小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

スポーツはルールに制限をつけた方がいい

2019-01-17 15:17:24 | 武道・スポーツ
スポーツはルールに制限をつけた方がいい。

去年の大晦日に、キックボクサーの、那須川天心と、ボクサーの、メイウェザーの試合があった。

あれは、戦う前から、勝敗はわかっていた。

僕は、それまで、那須川天心も、メイウェザーも、知らなかった。

しかし、那須川天心は、キックボクサーの一流で、メイウェザーは、ボクサーの一流、ということは、アナウンスで知った。

一流のキックボクサー、と、一流のボクサー、が、ボクシングのルールで戦ったら、ボクサーが、勝つに決まっている。



というのは、キックボクシングは、(敵のキックを警戒するために)、後ろ足荷重で、アップライト、の構え、である。

まず。

キックボクシングでは。

手は、顔面への、パンチのための、ガードでも、あるが、ハイキックに対する、ガードでも、あるのだ。

つまり、一つのことに、専念できない、ガード技術なのである。

キックボクシングでは、相手のキック、や、膝蹴り、が、あるから、ウィービングも、あまり、使わない。し、

ウィービングを使いすぎると、キックを、食うので、危険。

パンチも、キックボクサーのパンチは、後ろ足荷重の構えから、繰り出す、パンチだから、ウェートも、あまり乗らない。

つまり、一つのことに、集中できない。

ボクサーの場合は、そのすべて、反対。

ボクサーは。キック、や、膝蹴り、の、心配がないから、クラウチングスタイルで、構えていて、手のガードは、顔面への、パンチの防御のため、だけに、専念できる高等テクニック。

ウィービング技術も、同様。

パンチも、腰の回転、や、体重移動、など、体、全部を、パンチを打つ、という目的のため、だけに、考案され、専念された、パンチだから、破壊力は、抜群。

フットワークにしても、キックボクサーでは、ボクサーの、洗練された、俊敏な、フットワークに、対応できない。

だから、一流の、ボクサーと、キックボクサー、が、ボクシングのルールで、戦ったら、ボクサーが勝つに決まっている。

キックあり、のルールでも、ボクサーが、勝つ、可能性は高い。



さて。

佐山サトル(初代タイガーマスク)、が、シューティングを始めたが。

佐山サトルは、素質(運動神経、敏捷性)、は、すごく高いが、才能も、かなり、高いが、抜群に高いとは、思わない。

佐山サトルとしては、出来るだけ、戦いに、制限をなくして、ケンカに近い格闘技を、つくろう、と、思って、シューティングをつくったのだろうが。

そうすると、パンチも、キックも、虻蜂取らず、に、なってしまうのだ。

結局、シューティングのルールで、勝つためには、相手を倒し、押さえこみ、関節を決める、という、ということに、なってしまう。

パンチや、キックは、相手を倒し、関節を決める、手段としての、パンチ、や、キック、になってしまうのだ。



それ、以外でも。

もし、サッカーで、手も使ってもいい、というルールにしたら、サッカーは、滅茶苦茶なスポーツになってしまう。



僕、個人の意見としては。

キックボクシングは、膝蹴り、は、無くした方が、いいと、思うのだが。



スポーツでは、制限を無くすほど、個々の、技の技術のレベルが低下してしまう。

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里崎智也のオープンスタンス

2019-01-17 14:10:50 | 武道・スポーツ
もう引退した、ロッテの里崎智也のバッティング。

彼の、打ち方は。ものすごい、オープンスタンスで構えていた。

しかし、打つ時は、普通の選手のように、スクエアスタンスに、踏み込んで、打っていた。

あれの、考察。

(どうして、そういう構えを、するのか。それは、ネットで調べれば、わかるだろうが、僕は、自分の今の、能力で考察したいので、しない。僕の、ブログの考察は、全部、そうである)

理由の一つ。

オープンスタンスで構えると、投手が投げるボールを、多少でも、横から、見ることが、出来るのだ。

ボールは、多少でも、横から、見た方が、有利なのである。

ボールのスピード、や、ボールの位置、が、つかみやすいからである。

テニスのラリーでは。

自分の、真正面に来た、ボールの方が、ボールのスピード、や、ボールの位置、が、つかみにくいのである。

少し、離れた、ボールの方が、ボールのスピード、や、ボールの位置、が、つかみやすいから、打ちやすいのである。

野球では、右打ちのバッター、は、右投げの、ピッチャーより、左投げの、ピッチャーの方が、多少でも、横から見えるから、打ちやすいのである。

右打ちのバッターは、右投げの、ピッチャーの球は、横からは、見えにくいから、打ちにくいのである。

里崎智也が、オープンスタンスで、構えていたのは、ボールを横から、見たいから、という、理由が、一番だと、僕は考察する。

それと、大きな、オープンスタンスで、構えていた方が、インコース、にも、対処しやすい。

デッドボールも、避けやすい。

まあ、デッドボールを、避けやすい、というのは、それが、目的ではなく、結果に、過ぎないだろうけど。

と、僕は、考察する。

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