小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

バカげた参院選挙

2010-07-08 23:22:33 | Weblog
今週の日曜に参議院選挙がある。日本の政治は、つくつぐバカげている。日本がやらなければならない事。それはもう基本的なものでは大筋は決まっている。消費税の引き上げ。法人税の引き下げ。累積赤字の返還。アメリカとの良好な軍事的外交。年金、高齢化社会、社会保障、少子高齢化、対策。靖国問題。アジアとの外交。地方の活性。地方の自治。政官財癒着の切り離し。天下りの廃止。フリーター問題。等等。
政権がコロコロ変わるから、徹底してやれないのである。大切なのは、日本という国家が潰れないようにすることである。日本の政治は一致団結しようという気が無い。自民党に愛想をつかし、今度は民主党が落ち目なのを見て、政権とれるチャンスとばかり、小党乱立し、他党の批判のみしている。政治家は行動家ではなく、評論家になっている。これでは本当に日本が危ない。日本を救いたいという気持ちはあるが。所詮、政治家は、日本より、自分が議員という、高給の、安定した、そして名誉欲、権力欲が得られる公務員に就職したい、という、そして、他人の手ではなく、自分の手で日本を、なおしたい、いじくりたい、という自分の利益を、日本の問題より優先してしまっている。この場に及んでも。この気持ちがあるかぎり、彼らは本当に日本を憂いているとは、いえない。選挙で自分が当選したい、自分が男になりたい、という気持ちが一番なのであるから。二番目が、当選回数を長期に維持したいという私欲。三番目に、ちょっとだけ、日本を憂う気持ち。
そもそも政治家の選挙公約は、守られたためしがないものである。公約を破ったら、議員辞職という法律でも、つくらなくてはならない。国民受けするためには、消費税は上げない、と言っている党が議席を増やしやすいだろう。
日本の選挙制度を根本から変えなくてはダメである。
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