小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

2017-02-22 11:44:08 | Weblog
暖かくなって、体調が良くなりだした。

小説が、書けるのが、何より嬉しい。

私が、小説を書けないのは、体調が悪いのが、理由の全てである。

小説のネタは、いくらでもあるのである。

なので、今年も小説、書くぞー。

体調が、悪くなりませんように。




小説の書き方、の、人による違い。

もう、17年以上も前のことだが、一度、シナリオ教室に出てみたことがある。

ちょうど、「女生徒、カチカチ山と十六の短編」、を出版した、頃である。

その時。

講師の先生が、小説(あるいは、シナリオ)の書き方の、人による違いを言っていた。

非常に対照的な二人をあげた。

倉本聰氏、と、内館牧子さん、である。

倉本聰氏は、オーソドックスな、話の作り方で、ストーリーを、最初から、ラストまで、徹底的に、考えて、話を作る。

しかし。一方。

内館牧子さんは、主人公や、登場人物の、顔、性格、仕事、趣味、など、を、徹底的に、構想する。

そうすると、登場人物達が、かってに動いてくれるので、あまり、ストーリーは、考えなくても、小説(や、シナリオ)は、書ける。

ということを聞いた。

そんなものか、と思った。

「コンビニ人間」、で芥川賞をとった村田沙耶香さんも、内館牧子さんのように、主人公や、登場人物の、設定を、細かく考えるタイプである、らしい。

テレビで本人が言っていた。

僕には、とても、そういう方法で、小説を書くことは、出来ない。

僕は、倉本聰氏のように、おおまかな、ストーリーを、考えて、いいストーリーが思いつかないと、小説は書けない。
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