小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

選挙予想

2013-07-20 19:14:46 | 政治
明日の参議院選挙の予想。私はエコノミストでもないし、そんなに日本の現状を知っているわけでもないので、たいして当たらないだろうが。まず自民党と公明党が議席を増やし、ねじれが解消されるだろう。アベノミクスの副作用で深刻な経営困難になっている中小企業は、もちろん自民党には入れないだろうが。大企業だけ、とはいいながらも、一応、日本の経済は快方に向かっている。政治に利害関係がなく、政治に関心を持っていて、投票に行くような偉い人は、日本の政治の停滞に、うんざりしているはずである。年金にしても、保育所にしても、いい加減、ちゃんと、一貫した法案を作って、それを通し、実行して欲しい、と思っていると思う。もう、本音は党益の拡大しか頭にないのに詭弁を弄しつづける、実行力のない、社民党や共産党は、まず伸びないだろう。それと憲法改正である。憲法9条改正、即、戦争する国、などと社民党や共産党は言っているけれど、自衛権はちゃんと明記し、もういい加減、自衛隊の中途半端な、まだるっこしい立場を解消して欲しいものである。自衛隊を軍隊と認める、ただそれだけのことで、他国(中国や北朝鮮)は、日本をなめれなくなり、かえって日本を威嚇しようという気が起こりにくくなり、ひいては戦争も起こりにくくなる。どんな動物でも、unjustis injury に対し、自衛する武器は持っている。しかし、日米同盟によって、日本の国益にならない無意味なアメリカの戦争にまで、もっと協力しなくてはならなくなると思うと、むかつく。まあ、当分はオバマが大統領でいてくれるからいいが。ブッシュみたいのが、また、ぶり返して大統領になったら、非常に困る。
維新の会は、橋下氏の従軍慰安婦に対する非常に悪い暴言があったが、それほど議席は減らないと思う。暴言は失言であり、今後の政治に対する行動力とは、別の物である。国民は、行動してくれる人に対し、期待し、暴力的であっても、橋下氏は、改革の行動をしている。しかし、石原慎太郎氏には全く期待していない。氏は、東京都知事をやって、政治を動かせないのは、官僚の縦割り行政と、単式簿記ということを痛感し、さかんにそれを主張しているが、主張しているだけで、どうやったら、日本の官僚独裁支配を崩せるか、ということの具体的、現実的、解決策を何も提示してないし、出来ない。氏は、吠えているだけである。しかし、熱心に吠える人さえいなくなったら、日本はもっと悪くなる。したたか自民党が、ますます、したたかになる。まあ、氏は確かな野党人とでもいうべきか。では、どうやったら日本の官僚独裁支配を崩せるか。それは、官僚の採用基準を、東大法学部卒だけでなく、アントニオ猪木のような、腕力が強く、正義感も強いような、こわい人間を、ある程度の人数、入れてみたら、少しは良くなるのではなかろうか。

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