’ちゃんg’ の ’ぶろg’

読書メーターの記事は娘へのメッセージです。将来、同じ本を読んでくれたら嬉しいです。

8月の読書メーター

2024-09-03 | Weblog

8月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1236
ナイス数:136

幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) (ハルキ文庫 た 19-32)幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) (ハルキ文庫 た 19-32)感想
購入本。妹の結のその後。てっきり娘の桂は助からないものと思ってた。どこまでも堕ちて行って読者の溜飲を下す、という結末もあり得たけれど、最後に改心させるところが作者の優しさなんだな。菊栄様と惣ぼんの付かず離れずの関係も粋だねぇ。この二人の続編希望。最後の最後まで楽しませていただきました。
読了日:08月30日 著者:髙田 郁


契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫 た 19-31)契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫 た 19-31)感想
面白かった!本編に登場する4人を主人公に据えた恋バナ4編。もう、最初の惣ぼんで心を鷲づかみされ、佐助の年の差婚、お竹さんの決断、そして幸の再婚。どれも最高でした。あらためて五十鈴屋の歴史を振り返って波乱万丈でしたなぁ、と。この感動が薄れないうちに下巻は購入(課金)します。
読了日:08月30日 著者:髙田 郁


可燃物可燃物感想
数学的というかクイズのような読後感。県警捜査一課の葛(かつら)警部が事件のどこに引っ掛かっているのかがミステリー。捜査はジリジリと進み、玉石混合と思われる情報が錯綜し混沌たる様相を呈してくる中、最後には唯一となる解が示される。特に「ねむけ」はタイトル意識しないで読んでたので「おぉ、そこにあったか」って感じ。面白かった。
読了日:08月15日 著者:米澤 穂信


バッドカンパニー (集英社文庫)バッドカンパニー (集英社文庫)感想
痛快娯楽小説。表の看板は人材派遣業だけれど、実際にはオカネ次第で非合法な仕事を請け負うバッドカンパニーNAS。そしてその元締めが美貌の女社長(ただし本性はヤクザ)で、その女社長にコキ使われるケンカ最強の有働と秘書柴犬。様々な依頼が舞い込む中、この3人のバランスが絶妙で期待を裏切らない面白さ。少し昭和な香りも楽しめました。ドロン。
読了日:08月09日 著者:深町 秋生

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