「英語」の教科書を使わないで、「英語」が身につくはずがない。

「英語」の教科書を使わないで、どうやって、「英単語」を覚えることが出来るというのか?

学科の勉強は、すべて、「教科書」が必要である。

そんなことは、当たり前である。

しかし、「体育」の授業では、「教科書」は不用なのである。

体育の授業、や、スポーツの部活に、「教科書」など不用なのである。

学科の勉強と違って、「教師」の存在も必要ない。

それで、スポーツの技術は身につくのである。

子供に、あるスポーツを見せる。

というか、子供が、あるスポーツを見る。

そして、教師が、「ああやってごらん」と言う。

すると、子供は、スポーツの技術を身につけてしまう。

もちろん、言われて、すぐに、出来る子は少ない。

何回も何回も、時間をかけた、反復練習をした後、身につくのである。

教師は、生徒が怪我しないよう見守っているだけで、十分なのである。

スケートボードにせよ、サッカーにせよ、テニスにせよ、それが好きで、やっている子は、勝手に、その技術が上手くなっていく。

その子たちは、スケートボードの「教科書」なんて読んでいない。

教えてくれる「先生」も必要ない。

好きで、何か、あるスポーツをしている子供たちは、テレビ、や、上手い人が、やっているのを、見て、それを真似して、上手くなっているのである。

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