小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

バッティングの理論

2015-11-21 00:38:28 | 武道・スポーツ
私は、他人のスポーツを見ているより、自分で、する方である。その方が面白い。

バッティングで、気づいたことがあった。

スホーツでは、頭で考え回すのではなく、反復練習が大切である。感覚が大切である。

練習の中で、何か、上手く行った時に、その、打ち方を、積極的に、試してみる、といい。

私が、最近、気づいたことなのなのだが、バットのトップを、体に近づけて、構え、打つ時、ヘッドを、遠くに出すと、カキーンと、芯に当たって、遠くに飛んでくれる。ということだ。

これは、打っている時に、たまたま偶然、感覚的に気づいたことである。

しかし、後で、考えてみて、その原理が分かった。

これは、テニスのスイングと、同じ原理である。

テニスのスイングでは、今は、インサイドからアウトサイドへ、水平にスイングする、打ち方である。

昔のテニスの打ち方は、薄い握りで、ラケット・ヘッドを下げていき、それから、徐々に上げていき、インパクトの時、ラケット面が垂直になり、その後、フォロースルーでは、ラケットを、上に上げることによって、ドライブ回転をかけて、打っていた。

しかし。今は、ラケットの性能が良くなり、ガットも、フレームも、弾きのいいのが出来た。

今のテニスでは、ラケットのヘッドを、少し、遠くに出した方がいい。

それは、ムチ(棒でも同じ)を振るのと、同じ原理である。

ムチは、短いのより、長い方が、先端の遠心力が、大きくなる。

今のテニスては、ラケットの、遠心力の力で、打っている。のである。

それが、バッティングでも、同じ原理なのだと、気づいた。

ただ、あまり、腕を遠くに、伸ばし切ってしまうと、バットコントロールが出来にくくなる。

なので、腕は、伸ばし切らず、少し、曲げていた方がいい。

感覚で、上手くいったことを、後で、物理学の原理、や、You-Tubeの動画で、確かめるといい。

原理が分かっていれば、スランプには、なりにくい。

スポーツ選手で、スランプになるのは、原理がわかっていないからである。

一体、どうして、打てなくなったのか、自分でも、訳が分からなくなってしまうからである。

内川聖一選手は、トップを、体から、かなり離して構えている。それで、打っている。

私には、あの打ち方の、原理は、分からない。

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